検挙数が多い交通違反で普通車と二輪車の違反点数と反則金

警察庁から2023年の交通違反検挙件数が公表されました。
それによると2023年中の交通違反検挙件数は547万6654件でした。

今回は検挙件数トップ8の解説と、普通車と二輪車の違反点数と反則金を調べました。

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1、検挙数が多い違反

検挙数が多いトップ8は以下の通りです。

1位「一時不停止」(126万7094件)
2位「スピード違反」(88万8500件)
3位「放置違反金納付命令件数」(64万6973件)
4位「通行禁止違反」(61万6174件)

5位「信号無視」(42万8565件)
6位「座席ベルト装着義務違反」(31万4727件)
7位「歩行者妨害」(31万2250件)
8位「携帯電話使用違反」(21万4458件)

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(1)一時不停止

一時不停止については、「停止位置をオーバーしていた」とか「停止時間が短い」など、ドライバーは停止したつもりでも許されなかったケースもあると思います。

違反点数は2点。
反則金は普通車7,000円。
二輪車6,000円です。

(2)速度違反件数の内訳

私の場合ですが、一時停止などの標識に従った交通ルールは意識して守っているつもりですが、スピード違反の厳守だけは自信が無いんですよね。

というのは、飛ばしていない感覚で走行していたとしても実際の速度は予想外に出ている場合があるからです。

特に大型バイク運転時はそうなりがちです!

速度違反の中で、制限速度を50キロオーバーなんていうのは故意だと思いますが、気づかないうちに出ているという速度は何キロオーバー程度なのでしょうね

という訳で、速度違反の内訳を表にしてみました。

速度 件数
50km/h以上 12508
50km/h未満 122218
30km/h未満 183204
25km/h未満 292723
20km/h未満 277769
15km/h未満 78

「15km/h以上20km/h未満」あたりの速度が「気づかずに出していた速度」という感じですかね。

「15km/h未満」が極端に少ないのは、車両の速度計の機械的な誤差が10km/h程度あることから誤差範囲が考慮されているからだと思います。

「30km/h以上35km/h未満」「35km/h以上40km/h未満」「30km/h以上50km/h未満」にまとめているようですね。

速度違反の点数と反則金

ちなみに「速度違反の点数と反則金」の内訳は下表です。

  違反点数 反則金 普通車(二輪車)
速度 一般道 高速道 一般道 高速道
50km/h以上 12 6ヵ月以下の懲役又は10万円以下の罰金 6ヵ月以下の懲役又は10万円以下の罰金
50km/h未満 6 6
40km/h未満 3 35,000円(30,000円)
35km/h未満 25,000円(20,000円)
30km/h未満 3 18,000円(15,000円)
25km/h未満 2 15,000円(12,000円)
20km/h未満 1 12,000円(9,000円)
15km/h未満 1 9,000円(7,000円)

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(3)放置違反金納付命令件数

放置違反金納付命令件数はちょっと分かりにくいと思います。
駐車(駐停車)違反と放置車両違反に分けられるので説明します。

駐車(駐停車)禁止違反

「駐車(駐停車)禁止違反」の場合は、運転者が車内か車両の近くにいて現場で青切符を切られて8日以内に反則金を納付すれば法的手続きが完了します。

駐車違反場所の違反点数は2点
反則金は普通車10,000円。
二輪車6,000円です。

駐停車禁止場所の違反点数は3点。
反則金は普通車12,000円。
二輪車7,000円です。

放置車両違反

「放置車両違反」は、運転者が特定できない場合に「放置車両確認標章」という黄色のステッカーが貼られる違反です。

放置した運転者が出頭せず、放置違反金も納付しないでいた場合に都道府県公安委員会から出される命令のことです。

放置違反で運転者の出頭がなく所有者に納付命令が出た場合は違反点数はなしで反則金のみの支払いになります。

「所有者の場合は違反点数がない」というのが抜け穴的要素を含んでおります。

駐車禁止場所の場合
普通車15,000円。
二輪車9,000円です。

駐停車禁止場所の場合
普通車18,000円。
二輪車10,000円です。

ちなみに、駐車(駐停車)違反の件数は14万5311件なので、出頭しない運転者が如何に多いかということが分かると共に、抜け穴を利用した違反点数回避が見え隠れしますね。

私が運転者と所有者で黄色ステッカーを貼られたとすると、私も運転者としては出頭しないで納付命令を待つ方を選びますからね。

(4)通行禁止違反

通行禁止違反とは、道路標識等によって通行が禁止されている道路等を通行する違反です。
車両通行止め道路や歩行者専用道路、一方通行の逆走等のケースです。

違反点数は2点。
反則金は普通車7,000円。
二輪車6,000円です。

(5)信号無視

信号無視は大事故に至る可能性が高い違反ですが、信号が赤になった直後でもそのまま走行する車両も結構あるので検挙件数が多いのではないでしょうか。

赤色等の信号無視の場合、違反点数は2点。
反則金は普通車9,000円。
二輪車7,000円です。

点滅の信号無視の場合、違反点数は2点。
反則金は普通車7,000円。
二輪車6,000円です。

(6)座席ベルト装着義務違反

運転席と助手席のシートベルト非装着は一般道路も高速道路も違反点数1点になります。
後部座席のシートベルト非装着は高速道路や自動車専用道路での非装着に対して違反点数1点になり一般道路では口頭注意になります。

反則金はありません。

(7)歩行者妨害

ドライバーは横断歩道を横断又は横断しようとする歩行者のために横断歩道の直前で一時停止し歩行者の横断を妨げないようにしなければならないというルールに反して一時停止をしないで歩行者の横断を妨害すると歩行者妨害違反になります。

違反点数は2点。
反則金は普通車9,000円。
二輪車7,000円です。

(8)携帯電話使用等

「ながら運転」の罰則が厳しくなった運転中の携帯電話(スマートフォン)使用には2種類の違反があります。

内訳は運転中に使用した使用違反が21万4318件。
使用して事故をおこすなど交通の危険を生じさせた危険違反が140件でした。

使用違反の違反点数は3点。
反則金は普通車18,000円。
二輪車15,000円です。

危険違反の違反点数は6点で一発免停になります。
普通車も二輪車も一年以下の懲役又は30万円以下の罰金になります。

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2、悪質な違反

上記のトップ8以外で、悪質な違反として無免許運転と飲酒運転にも触れておきます。

(1)無免許運転

無免許運転は1万7599件でした。

無免許運転の違反点数は25点。
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金になります。

(2)飲酒運転

飲酒運転は2万1467件でした。
違反点数と罰金の内訳は以下の通りです。

飲酒運転 件数 違反点数 罰金
酒酔い運転 642 35 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転0.25mg/L以上 15714 25 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒気帯び運転0.15~0.25mg/L未満 5111 13

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3、まとめ

「事故を起こす人は何度も起こし、違反する人は何度も違反する」なんて言われていますが、注意散漫な運転をしがちな人は信号や標識を見落としたり交通の流れに合わせた走行ができていないから同じ過ちを犯すってことなんでしょうねぇ。

しかし、失敗を糧にして成長する人も多い訳で、ゴールド免許の所有率(現在は約60%)が上がることを望むと致しましょう。

高齢者による事故のニュースが多い昨今ですが、この記事を書いている途中で身内が歩行中に自動車に轢かれて重症という連絡が入りました(大汗)

相手はかなりの高齢ドライバーです。

次回は高齢者による事故について書いてみようと思います。

それではまたっ!

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