６年目の法定１２ヶ月点検費用が２０万円を超えたお話

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

今回は、６年目を迎えた「VW Golf」の12ヶ月法定点検をディーラーで受けたら、27万円ほどかかると言われ、必要最小限の22万円弱に抑えた友人（Ｎさん）のお話です。

普通の点検入庫なのにこれだけの金額を提示されたら誰もが驚く訳で、非常に気になるから内訳を聞いてみました。

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通常の点検費用

私が普通に考える12ヶ月点検は、点検費用とオイル交換費用程度なので、まずはその金額を考えます。

下表が12ヶ月点検費用です。
26,800円が高いか安いか？

個人的には少々高いな！と思う金額です！

下表がエンジンオイル交換費用です。

かなり高額なオイルですがメーカー推奨の交換サイクルが２年の100％化学合成ロングライフオイルなので２年間無交換で済むのなら安価だと言えます。

ここからが今回の高額請求の本題になります。

滅多にないであろう現象ですが、ボンネットオープン用ケーブルが切れていてボンネットが開かなかったのだそうです。

修理費用内訳が下表で、個人的には結構な金額だと思いました。

部品はオープンレバー（ハンドル）とケーブル２本、金具（ブラケット）と保護ゴム（グロメット）の総交換で、ロック開錠工賃と交換工賃が高いのは難しい作業なのでしょうね。

Ｎさん曰く「私がボンネットを開ける事はないので『切れていた』のではなく、開けようとしたら『切れた』が正解だと思う」とのこと。

確かにね、ケーブルが切れるとしたらオープンレバーを引いた時なので、「切れていた」と言われるとＮさんが切っていたように聞こえます。

言葉のニュアンスですが、ディーラーマンとしては下手な説明だったかもしれませんね。

ちなみに、「何故切れたのか？」が気になりますが、整備主任曰く「Ｎさんのお住まいの地域が山間部なので冬の凍結防止剤の影響で錆びて切れたのではないか」とのこと……。

って、おぃおぃ！何言ってんの？

これは非常に勝手な憶測で、ならば塩害が更に酷い雪が降る海沿いの地域のほとんどの車はボンネットが開かなくなるってことになっちゃいます。

私もここの整備主任さんの知ったかぶりの言葉に呆れたことがあるので（下画像をクリックしったページ参照）、何となく理不尽さを感じておられるＮさんに共感しました。

ブレーキにも異常箇所があったそうです。

リアブレーキのディスクの錆が酷くブレーキパッドの残量も少ないとのことで交換を余儀なくされたそうで、下表が修理費用内訳です。

昔はフロントブレーキの方が早く減っていたのですが、近年の車はスタビリティコントロールなどの運転支援システムがリアブレーキを多く使うからリアの減りが早いんですね。

こちらの工賃はボンネット系の工賃より安いですが、ホイール脱着費用まで取るかね？とも思っちゃいました。

上記を合算した費用の総合計が下表です。