こんにちは、「ヤマハ トリシティ125」という三輪スクーターを所有しているアーチビブログの あーさん です。
トリシティ125の発表当時、この新しいジャンルのコミューターは、アクティブで洗練された女性ユーザーにも乗ってほしいというメーカーの希望もあり、CMキャラクターはAKB48を卒業したばかりの大島優子さんでした。
フロント二輪がもたらす絶大なる安心感はバイク特有の不安定さを打ち消し、初心者でも女性でも安心して運転できるというアピールもあったのだと思います。
確かに安定感抜群の三輪車なのですがっ!
まさか!?
トリシティで立ちゴケしてしまうとわぁ~!!
コケたのは私ではないんですけどねっ!
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目次
【1】コロナ禍で引きこもりになったオッちゃんのお話
とある知人が、コロナ禍で仕事が激減し、感染の恐怖もあって引きこもって酒浸りで過ごしていると聞き、元気づけようと思って「ツーリングに行くんだけど一緒にどお?」と誘ってみたんです。
もちろん、お酒が抜けているのが大前提です。
元々は、友人の喫茶店マスター所有の「ハーレー883」と、私の「ニンジャ1000」の2台で軽く走る予定でした。
引きこもりの彼(以後、N君と呼称します)は、中型免許(現普通自動二輪免許)を持っているけれど、現在は50ccスクーターしか所有していないので、わが家のトリシティを貸し出すことになったんです。
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【2】集合場所
ツーリング当日、N君にトリシティの試乗をしてもらい、「大丈夫!運転できる!」ということで、マスターの喫茶店に集合しました。
【3】給油時の出来事
ニンジャのガソリンが少なかったので、セルフGS(ガソリンスタンド)でニンジャとトリシティの給油をすることにしました。
するとN君は、私の車両の斜め前に停めて「トリシティはガソリン半分入ってるから入れなくていいんじゃない?」と叫んでおります。
「ついでだから入れとこうと思って!」と返答している時に、突然!
ガシャッ!っと横倒しになったんです。
車体が斜めになったのを支えきれなくて倒し、更に倒れたトリシティを起こせない状態です。
私は給油中なのでマスターが駆け寄って起こしたのですが、N君の体力の無さに呆れております。
学生時代は体操部に所属しバク転を何回転も繰り返す運動神経とパワーの持ち主であった彼が、125ccの車体を支えきれないとは、結構な驚きでした。
ちなみにトリシティの車両重量は、125ccスクーターの平均値より重い152kgです。
【4】立ちゴケ時の注意点
スクーター系の場合、例えば、気が動転してアクセルを持ったまま起こそうとしてスロットルを開いてしまうと、意図せぬ発進をして二次被害が発生することがあります。
また、すっと立ち上げれば問題ないですが、地面に擦りながら起こすとカウルなどの傷が広がってしまいます。
そこはマスターがシッカリと起こしてくれたので、被害は最小限になりました。
N君が無理をしてスロットルを開きながら起こしてしまったら、角度的に、給油中の私のニンジャに衝突していた可能性もあるから注意が必要です。
【5】傷ついた箇所は?
右側に倒れたので、ハンドルバーエンド、右ミラー、マフラープロテクター、右ブレーキレバーの4点が傷つきました。
あと、フロントフェンダーも少し傷ついていましたが、ケミカルで修復可能という程度です。
【6】部品の注文と金額
部品番号と料金は「YAMAHA 部品情報検索」(⇦クリックするとページが開きます)のホームページで確認できます。
(1)マフラープロテクター
1,452円(税込)でした。
取り外しは、六角レンチ(H4)で2本のボルトを外すだけです。
取り付けは、プロテクター裏にあるピン(突起)をマフラー側の穴に合わせて、2本のボルトを締めて完了です。
下の画像のプロテクター裏の矢印で示したピンは、装着時は上側になります。
(2)バックミラー(右)& ハンドルエンドグリップ
バックミラー1,067円(税込)
エンドグリップ132円(税込)でした。
ミラーの取り外し&取り付けは、ゴムカバーを外して、14mmのスパナでナットを緩めて、あとはミラーをクルクル回せば外れますが、右ミラーは逆ネジなので、外す時は時計回りで、取り付けは反時計回りです。
ロングスクリーンを装着している場合は、スクリーンに当たるので、スクリーンを外してからの作業になります。
グリップエンドは、グググッ!っと引っ張って外し、パコンッ!とハメるだけです。
(3)ブレーキレバー(右)
1,628円(税込)でした。
ブレーキレバーの取り外しは、まず、ゴムカバーを外します。
次に、裏側の10mmナットを外します。
続いて、上側の10mmボルトを外す(これもネジになっています。)と、レバーが取れますが、根本に細いスプリングがあるので落として無くさないように注意します。
取り付けは、逆手順でオッケイです。スプリングを落とさないようにボディ側の穴にシッカリと合わせます。
最後に、ブレーキの効き具合とブレーキランプの点灯を確認して終了です。
(4)注文先について
合計4,279円です。
ヤマハのホームページでは部品番号と金額の確認は出来ますが、注文はバイク屋さんなどになるので、私の場合は、バイク用品・バイクパーツ販売の【ウェビック(Webike)】(⇦クリックするとページが開きます。)でWeb注文をしました。
会員登録が必要です!
ウェビックのメーカー純正部品のページから、下の様にメーカーを選択してクリックします。
「YAMAHA 部品情報検索」のページから前もって調べておいた部品番号を記入して注文する形になります。
送料無料なので助かりました♪
【7】社外品パーツという考え
私の場合、歳を重ねた今は純正品に拘っておりますが、傷つきついでに社外品に交換という手もありますし、バイク好きな多くの方はそうするのではないでしょうか?
もしマフラーを変えるとしたら?
私なら、トルクアップを狙って「SP忠男」のマフラーがいいなぁ~☆
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グリップエンドは、トリシティの場合、ハンドル内径が約16mmです。
デイトナのヘビーウエイトタイプがいいかな?
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ミラーは好みが分かれるところなので純正でいいです。
ブレーキレバーは、調整可能なチタン製なんてのを奢ってやるのもいいかも?
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【8】まとめ
N君が「俺、何だか自信がなくなったのでツーリングはやめておきますわ!」と言うので、急遽アーチビガレージに逆戻りで一旦解散となりました。
結局、トリシティは倒れ損に終わっちゃいました。(苦笑)
でっ!
マスターが、「あーさん、単車はケチがついたから、今日は四輪で遊びませんか?」
ということで、⇩のドライブとなったわけでございます。
それにしてもね、私達はオッサンではありますが、決してお爺さんではなく、N君は私よりも若いんですよね。
引きこもりで食事はほどほどに酒ばかり煽っていると、こうも体力が落ちるものなのか?と、マジで心配しちゃいました。
「弁償します!」とは言ってくれましたが、私が誘ったからこうなったわけで、「弁償は必要ないけれど生活を改めるべし!」と伝えておきました。
トリシティは復活したから問題なしですっ♪
マスター曰く「自分の愛車を他人に運転させるのは宜しくないかもね!」とのことで、まったくその通りだと思いますが、フェアレディZ(Z32型)のドライブで、「あーさん、運転をお願いします!」と、愛車を私に運転させてくれたのはマスターでございます。(笑)
何事も信頼関係ってことですねっ!
それではまたっ♪
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