積雪道路ではトラックなどの大型車に注意しましょう!というお話

「積雪道路での大渋滞は概ね冬用タイヤ未装着の車両が原因」だと、積雪が多い地域の道路整備局は毎年注意を促しています。

にも拘らず、今冬も各地で大渋滞が発生したことで「いまだにノーマルタイヤ装着車両の通行があります」と、道路整備局のあきれ果てたような口調が話題になった地域もあります。

「道路の積雪や凍結が発生する時期にノーマルタイヤで外出することは立往生などの深刻な交通渋滞や通行止めを引き起こす恐れがあり、すべり止め措置をとらない運転は法令違反となります」と、強い口調であらためて呼びかけています。

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タイヤチェーン装着のタイミング

タイヤチェーンを装着するタイミングは、雪が降っている時や路面が凍結している時。また、チェーン規制が敷かれている道路を走行する時です。

私が暮らす田舎では30~70cmほどの積雪(山間部は100cm以上)が年に数回あり、稀に渋滞距離が5km以上になることもありますが、原因のほとんどは県外車のノーマルタイヤ大型トレーラーのスタック(タイヤが空転して動けなくなる)です。

どの車両もタイヤチェーンは準備されているのですが、大型車への装着は面倒だからなのかチェーン規制が敷かれる自動車専用道は使わないで一般道でスタックするんです。

ギリギリまで我慢して装着のタイミングを逸っするんですね。

ちなみに、普通車のノーマルタイヤの場合、緊急時に簡単装着ができるお勧めの布製チェーンは下の画像をクリックしたページで紹介しております。

これマジで良かったです☆

チェーン装着大型車に注意というお話

もちろん、しっかりとチェーンを装着した大型車の方が多いです。

で、下の画像の様に青空が見えて雪が溶け始め、轍にアスファルトが見えて積雪が道路中央に残る道路では、対向車にチェーンを装着した大型車が来ると注意が必要になるんです。

対向車の雪しぶき

アスファルト路面をチェーンで走行するとチェーンが摩耗して切れやすくなるから、チェーン装着車は路肩や中央の雪上を走行しようとします。

道路中央の溶け始めた雪は非常に重くて、これを大型車が跳ねる(雪しぶき)と、反対車線の路肩まで飛び散ることがあります。

先日、対向大型車から突然の雪しぶきをモロに浴びた我が家の車(ホンダ N-BOX)は、フロントガラス全面に重い雪を浴びせられて数秒間ですが視界がゼロになりました。

避けるのが難しい雪しぶき

今回の様に突然浴びせられるケースは避けようがありません。

また、雪しぶきを上げながら迫って来る様な予測できるケースでも、雪道には逃げ場が少ないから減速して浴びせられるのを待つしかない場合があります。

雪の中に小石等が混ざっている場合もあるからやられた時は結構ショックです。

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運送会社へのペナルティ

話は積雪道路の渋滞に戻りますが、国土交通省は月初旬の発表で「雪道において悪質な立往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となる」と警告し、運送会社に重いペナルティを課すという宣言がなされました。

大型トラックや長距離トラックのドライバーさんって何かと重労働で大変だとは思いますが、大雪時の大渋滞は健康悪化などの二次被害も発生しますので、十分な備えで走行して頂きたいと思います。

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まとめ

冒頭の雪道画像は N-BOX のドライブレコーダー画像です。

雪しぶき被害に遭った日後にこのブログを書こうとチェックしたところ、当該時間の映像は既に上書きされていたのでイラストを載せることにしました。

N-BOX 純正ドライブレコーダーは、一つの microSD カードで前後の映像を録画しているから上書き消去が早いんですね。

何事もなく生活しているとドライブレコーダーを見る事例がないから気付かなかったけれど、次に何かあった時は直ちに映像チェックして保存をするぞぉと心に決めた次第であります。

それではまたっ!

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