調子が悪い草刈機2台が簡単に直ったお話 新ダイワSSR2603

農機具などの修理業者が無い田舎でバイクなんぞに乗っていると「エンジン機械を直せないかぃ?」と頼まれることがあるアーチビブログの あーさん です。

妻の実家の義父を誘って昼食に出掛ける予定の父の日の早朝、「調子が悪い草刈機を診てくれんかのぉ」と、農家の爺様(一応顔見知り)が台の草刈機を持参されました。

「新ダイワ」というメーカーの「SSR2602(使い込まれて古そう)「SSR2603(かなり新しそう)という機種です。

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症状

どちらも調子良く使っていたのに、古い方はエンジンのかかりが悪くなり、かかっても回転が上がらないという症状で、新しい方はエンジンが全くかからなくなったという症状です。

出掛ける予定ではありますが、父の日でもあるので困ってらっしゃる爺様のためにお出掛け前の修理を試みました。

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簡単であろう予想

燃料を入れたまま長く放置されていた場合は燃料ホースやキャブレター内のゴムが劣化していて部品注文が必要な場合がありますが、今回は調子が良かったのに始動性が悪くなったケースなので、簡単に直りそうだと思ったんですよね。

先ずはどちらもプラグを交換してみたところ、古い方は始動性は良くなったけれど確かに回転が上がりません。

新しい方はエンジンはかかかるようになったけれど、一発始動にはならないので何処かに不具合がありそうです。

プラグについて

プラグは安い物なので、こういう時のために数個買い溜めしております。

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ちなみに、電極が長いタイプと短いタイプがありますが、草刈り機に装着されているプラグは長いタイプが多い気がします。

SSR2602 修理

先ずは面倒臭そうな古い方(SSR2602)から片づけます。

回転が上がらないという症状は以前の修理で経験しているのでたぶん同じだと予想しました。

あの時は「SSR2601」だったから、数字が増える方が新しい機種なんですね。

排気口カーボン除去

マフラー(消音パーツ)を外してシリンダーを覗くと、案の定カーボンが排気口を半分以上塞いでいたので、ピストンが傷付かない様に注意しつつ小さなマイナスドライバー等でホジホジと掻き出しました。

その後、マフラーを組んでエンジン始動すると、始動性も回転具合も上々になったので、これにて修理完了です。

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SSR2603 修理

こちらの機種は結構新しいけれど、プラグに付着したカーボンからみて使用頻度は多いようなので、不具合箇所は何となくピンときておりました。

ボルトの増し締め

各部のボルト(ネジ)をチェックしてみると緩み気味のボルトがありました。

キャブレターを固定するボルト(下画像参照)も少し緩んでいたので、密閉不足からの圧縮漏れで十分な燃料が吸入できないから始動が困難だったと予想できます。

各部のボルトをチェック後にエンジンを始動すると全てが絶好調になったので修理完了です。

まとめ

こういう修理って最初に不具合箇所を見つけるのが大変なのですが、直ぐに対応できたのは私のスキルがアップしてるってことなんですかね(笑)

農協やホームセンターに修理を依頼すると1~2週間はかかるところを1時間程度で済んだので爺様は大変喜んでおられました。

その後、義父との食事を終え帰宅すると、息子夫婦から父の日の贈り物(地ビールセット)が届いておりました。

修理依頼の爺様と義父と私にとって良い父の日となりました♪

それではまたっ♪

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