こんにちは、アーチビブログ運営者、アラ還の あーさん です。
ルッキズム(外見差別)が叫ばれる昨今ですが、アラ還(60歳前後の世代)になると同い年でも見た目の格差が生じ、若々しさを保っている者から老人化した者まで千差万別となります。
交わす会話は「定年退職後の再雇用と再就職」「年金の受け取り年齢」「終活について」など、人生のエピローグを迎える内容が多くなります。
逆に第二の人生のプロローグでもあり、定年退職して自由と趣味を謳歌している仲間と過ごす時間は楽しいものです。
しかし、皆が皆良き人生を過ごしている訳ではなく、今回は虚しい第二の人生を迎えた友人のお話です。
Sponsored Link
第二の人生は人それぞれ
前回登場した、車やバイクが大好きだったのに運転免許を返納せざるを得ない病気になってしまった友人の更なる悲劇のお話になります。
10年ほど音信不通だった彼が定年退職を機に帰郷したのですが、その容姿はボサボサの白髪頭と伸び放題の白髭、ヨレヨレのTシャツと短パン姿で完全に老人化しておりました。
四輪も二輪も外国車を所有し颯爽としていた彼の面影はどこにもありません!
帰郷の理由も人それぞれ
都会に就職していたけれど故郷が好きだからと定年後に帰ってくる人はこちらの田舎にも少数存在します。
しかし彼の帰郷理由は違いました。
数年前に離婚して独り身となり、彼の地でアパートでも借りようかと思ったけれど、仕事もお金もないので長年放置していた実家に住むしかないと思ったとのこと……。
離婚、無職、貯金なし、テンカン発症、運転免許なし……。
聞けば聞くほど良いことが一つもないんです。
アラ還世代が人生詰んだと感じた時、その原因は「孤独感」「喪失感」「経済的不安」「健康不安」などらしいですが、どれも当てはまっているから非常に難儀であります。
予想通りの展開?
さてさて、仲間との連絡を絶って10年も消息不明だった友人がヨレヨレ姿で突然現れるというシチュエーションって、誰もが予想できる展開がありますよね?
仕事中で忙しい私は「一段落したら連絡するから」と伝えたのですが、別れ際の彼の一言は!
悪いけど2~3万貸してくれないかな?
でした。
いや、予想通りだけど早すぎるって!!
あなたならどうする?
友人からのお金の無心をあなたならどうしますか?
お金の貸し借りはきっぱりと断る!というのが正解だと思います。
銭の切れ目は縁の切れ目ということわざがあるように、お金を無心するタイプの人物とは早めに縁を切るべきです。
ただ、私と彼は親しい関係なので、彼の生活費として渋沢さんを2枚提供しました。
貸すのではなく提供と割り切れる私のお小遣い事情の最大の金額です!(苦笑)
<広告です>
お人好しな性格
「お人好し」の定義に「利用されやすい人」「騙されやすい人」などがありますが、少額限定とはいえ騙されてあげる私は確かにお人好しですよね。(苦笑)
ただね、⇩この記事で書いているケチで姑息な野郎は当然ガン無視する訳で、今回の彼は最近流行りのクズ芸人のような憎めない人の好さを持っているからとりあえずオッケイなんです。
堪え性が無い性格
彼の人生が何故こんなに変わってしまったのかは分かりませんが、彼の堪(こら)え性が無い性格が大きく関係している可能性は否定できません。
彼が音信不通になっている時、偶然でも本人が見ることがあれば連絡が欲しくて書いたのが下の画像をクリックした記事です。
自動二輪免許を持っていないのに頭金なしのフルローンでハーレーを購入する人ってそうはいないと思いますが彼はそういう人物です。
そういう無計画な買い物はバイクに限らず四輪もなので、嫁さんに愛想を尽かされるのは無理もないと想像できます。
まとめ
無駄遣いが激しい彼からのお金の無心は今回だけではなく過去にもありました。
その頃は借りるのに明確な理由があり「自動二輪免許取得費用の15万円」とか「給料日前で金欠だから3万円」などで、全て返済済みです。
しかし、今回は理由なしの「悪いけど2~3万円」ですからね!(笑)
運転免許がなくてテンカン発作の可能性ありとなると容易に仕事は見つからないでしょうけれど、高給取りだったから結構な額の厚生年金を納めている筈でそれが望みかな?
近年、お金はないけど高級車に乗りたくて残価設定型クレジットを組む失敗例が話題になっておりますが、彼はこの失敗型の人間かもしれませんね。
私も良い車や良いバイクに乗りたい派なので残クレを否定はしませんが、欲望のみに走らず将来に備えた計画も考えねばという教訓のお話でした。
ちなみに、彼の今後については他の仲間と話し合っていて、私一人が彼の負を背負っている訳ではありませんので、もし、貸す側として一人で悩んでいる方があれば、貸したお金は諦めてでも縁を切るべきだと思います。
それではまたっ!
Sponsored Link