和気あいあいの田舎の新年会

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

私が暮らす田舎の町内会は、元日に「定時総会」を兼ねた「新年会」が開催されます。
町内会の戸数は80件弱で、各戸の代表者が8割程度出席されるので、六十数名が参加して昼間から酔っぱらう、会合という名目の体のいい飲み会ですね。

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私、暮らし始めた当初は新年早々の飲み会に馴染めなかったのですが、現在はドップリとハマっておりまして、大晦日は若手と年を越し、新年会はご年配とお酒を酌み交わすという乙な世界を味わっております

そんな田舎生活を満喫している私ですが、過去に「ずさん過ぎた田舎の風習」という記事を作成しております。当時は、転入者を別扱いするような雰囲気があったんですよね

<悪しき田舎の風習が無くなった理由>

旧態依然とした田舎の町内会が、どのようにして良くなったのか

それは、不謹慎な言い方になりますが、「長老達がお亡くなりになられたから

というのが、一番分かり易い要因だと思います。

確かに不謹慎っ

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<良くなった田舎の暮らし>

悪かった一番の要因がなくなれば、あとは一般的な運営を行えばいいだけなのですが、難しいこともあります。

例えば、周期的に順番で回ってくる輪番制の役員などは、仕事や家庭の事情で受けられない人があります。ただ単に「受けたくない!」という人も多いと思います。田舎に限らず、PTA役員とかマンションの理事など、受けたくないのは田舎も都会も一緒ですよね。

でも、断れば人間関係が悪化する場合もあるのでそこが難しいです。

なんとか避けたいのは皆一緒です

そこで、40代、50代、60代前半の世代が中心になって「神対応をしようじゃないか!」と話し合い、何かと大変な「三役」の7年分を決めてしまい、今年が4年目になります。

大役が決まってしまうと他の役職ならばと受けてくださる方も多く、輪番といえども受けることが困難なご家庭は外すという同心協力の精神も生まれ、和気あいあいの町内会になったという次第です。

運営や役職については別記事に書いておりますので、興味がありましたら下の記事をご覧いただければありがたいです。

私の町内会の場合、町内会資金の預金が1千万円近くあるのですが、その1千万円というのは、公民館土地購入を名目に町内会各戸から数年かけてお金を集め、購入を断念したけれど、集金名簿を作成しておらず(紛失した可能性もありますが)、町内会員に返却できなくなった資金なんですよね。

更に、規約などもなく、いかに杜撰(ずさん)で長老の采配任せであったか
呆れてしまう状態がここ数年で大幅に改善されました。

今では、新年会の前に開催される総会で承認された議案は議事録としてシッカリと記録され、長老のような権力者が個人的に覆すということは無くなりました。

それが当たり前なんですけどね。

<今後の不安>

Iターンのご家庭には町から暮らしの援助金などがあり、若いご家族が増えております。
また、定年後に田舎暮らしを始められたご夫婦などの転入もあります。

ただ、この街で生まれた子供達が大人になれば出て行く場合が多く、全体の戸数は減少し独居老人の家も増えてますので、確実に過疎化が進んでいるのが現状です。

それと、現在、中堅世代が役職を受けた反動で、60代、70代の世代が隠居気分になられて、町内会の運営は若いもんに任せる的な発言をされるようになったのが少々気がかりではあります。

というのはね。
40代、50代は仕事も大変な時期ですからね、60代、70代の方々は元気な方々が多く、本来ならば、定年を迎えられて家におられる方々に大役を受けて頂きたいのが本音なんですよね。

それではまたっ!

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