薄暮(夕暮れ)の時間帯とオートバイ事故のお話

こんにちは、気になった事故のニュースを稀に取り上げるアーチビブログです。

埼玉県志木市の交差点で薄暮の時間帯に直進していたオートバイと右折の乗用車が衝突しオートバイの男性(43歳)が頭を強く打ち死亡するという事故がありました。

現行犯逮捕された乗用車の女性(47歳)は、「バイクに気付かなかった」と供述しているとのことです。

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バイクのライトオンについて

毎日の帰宅時間帯で慣れているという油断に薄暮などの要因が重なった事故だと思いますが、コメント欄では夕暮れ時のバイクのライトオンについての物議がありました。

確かに薄暮時間帯のバイクは見落とされやすいのでライトオン状態ならば防げたであろう右直事故は多いと思います。

ちなみに、バイクへ常時点灯機構の搭載が義務化された1998年から約27年が経過しておりますが、全ライダーが義務を果たしているわけではありません。

ライトオン義務化以前の旧車に乗っているライダーも少なくはなく、近年の小型LEDデイライト搭載車で視認性が良いとは言えない車両もありますからね。
(デイライト搭載車は、周囲が一定の暗さになった場合、自動若しくは手動でヘッドライトに切り替えます。)

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バイクの存在アピールについて

対向車にバイクの存在を知らせるのにライト点灯は確かに有効ですが、四輪に追従して交差点に進入する際は、対向車がシッカリと確認できるよう、前走車の右側後方を走行するなどの自己存在アピールは必要だと思います。

近年はSUVやミニバンなど車高が高い四輪が多いから、そういう車両の左側後方だと対向車が気付かない場合がありますからね。

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車体色による視認性の違い

バイクの車体色は明るい方が視認性に優れているのかもしれませんが、私の経験上、対抗車のバイクや前方走行バイクは色や昼夜に関係なく視認性はあまり変わらないという印象です。

しかし、色が濃い車体色の場合、夜の真横からの視認性は最悪なので、駐輪場がない駐車場などに停めた際にバックする四輪から見えない事はあると思います。

なので街灯の下などの見えやすい所に停めるなどの配慮が必要です。

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意外に多い運転不適格者

世の中の運転手が皆運転上手な訳ではなく、運転不適格者は意外に多いと言われています。

運転が下手な人、注意散漫な人、強引な人、危険予測などの先読みができない人、運転適性視力が最低ラインの人など、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。

だから、自動車学校では「かもしれない運転」を心がけるように教えるんですね。

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かもしれない運転

常に周囲の状況を注意深く観察し、他の運転者や歩行者が予測不能な行動をする可能性があると想定して運転するのが「かもしれない運転」で、そういう運転を心がけることが事故を未然に防ぐための基本だという教えです。

私の場合、四輪の運転中はそうでもないのですが、二輪の運転中はかなり意識しています。

自動車学校の教えなどはとうの昔に忘れておりますが、長年バイクに乗っていると危険な目に遭う経験も増える訳で、その経験値から他の運転者を信用しない方が良いと思うようになった感じですね。

ライダーは、ついつい無謀なことをやってしまいがちですからね。

まとめ

冒頭の事故のようにバイクでの事故は死に直結することがあるから、対向車が優先順序を無視して右折する事を想定するなど、相手を信用しない運転を心がける事が特にライダーには必要なのだと思います。

私の様な田舎ライダーは夕暮れ時の交通渋滞の中を頻繁に走行する訳ではないのでその状況では気を引き締めますが、それが日常のライダーやドライバーには慢心と過信があるのかもしれませんね。

運転不適格者は勿論ライダーにも存在する訳で、二輪乗りがいるご家庭では事故の心配をされつつ帰宅を待っているご家族がいらっしゃると思います。

悲しい事故を無くすように念には念を入れて、ライトオン、存在アピール、かもしれない運転などを駆使して事故を未然に防いでほしいと願います。

それではまたっ!

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