税務署 e-Tax を騙ったフィッシング詐欺メールが届きました

こんにちは、アーチビブログです。

今回は、税務署からの【未払い税金のお知らせ】という件名のメールが届き、多く発生している事例なので紹介しておきます。

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1.税務署(e-Tax)を騙った詐欺メール

実際にe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用しているから、税務署e-Taxを名乗られると「何か間違えたか?」と少々驚く訳で、詐欺師はそういう心の動揺を利用するんですね。

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(1)メールの内容

内容は以下の通りです。

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した額 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自 動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権など の差押処分に着手致します。
納稅確認番号:****3697
滯納金合計:50000円
納付期限: 2022/8/13
最終期限: 2022/8/14 (支払期日の延長不可)

お支払いへ⇒

本メールは、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。

(2)冷静な対処が大事

当然ですが納付催促など度も無く、( )の使い方や「税」という漢字が変だったりするので、冷静に読めば詐欺だと分かります。

焦ってメールを鵜呑みにして「お支払いへ⇒」をクリックしてしまうと、国税局を装ったフィッシング詐欺ページにつながります。

そうすると「差押最終通知」と表示され未払いの所得税を支払うように要求されます。

e-Taxから送信されるメールは返信を求めたりファイルを添付することはないそうです。

これは架空請求詐欺なので無視してページを閉じましょうね!

2.フィッシング詐欺とは

フィッシング詐欺とは、インターネット利用者から金品を得るためにクレジットカード情報や銀行口座情報を騙し取る犯罪です。

近年被害が拡大していて、実在する知名度の高い上場企業の名を騙り、EメールやSMSでその企業のHPを模した偽サイトに誘導する手口です。

新型コロナウィルスの影響でネット通販での買い物が増加しているので、利用している通販サイトからのメールと勘違いしてしまう人もあるそうです。

3.特殊詐欺の被害額

2021年の年間に確認できている特殊詐欺の被害額は282億円日当たり約7730万円の被害が発生していたそうで、今年の被害も日当たり約8千万円を超えているそうです。

私にも稀に詐欺メールが届き、最近はeki-net(えきねっと)」「EPOS CARD(エポスカード)など、使ったことがないサイトのアカウントロック警告が届きます。

この様なメールはセキュリティソフトでspamメール処理されるから大丈夫なのですが、セキュリティソフトが古かったり契約切れというケースもあるので注意が必要ですね。

4.田舎も詐欺被害が増加中

受け子と呼ばれる犯罪加担者がカードや通帳を直接自宅に受け取りに来るオレオレ詐欺の場合は田舎への被害は少なかったんです。

しかし、フィッシング詐欺の場合はメールや電話の対応でお金を振り込ませたり、電子マネーやビットコインを騙し取れるので田舎でも被害者が増えています。

騙されるのは高齢者だけとは限らず、最近は年齢に関わらず被害が増えているようです。

私よりも詐欺師の方が頭が良いでしょうから、気をつけねばと思うこの頃でございます。
(汗)

それではまたっ

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