こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
毎年秋に行われる地域の運動会が終わり、今年の田舎暮らしも大きな行事は終わったなと安堵しているところですが、その運動会開催日の二週間前のことです。
仕事中に右腕にチクッ!とした痛みを感じて、見ると、虫刺されのような跡が二つ。
蛇に噛まれたような二つの跡【・・】なので、何だかホラー的な気味悪さを感じましたが、蛇や吸血鬼が居たわけではないですし、痛痒い感じなので、虫刺されだろうから2~3日もすれば治るだろうと放っておりました。
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1、虫刺され? 病気?
ところが、3日目になると、腕だけではなく、右脇の下を中心にして、胸や背中にも痛みが!
ヒリヒリするような、チクチクするような、稀にズキズキという痛みもあり、特に右胸付近に『ズキンッ!』とした痛みを感じ、眠っていても起きてしまうくらいの痛みもありました。
この状態では運動会どころではありません。
大きな病気にかかったことがない状態で50歳を過ぎると、病気に対しての経験値が足りないのと、体力の衰えを感じている事もあって「もしかして、俺、肺の病気か?乳癌か?」なんて、妙な不安を感じてしまいます。
それより二か月ほど前に母親の友人が、庭の草刈り中にマダニに噛まれて具合が悪くなり救急車を呼んだという話を思い出して、「もしかして悪い虫に刺されたのか?」なんて、悪い方向ばかり考えてしまっていました。
2、温暖化で生態系が変わり亜熱帯地の毒蜘蛛が現れた?
最近、テレビで温暖化により生態系が変わってきて、熱帯地方にいた虫や、海の生物などが日本で発見されるようになったなんてやってるじゃないですか。
マダニは日本に生息している虫ですが、「マダニに噛まれて死亡」なんてニュースを見た事があるので気になって調べてみました。
マダニは主に草むらやヤブにいて、人に噛みついた場合、数日間血を吸い続けるらしく、ウィルスに感染すると、重症熱性血小板減少症候群という病気を発症する事があり、主な症状は、発熱、消火器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)で、重症化し死亡する事もあるとの事。
怖いですよね!
普段の体長が2~3mmのマダニは、血を吸い続ける事で1cmを超える大きさになるそうなので、私の傷跡はマダニではない事が分かり一安心。
で、そういえば、中居さんの世界仰〇ニュースで、オーストラリアの亜熱帯地原産のセアカゴケグモという毒蜘蛛が日本でも2011年以降急速に分布が拡大していて、オーストラリアでは噛まれて死亡した例がある。
なんてニュースを見た事があるので、何だか気持ちが悪くなり病院に行く決意を固めたのが土曜日の夜でした。
3、原因究明
月曜日の朝、直ぐに見て貰えるように、受付開始の10分前には病院に到着し診察を待っていたのですが、その頃には何だか痛みがなくなったような。
あれっ?
で、先生に症状を伝えながら「でも先生、何だか治ったような(苦笑)」という問診になったのですが、原因は「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」という病気でした。
<帯状疱疹とは>
体内の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症する病気です。
主に子どもの頃に、このウイルスに初めて感染すると水ぼうそうを発症し、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいて、普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはなく、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖を始め、神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症するということです。
要は、子供の頃に水ぼうそうを発症した人は、ウィルスが死んだ訳ではなく神経節に潜んでいて、加齢やストレスなどで免疫力が低下するとウィルスが暴れだす!という事です。
はぃ! 私が歳を取ったということですね!
ウィルスに負けるほど体力が落ちている自覚はありませんが、加齢とストレスは認めると致しましょう。(笑)
先生曰く「発症から痛みがあった3日目くらいまでなら効く薬があったけど、回復に向かっているようだから自然治癒で治しましょう。蛇に噛まれたような跡は発疹の症状です。」ということでした。
私の場合はウィルスに勝つ免疫力があったので良かったのですが、皇室の雅子さまも40歳の頃に発症されて長く患われていた病気なので、発症した初期にシッカリと治療することが大事らしいです。
子供の頃に水ぼうそうにかかった人なら誰でも帯状疱疹を発症します。
また、一般的に年寄りの病気と思われておりますが若くしての発症もあります。
もし、私のような症状になられましたら、このブログを思い出し帯状疱疹を疑ってみてください。
そして、早めに受診してウィルスをやっつけてくださいませ。
それではまたっ!
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