車の小さなキズとサビの簡単なサビ取りとタッチペン補修

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

降雪地域では車がサビやすいのですが、例えば、道路中央付近の積雪を対向車がバシャバシャと跳ねた場合、雪の中に石が入っていたりするとボディに傷が付き、凍結防止剤も含まれているから傷口からサビ始めるんですよね。

私の場合、そういう傷やサビは春になってから修理するのですが、今回はN-BOXのボディ側面の小さなサビをDIYで修理したので、その手順を紹介したいと思います。

月に飛び石でBMWのフロントガラスが割れたのですが、舗装路に石が転がっていることが不思議なんですよねぇ~!

実についてない あーさん でございます。

気持ちがへこみますよぉ!

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1、サビた場所

右側後部ドア下側中央付近に、たぶん飛び石で塗装が剥がれ、そこからサビが発生。

拡大すると、こんな感じです。幅約5mm、高さ約1.5mm程度です。
周囲の点々はアスファルトピッチです。

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2、サビ取り作業

ホルツの、ガンコなサビも塗って拭くだけサビ取りクリーム「ラスト・リムーバー」を使用しました。

(1)サビ取り下地処理

サビが酷い場合は、表面の浮きサビを軽く取り除く作業が必要ですが、私のDIY「できるだけ簡単に楽に!」がモットーなので、この程度ならば下地処理は省きます。(笑)

(2)ラスト・リムーバー塗布

サビの表面にラスト・リムーバーを塗ります。
今回は、小さな傷とサビなので、綿棒を使用してリムーバーを塗りつけました。

(3)拭き取り

10分ほど放置してからリムーバーを拭き取ります。
サビが残っている場合は、この作業を何度か繰り返します。

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3、サビ転換剤

キズの左端に少しサビが残っているようです。

完璧に取り除くことがベストですが、今回はサビ転換剤の紹介もしたいのでサビを少し残します。
 
本当は、サビ落とし作業の手抜きが目的です!(爆)
 
サビがそのままサビ止めになるサビ転換剤、ホルツ「サビ・チェンジャー」を使用しました。

(1)汚れ、油分落とし

今回は、既に汚れ落としは完了しているので、「シリコンオフ」で油分を落とします。

 
 
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サビチェンジャーの注意点ですが、例えば、タッチペンの塗料は乾燥すると薄い被膜で固まりますが、サビチェンジャーはモッコリした状態のまま固まります。
 
今回は、この後にタッチペンで色付けするので、20分ほど放置した後、完全乾燥する前に拭き取ってしまいます。私の場合は、ホルツの「ツヤ出しコンパウンド(細目)」を使って取り除きました。
 
このコンパウンドは、その後の作業でも大活躍します。
 
 
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赤サビが黒く変色していたら、サビ止め被膜に変化したということです。
過去にバイクのマフラーのサビた部分に使用し、その後10年間サビが発生しなかった優れものです。
 
 
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4、塗料塗布

車種は「HONDA N-BOX JF1型 平成27年(2015年)式」です。

(1)タッチペンの購入

カラー品番は、助手席側のピラーに表示板があります。

昔は、ほぼ全ての車のボンネット内に表示板があったのですが、最近の表示場所は色々ですね。

「NH875P」「ホンダ プレミアムパールホワイトⅡ」というカラー名でした。

 
注文品が届いた時「んっ?2本入りを注文したっけ?」と思いましたが、ベースカラーとトップカラーのセットなんですね。ベースがボディーカラーのホワイト塗料で、トップは仕上げのクリアラメ塗料でした。
 
 
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(2)タッチアップペイント作業

作業というほど大げさではありませんが、キズに合わせてマスキングテープを貼り、一度目のタッチアップペイントを施工します。

筆でなぞるのではなく、チョンチョン!と液を載せていく感じです。

 
30分程度したら塗装が乾いて窪みに合わせてむので、二度目のタッチアップをしてみを塗料で盛り1時間程度放置し、その後、マスキングテープを剥がしたら、下の画像のようになりました。
 

(3)研磨作業

塗装が完全に硬化するのは1週間程度かかるのですが、この状態だと、コンパウンドでシコシコと擦れば、ある程度キレイに取れます。
でも、完全乾燥していないので塗装が剝れることもあります。

 
逆に、完全乾燥後に硬化した塗料を手作業で研磨するのは手間がかかるので、私は2時間程乾燥させてから研磨作業をやってみました。
 
手抜き作業です!

① 研磨道具を作る

先ず、小さなキズなので、1500番の耐水ペーパーを小さくしたコルクの平らな面に貼り付け研磨道具を作りました。
 
 
耐水ペーパーは、どのメーカー品でもオッケイですが、粗目を使うと仕上がりが悪いので1000番以上の細かいペーパーが良いかと思います。
 
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② 耐水ペーパーで研磨

再度、マスキングテープを貼り、耐水ペーパーを水で濡らして、周りの塗装に当たらないように注意しながら根気よくシコシコとテープの厚みまで削り取ります。

 
 
慎重を期す場合は、マスキングテープを重ねて貼り、重ねた厚さまで研磨した後、1枚剥がして、次の厚さまで研磨するというように手順を踏めば、より完璧にできると思います。

③ コンパウンドで研磨

マスキングテープの厚みまで削れたら、コンパウンドでシコシコと塗装面の高さまで削ります。コンパウンド専用スポンジで平たく磨くのがベストですが、私は手と布でやっちゃいました。

 
 
でっ!
硬化前に削ったことと、手で磨いたことが仇となり、塗装が半分めくれました(自爆)
柔らかい指で擦るとみまで押さえてしまうので、ヤッパ、平坦に磨けるコンパウンド用のスポンジは有った方がいいと思います。
 
 
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④ 追加作業

これもスキルアップのためだと思えば私的には何てことはありませんし、この記事を参考にしてくださる方は、同じ失敗をしないようにして頂ければということで(笑)

 
②③と同じ作業を繰り返せば良いだけですが、今度は、マスキングテープをキズの形状に合わせて四方を覆って施してみました。
下画像の右側は二度塗り目の塗料です。
 
 
で、下の画像のようになりました。今度は上手くできました(笑)
 
 

5、仕上げ作業

最後の仕上げです。
もう一度、シリコンオフで油分を取り、マスキングテープを貼り、仕上げのクリア(Top)塗装を塗り、40分後に耐水ペーパーは使わないでコンパウンドで磨きました。
 
仕上げ作業なので、本来ならば、この作業こそ、完全乾燥後にマスキングテープの重ね貼りや耐水ペーパー作業をした後に、コンパウンドで慎重に磨くべきですが、早くブログにしたかったので、一気に端折りました(笑)
 
 
端折った割には、まあまあの仕上がりと申しましょうか、サビが取れて塗装剥げ穴が埋まったのだから文句なしですよね(笑)
 
 
何度もコンパウンドで磨いたので塗膜保護のためにコーティング系のワックスで仕上げるのがベストだと思いますが、今回は簡単にシュアラスターのゼロウォーターで仕上げました。
 
 
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遠目では全く分からなくなったので、これにて終了でございます。
 
グッド!
 
 
この方法、自動車やバイク修理の参考にして頂ければ幸いです。

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6、もっと簡単に済ませたい場合

ただね、こんな作業を個人でやるのは大変ですし、失敗して削らなくてもいい塗装まで削ってしまうこともあります。
 
今回は錆も入っていたからここまでやりましたが、普段の私はもっと簡単に済ませてるんですよねぇ~!
そんなページへは、下の画像をクリックすると移動しますので、興味がありましたら覗いてみてくださいね。
 
 
 
素人DIY作業は、やり過ぎよりも手抜きの方が良い場合があるんです。
 
 それではまたっ
 

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