こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
前回の電動空気入れに引き続き、企業からの無償提供製品紹介依頼を受けて高性能バイク用インカム JESIMAIK H6 を紹介します。

この様な企業案件の期待に添える自信が全くない弱小ブログにも拘わらず今回の依頼を受諾した理由は、販売ランキングで上位を占めるインカムの実力を実際に確認できるチャンス☆と思ったからであります。
 興味が逃げ腰を凌駕しちゃいました!
興味が逃げ腰を凌駕しちゃいました!
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JESIMAIK H6
JESIMAIK(ジェスマイク)は、インバーター発電機やバイク用インカムなどの電動ツールを製造・販売する中国のブランドです。
中国製インカムに対する私の個人的印象は、垢抜けないデザインと信頼性に欠ける性能だったのですが、JESIMAIK H6 の洗練されたデザインと高い性能は日本製品に肩を並べるどころか超える域にまで達した感があり非常に興味をそそられます。
H6 の特徴
先ずは、H6 の特徴を簡単に説明します。
Bluetooth5.2 デュアルチップ搭載
Bluetooth5.2 チップを2基搭載しナビ音声や音楽を聴きながら最長1600mの通話が可能です。
マグネット式マウントで1秒脱着
強力なマグネットとダブルスプリングメカニカルロックという構造で素早い脱着が可能です。
QIK-MESH2.0搭載
独自開発の通信技術 QIK-MESH2.0 を搭載し、チャンネル選択不要のワンタッチペアリングの実現と、障害物による信号干渉に強いクリアで快適な会話が可能です。
七重のノイズキャンセリング
デュアルフィルター+ENC2.0(環境ノイズキャンセリング性能)+DSP(デジタル信号処理プロセッサによる高速演算)+CVC8.0(通話用ノイズキャンセリング)+防風マイクの構成で風切り音などの干渉を除去しストレスのない通話が可能です。
安心の防塵防水性能 IP67
最高の防塵性能と一時的な水没にまで耐えられる防水性能で雨中走行も安心です。

| IP規格 | 防塵性能 | 防水性能 | 
|---|---|---|
| IP65 | 完全防塵 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響をうけない | 
| IP66 | 完全防塵 | あらゆる方向からの強力な噴流水による有害な影響をうけない | 
| IP67 | 完全防塵 | 一時的に水中に沈めた場合でも機器に影響はされない | 
Bluetooth のバージョンについて
インカム初期の頃から使用している身なのでBluetoothの進化に関する個人的意見を語らせてください。
進化するBluetooth その1
Bluetoothの欠点であった一台一台を接続して認識させるチェーン(鎖)接続が改善されたのはBluetooth5.0からで、バージョン5.0より前は、誰かが抜けると抜けた人以降に接続した人との設定が切れていたんです。

なので、網の目状に繋がり多人数の接続も容易なメッシュネットワーク(DMC)をアメリカの企業が開発した時はBluetoothインカムの時代は終わったか?と思ったものです。

進化するBluetooth その2
しかし、バージョン5.0以後はBluetoothもメッシュネットワーク対応となります。
そうなるとDMCよりも省電力で安価に提供できるBluetoothの逆襲が始まります。
私が所有している某バイク部品メーカー製インカムもバージョン5.0(シングルチップ)で不満なく使用しているのですが、今回紹介する JESIMAIK H6 は更に進化したバージョン5.2を、何とデュアルチップで搭載しているから複数デバイスの同時接続が可能になるんです。
 私的にはこれ以上の進化は必要ないです!
私的にはこれ以上の進化は必要ないです!
| Ver. | Bluetooth バージョン(Ver.) アップデート内容 | 
|---|---|
| 1.0 | 最初期バージョン | 
| 1.1 | 普及バージョン | 
| 1.2 | 同周波数帯(2.4GHz帯)の無線LANとの電波干渉と音質改善 | 
| 2.0 | EDR(セキュリティ対策)機能追加し最大通信速度改善 | 
| 2.1 | ペアリングの簡単高速化 | 
| 3.0 | ハイスピード機能をオプションで追加 | 
| 4.0 | 省電力に優れたLE(低消費電力)機能追加 | 
| 4.1 | LTE(高速通信規格)との電波干渉を減らしインターネット接続機能追加 | 
| 4.2 | LEのデータ通信速度を2.5倍に高速化 | 
| 5.0 | データ通信速度を4.0の2倍、通信範囲4倍、通信容量8倍となり、メッシュネットワークに対応 | 
| 5.1 | 方向探知機能を追加しセンチメートルレベルの測位サービスを実現 | 
| 5.2 | オーディオ性能が向上しステレオストリーミングが可能になる | 
 さて、蘊蓄はここまでとして実物を拝見しましょう!
さて、蘊蓄はここまでとして実物を拝見しましょう!
開封と製品確認
約160mm×約165mm×約45mmの箱を開けると、メタルっぽいハイテク感溢れる本体が登場します。

各パーツの名称
パッケージに含まれている各パーツを画像で紹介します。

充電
早速充電してみました。
付属の USB Type-Cケーブル を利用して、本体の Type-Cポート とパソコンの USBポート を接続して充電しました。
充電中は本体のLEDランプが赤色点灯し、充電完了後は青色点灯に変わります。

 パーツ確認と充電ができたので取り付け作業開始です♪
パーツ確認と充電ができたので取り付け作業開始です♪
ヘルメットへの取り付け
今回は、ジェットヘルメットにクリップ式マウントで取付けます。
ヘルメットのパーツを外す
予め、ヘルメットのバイザーとチークパッドを外しておくと作業が捗ると思います。

磁気マウントにクリップを装着
クリップ用カバーをクリップに装着し、クリップ式マウント用テープ(白)を磁気マウントに貼り付けます。

続いて、クリップを磁気マウントのポートに カチッ!と止まるまで差し込みます。

ヘルメットに固定
無理に力を加えないよう注意しながらクリップを少し開きつつ、ヘルメットの端にシッカリと固定します。

その他の方法
粘着タイプマウントの取り付け方法も下図で紹介しておきますが、湾曲したヘルメットの面に平らな磁気マウントを貼り付けるのは安定性に不安があるので、私はクリップでの装着を推奨します。

本体の取り付け
ここで初めてインカム本体を取り付けてみましたが、本体を磁気マウントに近づけると強い磁力に引っ張られて カチッ!っと合体しガッチリと固定されます。
続いて、スピーカーとマイクのケーブルを磁気マウントのケーブルに接続します。

ちなみに、本体を磁気マウントから外す際は、磁気マウント先端のボタンを押すと(下画像参照)簡単に取り外せます。

 この瞬時の脱着機能はツーリング先などでの盗難防止にも役立つ素晴らしい機能だと思います☆
この瞬時の脱着機能はツーリング先などでの盗難防止にも役立つ素晴らしい機能だと思います☆
スピーカーとマイクの動作確認
取説にはスピーカーとマイクをヘルメットに取り付ける前に動作確認テストを行うよう書かれています。
スピーカーの確認
とりあえず、FMラジオを作動させると丁度音楽が流れていて「高音質スピーカーの謳い文句は嘘ではない!」と確認することができましたっ♪
 素晴らしく高音質なHi-Fiサウンドです☆
素晴らしく高音質なHi-Fiサウンドです☆
この時点で音を聴いておくと、ヘルメット内の位置決めをする際に音確認の基準になると思います。
マイクの確認
他に所有している他社インカムとのペアリングを行いマイクの確認テストも完了しました。
ペアリング方法などは後で説明するのでここでは省略しますね。
スピーカーとマイクの取り付け
各種ヘルメットにより方法が異なると思うので簡単に説明します。
チークパッドは予め外していたので、後部パッドを少し外してケーブルをヘルメットケース内に通し長さや位置を調整しました。

本体から中に通すケーブルと、内部から外に出すマイクは、チークパッドの隙間を利用しています。

スピーカーはヘルメット内の凹み部分に設置しました。

マイクとスピーカーには固定用粘着テープも付属されていますが、各パッドを装着した圧力で止まるのと、微調整が必要になると思うので、とりあえず粘着テープは使用しておりません。
取り付け完了
取り付け完了です。

各部の名称と操作一覧
インカム本体を操作する上で必要な各部の名称と操作方法の一覧を紹介します。
各部名称

操作一覧表
| 機能 | ボタン | 操作方法 | 
|---|---|---|
| 電源オン/オフ | 電源ボタン | 長押し3秒 | 
| バッテリー残量確認 | 機能&音量-ボタン | 同時押し1回 | 
| スマホペアリング | 機能ボタン | 長押し4~6秒 | 
| 着信開始/終了 | 機能ボタン | 1回押す | 
| 着信拒否 | 機能ボタン | 長押し2秒 | 
| コールバック | 機能ボタン&音量+ボタン | 同時押し1回 | 
| 音量調整 | 音量+/-ボタン | 1回押す | 
| スマホ音声アシスタント | 機能ボタン | 2回押す | 
| 着信自動接続オン/オフ | 機能ボタン&音量+/-ボタン | 同時長押し5秒 | 
| 音楽再生/停止 | 機能ボタン | 1回押す | 
| 前の曲 | 音量+ボタン | 2回押す | 
| 次の曲 | 音量-ボタン | 2回押す | 
| 音楽効果変更 | 電源&音量+ボタン | 同時押し1回 | 
| FMラジオ オン/オフ | 音量+/-ボタン | 同時押し1回 | 
| 前のFM局 | 音量+ボタン | 2回押す | 
| 次のFM局 | 音量-ボタン | 2回押す | 
| インカム音量調整 | 音量+/-ボタン | 長押し | 
| リセット | 電源&音量-ボタン | 同時長押し5秒 | 
 次は他社インカムとのペアリングを行い実際に会話をしてみます。
次は他社インカムとのペアリングを行い実際に会話をしてみます。
他社のインカムとのペアリング
所有している某メーカーのインカムとのペアリングを試してみました。

操作手順
① H6 の【電源/インカムボタン】を3秒長押しして電源ONにします。「パワーオンです」という音声が流れます。
② 他社インカムも電源ONにし「ユニバーサル接続モード(ペアリングモード)」にします。
③ H6 の【機能ボタン】を長押し(4~6秒)すると H6 も「ユニバーサル接続モード」に入ります。
④ H6 と他社インカムの両方が「ユニバーサル接続モード」になったら、H6 の【機能ボタン】を1回押してペアリングを開始します。
⑤ ペアリングに成功すると「デバイスを接続しました」という音声が流れます。
一度ペアリングを行うと、電源OFFになっても再び電源が入れば自動でペアリングが再開されました。
スマートフォン等とのペアリング
他のBluetooth機器との接続は、上記③の方法でH6を接続モードにし、Bluetooth機能をONにしたスマホ等のデバイス一覧から「JESIMAIK H6」を選択すれば繋がります。
実際に会話してみる
私がH6装着のヘルメットを被り、妻に他社インカム装着のヘルメットを被らせ、インカムで会話しながら妻を家に残し、私は外出して数百メートル歩いてみましたが、ずっとクリアな音声で会話ができました。
ヘルメットを被ってブツブツ呟きながら歩く変なオジサン状態ですが、田舎だから誰にも会わなかったです!(笑)

感想
リーズナブルな上に他社のハイエンドモデル並みの機能も搭載されているのだからAmazonでベストセラー1位の実力は本物だと納得いたしました。
今のところ欠点は見当たらないですが、強いて言えば、グローブ着用時のボタンタッチの感触が分かりづらいかな?
しかし、これは他社製品も含めたインカム全般に言えることなので慣れ次第だと思います。
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まとめ
ちょっくらスクーターで試走に出掛けてみました。
今までは「バイクに乗ることを楽しむのだからFMラジオ機能は要らない!」と思っていましたが、のんびりとラジオを聴きながらのライディングも楽しいものですね♪

仲間と複数台でツーリングする際、私の仲間はそれぞれが違うタイプのインカムなのでペアリング相手を選ぶ必要がありますが、H6同士だと複数台での同時通話が可能なので、もしチームで揃えるとなった場合、私は JESIMAIK H6 を一推しすることになるでしょう☆
このインカム!かなりお勧めです☆
 それではまたっ♪
それではまたっ♪
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