人身事故の被害者も保険金詐欺の共謀者になったのは何故?

こんにちは、交通関連の気になった事件を稀に取り上げるアーチビブログです。

今回取り上げるは、人身事故の自動車保険金詐欺なのですが、事故の被害者まで共謀者になってしまった事件です。

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事件の内容

事故を起こして自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)などで送検済の男(28歳)が、詐欺の疑いで再逮捕されました。

逮捕容疑は、容疑者が自動車保険未加入の車で起こした人身事故で、知人と事故の被害者ら人と共謀し、知人の車で起こした事故として保険会社にウソの事故申告をさせ、保険金約162万円をだまし取った疑いです。

容疑者は、だまし取った保険金を共謀した事故の被害者への通院費や慰謝料、車両の修理代に充て、その支払いを免れていました。

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被害者も共謀者になったのは何故?

なぜ被害者まで共謀者になったのかを勝手に推測してみました。

被害者にしてみれば、追突してきた相手が無保険だと十分な補償が受けられない訳で、更に加害者が無免許で車両修理費等の支払い能力もないとなると、自身の通院費を含めて甚大な被害が生じます。

事故直後で相手が無保険と分かった精神的ストレスが生じている心理状態の時に、加害者から「何とか保険金を使えるようにする提案」を持ちかけられたとしたらどうでしょう

支払ってもらえる方に心が動いてしまう気持ちは分からなくないです。

被害者も腹黒タイプだった可能性もありますが、善良タイプがうまく丸め込まれたとしたら非常に気の毒に感じた事件でした。

ドライバー全てが保険に詳しい訳ではないですもんね!

ただね、だまし取ったお金は全て被害者のために使っていることを考えると、容疑者も極悪人ではない気がします。

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明日は我が身?

交通事故被害に遭う確率は運転者も歩行者含めて年間に0.2%と言われていて、当然ですが生涯で交通事故に遭わない人の方が遥かに多いです。

更に相手が無保険の交通事故確率を考えると皆無に近い気もしますが、パトカーが無保険だったなんてこともある訳で、予期せぬことが起こる確率なんて測れませんよね。

明日は我が身という気持ちがあるから皆が保険に加入するんですね。

まとめ

普通乗用車の任意保険の加入率は割以上なのに、危険率が高いバイク(排気量125cc超)の任意保険加入率は割以下です。

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加入していない人の理由は「保険料が高いから」「あまり乗らないから」などですが、もしもの事を考えると、自分への補償は最低限に抑えてでも被害者への補償はしっかりしたものに加入しておくべきだと思います。

今回は何だか保険屋さんが書いた記事みたいになってしまいました。

それではまたっ!

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