こんにちは、田舎暮らしのアーチビブログです。
私が暮らす田舎町では町内会への除雪機貸与事業があります。
町役場への申請が通ると無料で貸与され、貸与後の12年間は実績報告(使用日時、使用者名、使用コース等の報告)が必要ですが、12年経過後は無償譲渡となります。
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新しい除雪機がやって来た
で、以前の貸与から12年以上が経過したので新たな申請を始めて3度目の申請で許可が下りて新型機がやって来たんです。
貸与期間が終わり無償譲渡となった旧型機も壊れた訳ではなくまだまだ使えるので、大雪の際の2台態勢が可能となった今冬は作業効率が一気に上がりました。
軽油仕様とガソリン仕様の違い
旧型機はディーゼル(軽油)仕様で、今回の新型機はガソリン仕様です。
予想はしていましたがトルク(チカラ)の違いがよく分かります。
軽い雪の場合は気づかないのですが、重い雪の場合、ガソリン仕様はオーガ(らせん状の回転刃)の回転が苦しくなるんです。
除雪機には低回転トルクで粘るディーゼルエンジンの方が適しているとは思いますが「ディーゼルは高額だから貸与数を増やすためにガソリン仕様にした」と役場職員が言ってたことからも分かる通り売れ筋はガソリン仕様なんですね。
ちなみに、私の地域は豪雪ではないからガソリン仕様で十分であり、個人で所有されている人達の評判はガソリンエンジンの「ホンダ製」が人気です。
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除雪機あるある
除雪機のオーガ(回転刃)とミッションを繋ぐボルトを「シャーボルト」というのですが、このボルトは折れやすい素材のものが使われています。
オーガが大きな石を巻き込んだり、縁石などにヒットした際に衝撃を吸収して折れることで、デフやシャフト、ミッションやエンジンなどの損傷を防ぐ役割を担っているんです。
でも、頻繁に折れると作業が中断してしまうので、一部の地域では頑丈なシャーボルトに付け替えているなんて噂を耳にしました。
気持ちは分からないでもないですが、あまりよろしくはないですよね。
久々の香り
話は脱線しますが、今回の除雪機のエンジンはキャブレター仕様で、冷間時にはチョークで混合気の濃度を高めて始動します。
で、この時の排気ガスの香りが臭いのなんのって、久々に昔のオートバイの香りを思い出しましたが、現代の排ガス浄化環境に慣れてしまった身体は昔の香りを強烈に感じるほど敏感になっているんですね。
まとめ
除雪機を使用すると、人力で体力の限界までやっていた頃が如何に大変だったかを思い出し、文明の利器の有難さを痛感します。
個人でも所有しておくと非常に便利な機械だとは思いますが、その金額と使用回数を考えると、同じ買うなら125ccクラスのバイクを買う方が嬉しいと思うのはバイク乗りの性(さが)なんですかね?
それではまたっ!
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