こんにちは、あーさん(私)と、ちびさん(妻)の、二人合わせてアーチビブログです。
突然ですが、あなたは高級車が好きですか?
「高級車の定義とは?」と考えてみると、大衆車と比較して「大排気量で高性能で室内装備は豪華絢爛☆」というのが一般論になりますかね?
友人の「クラウン」や「アルファード」に乗ると、「デカくて静かで豪華で高級だよなぁ!」と驚くのですが、デカい車が好きではない私の場合、驚きはするけど憧れはないんですよね。
買えない者の僻(ひが)みかな?
でも、小さければいいというわけではなく、小さくても高性能車であったり、小さくても豪華絢爛な内装の車両に憧れるんです。
例えば小さくて高性能車と言えば、⇩の『BMW M2』は正に憧れの一台です☆
そして、小型と言えば日本の軽自動車ですよね。
軽自動車の黎明期は簡素な装備で価格を抑えた「庶民のための自家用車」でしたが、近年の軽自動車は高級車に劣らぬフル装備の車両が増えました。
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【1】軽自動車は小さな高級車?
話しは変わりますが。
昨年急逝した義母の一周忌を先日終えました。
しばらくの間コロナウィルス感染拡大が落ち着いていたので、法事と合わせて料亭での会食を予約していたのですが、オミクロン株の感染拡大を考慮して会食はキャンセルし、法事後は弁当を持ち帰り解散となりました。
で、妻と二人で車内で弁当を食べることにしたんですが、こういうシチュエーションでの食事ってのも楽しいですねっ♪
軽自動車とは思えない内装と広い後席空間を活かしたテーブル付きの革調シートなど(グレードにより違いあり)、N-BOXは小さな高級車だと思うあーさんでございます♪
個人的意見ですよぉ~!
(⇧ N-BOX Custom TURBO JF3型)
【2】正真正銘の小さな高級車
後席にテーブルが設置されピクニックなどで食事ができる小さな高級車と言えば、私の脳裏に真っ先に浮かぶのが「バンデンプラス・プリンセス(略称 バンプラ)」という、古い英車なんですよね。
(⇧ バンデンプラス・プリンセス)
【3】バンプラとは
「バンデンプラス社」というイギリスのコーチビルダー(メーカー製作のエンジン・シャシーをベースにボディを設計・製作・架装する業者)は、ロールスロイスやベントレーというデカいボディの架装をしていましたが、やがて「モーリスAD016」という小型セダンを元に外装や内装を架装した車両も生産しました。
それが「バンプラ」です。
(⇧ モーリスAD016)
(1)内装
バンプラは「ベビーロールス」とも呼ばれ、外装にはロールスロイス風のメッキグリルやメッキドアハンドル、内装はウォールナット木材をふんだんに使用し、本革シートや敷き詰められたカーペット、更にリアシートにはピクニックテーブルが装備されています。
(⇧ バンデンプラス・プリンセス 内装)
お洒落な車ぁ~☆
コンパクトサイズだけれどもショーファードリブン(運転手付き)仕様で、当時はイギリスの王族であるアン皇女も乗っていたそうです。
正にプリンセスの名に相応しい小さな高級車です。
エンジンはミニ(ミニクーパー)のものを使用し、1100cc(MT 55馬力、AT 48馬力) と 1300cc(MT65馬力、AT 62馬力)の車両があります。
現代の軽自動車クラスの車両重量と馬力です!
(2)サスペンション
サスペンションはゴム系のミニと違い、ハイドラスティックサスペンション(油圧式懸架装置=昔の大衆車ベースなのでゴム内液体封入)を装備し乗り心地も快適だったそうです。
ちなみに、当時の販売価格はミニの3倍です。
イギリスの街並みを走行するのに、デカいロールスロイスやベントレーでは小回りが利かず、当時の王族や貴族がちょっとそこまで出かけるのに、ショーファードリブンとしてだけではなく、自らドライブする車として重宝されていたんですね。
現代の軽自動車やスクーター感覚かな?
ダウンサイジングが流行の現在、小さな高級車というコンセプトが見直されてきていますが、30年以上前に作られたバンプラを現代の技術で作り直してくれるメーカーがないですかね?
田舎にはこういう古い外国車などを扱っているカーショップはなく、憧れはあっても所有するには至りませんが、そういう車が登場する漫画などを見ると欲しくなっちゃうあーさんであります。
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【4】バンプラに憧れて
(⇧ バンデンプラス・プリンセス内装)
【5】まとめ
軽自動車としては静かな室内(純正デッドニング)と、食事ができるテーブル付きで、アーチビ家にとっては、不満が見つからない小さな高級車でございますっ♪
それではまたっ♪
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