相変わらずオートバイ事故に関連したニュースを頻繁に目にしますが、四輪と二輪の事故死亡率を比較すると、バイク乗車中致死率は自動車乗車中致死率の4倍になるのだそうです。
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バイクはうざいと思うドライバー
交差点で右折する四輪と直進してきたバイクが接触する右直事故が多いのは、四輪側がバイクのスピードと距離感をつかめずに「行ける」と思って右折するとか、単純にバイクに気付いていないなどのケースがあります。
道交法での優先順位は直進車ですが、右折しようとしたら対向車の陰から突然バイクが現れたり、想像以上のスピードで直進してくるバイクもいるので右折車ばかりが悪い訳ではないんですね。
なので、「バイクはうざい、バイクは嫌い」と思うドライバーが存在するのは頷けます。
バイク乗りに優しいドライバーのご厚意
逆に、バイクに優しいドライバーもいる訳で、今回は「お先にどうぞ」と進路を譲ってくれたけれど怖かったという体験談であります。
制限速度70km/hの自動車専用道(片側一車線の長~いトンネル内)をバイクで走行中に、大型トラックのドライバーさんが右手で「お先にどうぞ」の合図をくれました。
私としては譲って頂かなくてもよかったのですが、後方バイクの存在に気付いて通り道を空けてくれたドライバーさんの気持ちに応えねばという思いがフツフツと湧きあがりました。
優しさに乗っかって危険な追い抜き
しかし、車線分離標(中央分離帯のポール)と大型トラックの隙間は非常に狭く、トンネル内特有の大型車同士がすれ違う時の巻き込み風もあって、恐怖を感じながらの追い抜きとなりました。
反省
結果は何事もなく追い抜き完了しましたが、やるべき行為ではなかったと反省もしました。
トラック側にせよセンターポール側にせよ接触する可能性はありましたし、進路を空けてくれたドライバーさんは知らない人ですからね。
歪んだ見方になりますが、世の中には譲るそぶりから幅寄せに転じる輩も存在する訳で、そういうことまで想定して運転するべきでしたし、それ以前に、トンネル内では完全NG行為ですからね。
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まとめ
無茶な運転をする人は二輪乗りに限らず四輪乗りにも存在しますが、その無茶が事故に繋がった時、身体が外部にさらされているライダーの身体損傷は四輪の比ではない訳で、ライダーの皆様に安全運転を訴えつつ、その前に「私がちゃんとやれよ!」というお話でした。
それではまたっ!
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