飛び石で走行中にフロントガラス破損！BMW320dの修理と車両保険について

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

先日、BMWで走行中に突然っ！

バキッ！

っという衝撃音が発生！

と同時に、助手席の奥様の「キャッ！ガラスが割れてるっ！」の声に反応して助手席前のフロントガラスを見ると亀裂がっ！

何だ何だぁ！？ 何が起こったぁ？

どうやら、対向車の大型トラックが跳ねた石が原因です。

衝撃音から察すると結構大きな石だと思うのですが、全く見えてなくて不意打ちでの衝撃音だったから、かなり驚きました。

マジでビックリしました！

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１．破損状況

破損か所は助手席側の上部です。

当たった場所はガラス部分の端で、ガラス枠の黒いプラスチック部分をかすめておりました。フロントピラーにも当たっていたら板金も必要でしたが、何とかそれは回避しました。

当たった時は30cm程度だった亀裂は、次第に伸びて45cmくらいになりました。

ひび割れが徐々に伸びたんです！

２．当たった直後の対応について

（１）人身事故・物損事故の場合

人身事故や物損事故の場合は、その場で直ぐに警察に連絡し（人身事故の場合は救急車が先）、保険会社や整備工場への連絡はその後になります。

（２）飛び石ガラス破損の場合

加害車両のナンバーが特定できていれば警察へ連絡し、修理費は加害車両側に支払って頂くことになりますが、飛び石でのガラス破損の場合、どのクルマが石を飛ばしたか分からない事があり、自費で修理というケースが多いのではないでしょうか？

ドライブレコーダーに映像が残っていればそれも証拠になりますが、わが家のクルマには装備しておりませんし、今回は加害車両が特定できないので、慌てずに、とりあえず用事を済ませてから保険会社へ連絡する事にしました。

今回は、事故証明が要らないので急いで連絡を入れなくてもいいケースですが、頭を冷やしてから連絡するか？その場で臨場感たっぷりに連絡するか？は、あなた次第です。（笑）

（３）保険手続き

保険会社から「修理は何処に出しますか？」と質問されるので、修理先の社名と電話番号が分かるようにしてから保険会社へ連絡すればいいと思います。

その後、保険会社から「自動車保険金・障害保険金請求書 兼 一括払用委任状」と「事故内容を書く書類（免許証のコピーも必要）」が届くので、それを書いて署名捺印し送り返せば手続きは完了します。

飛び石ガラス修理の場合は、事故内容を書く必要はありませんので、免許証のコピーを貼るだけで終わります。

（４）修理の手続き

保険会社との交渉が終わると、入庫日や代車などの修理の手続きに入ります。
修理工場によっては、保険書類がそろってからしか受け付けない場合があるので、電話連絡で確かめておくとスムーズだと思います。

３．修理費は自己負担が得か？自動車保険が得か？

ガラスの破損を見て先ず思った事は「BMWのガラス代金って幾らだろう？」「一昔前の自動車保険はガラス修理（交換）で等級は下がらなかったけど、確か、今は１つ下がるんだよなぁ。」って事でした。

（ちなみに、車両保険に入っていない場合は保険金は支払われません。）

一般論で、「自動車保険を使うと等級が下がるから、20万円以下の出費ならば自動車保険は使わない方がトータルでの出費は少なくなる。」というようなことを聞きますが、それは事故内容や現在の等級によって違いますし、飛び石ガラス修理の場合、下がる等級は１つなので、軽自動車でなければ保険利用の方が得だと思います。

（１）現在の自動車保険の割引率

現在は、「事故あり」の場合と「事故なし」の場合が分けられていて計算が違うんです。

「17等級」を例にしてみますね。

事故がなく順調に等級を上げて17等級に達した場合の割引は「53％割引」です。

対して、20等級の人が物損事故を起こして３等級下がった場合の17等級は「38％割引」になり、これが「事故なし」と「事故あり」の違いです。

この「事故あり割引」は、決められた期間に保険の使用がなければ「事故なし割引」へ復帰します。

その期間は、３等級ダウンの場合には１件の事故につき３年間。
１等級ダウンの場合には１件の事故につき１年間が適用されるそうです。

よく考えられてますよね。

（２）わが家の場合の計算

わが家のBMWの場合、現在20等級（63％割引）で、車両保険金額265万円（免責５万円）に、ゴールド免許割引、インターネット申し込み割引、運転者限定割引、その他契約保険会社独自の割引を利用していて、年間の保険料は「約39,000円」です。

免責金額が５万円なので、自動車保険を使った場合でも、５万円の出費は確実です。

各種割引があるので大雑把な計算になりますが、割引表に当てはめてみます。

現在が63％の割引で39,000円なので割引がない場合の金額は？
39,000円 ÷ 0.37 ＝ 約105,400円　です。

フロントガラス破損で保険を使うと１等級下がり、更に「事故あり割引」の計算になります。
という事は、次回の更新時は「19等級で42％割引」になります。

なので、次回の保険料は？
105,400円 × 0.58 ＝ 約61,000円　になります。

車両保険金額が下がるのは計算に入れておりませんが、自己負担と保険のどちらが得かが大雑把に分かればいい計算です。（笑）

でっ！

保険を使わなければ、次回更新時も39,000円程度の保険金だとすると。

（61,000円 － 39,000円）＋ 50,000円（免責）＝ 72,000円

ガラスが割れなければ払う必要がなかった金額が「72,000円」という事になります。

色々なパーツが買える金額です！

単純に修理代金が72,000円を超えるのなら自動車保険を使う方が得ということになります。

まぁ、確実に10万円以上と予測できるので、今回は保険を利用して正解です。
何もなければ、その次の更新時には20等級（63％割引）の通常生活に戻ります。

（３）修理費を予想する

フロントガラス交換の場合、軽自動車だと 50,000円～70,000円。

国産の普通車だと 70,000円～130,000円 程度と聞きます。

何でこんなに差があるのかというと、自動車ガラスには純正品、社外品、安価外国製品、超安価粗悪品などがあり、更に、ガラス専門店への直の依頼か？ディーラー経由で中間マージンが発生する依頼か？など、様々な選び方があるからです。

BMWの場合、社外品で100,000円。
純正品はその1.5～2倍。と、何かの雑誌で読んだ記憶があります。

いくら高額になろうと、免責金額の５万円さえ支払えば残りは保険屋さんが支払ってくれるので、ディーラー（BMWアルコン）へ純正品を依頼しました。

４．修理完了

気になる修理金額は。

196,960円 でした。

内訳は下の画像です。

既に保険屋さんの支払いは完了済みとの事で、私は保険免責額の５万円を支払って完了です。

刻印されたBMWプロペラマークが純正ガラスの証（あかし）です。

よく見ないと分からないんですけどね！（笑）

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