飲酒運転で検挙される人の異常な行動や発覚パターンについて

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

忘年会シーズンだからという訳ではないと思いますが、飲酒運転で検挙のニュースが多いと思う今日この頃です。

その中で、あなたの立場でよくやるよね!と感じた記事を紹介します。

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1、飲酒運転600回の公務員

和歌山市内で酒を飲んだ上、車を運転したとして県の43歳男性主査が懲戒免職になりました。

(1)発覚の切っ掛け

この男性は、コンビニで購入した500ミリリットルの缶ビールを駐車場で飲むという行為を4軒のコンビニをハシゴして行いました。

その日は、約3.4キロにわたって車を運転していて、帰宅するためにコンビニの駐車場から車を出そうとした際、運転操作を誤って近くの建物のブロック塀に衝突する物損事故を起こしました。

男性からは、基準値の2倍以上のアルコール分が検出され、酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。

(2)驚きの回数と理由

この男性は、4年程前からおよそ600回に渡って同じような酒気帯び運転を常習的に繰り返していたそうです。

その理由は、過去にお酒で失敗し、両親がお酒を飲み過ぎていないかをチェックするようになり、家族の前では飲みづらくなって隠れて車の中で飲むようになったとのこと。

家族の心配や公務員としての立場よりもお酒を欲する気持ちが上回るというのはアルコール依存症的な飲み方ですよね。

600回というのはおそらく最低限に答えた回数だろうから、ほぼ毎日のルーティンだった可能性もあるのではないでしょうか。

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2、飲酒運転がバレる時

前出の公務員さんは600回以上の飲酒運転を繰り返していても検挙は1度です。

飲酒運転常習者が「飲んでも運転には自信があった」「自分は捕まらないと思った」などと弁解するのは、繰り返しても捕まらなかったことで気が大きくなり罪悪感が薄れて行くのだろうと思います。

しかし、飲酒運転には慣れているから自分は大丈夫なんて思考は大間違いですよね。

では、捕まる時はどんな時でしょう。

(1)検問、事故、交通違反、通報

飲酒運転や酒気帯び運転で検挙される多くのケースは、検問での発覚、事故や交通違反での発覚、また警察への通報や情報提供での発覚です。

(2)整備不良

飲酒運転を気にしない性格だから車への愛情が薄いのか、こういう人の車はヘッドライトが片目だったりブレーキランプが切れていたりの整備不良から警察に止められるケースや、下記のような珍しいパターンもあります。

(3)巻き添えパターン

少年達が騒いでいると通報を受けた警察官が現場近くの道路に駐車していた車の男性ドライバーから現場の様子を見ていなかったか聞こうとしたら酒の匂いがして、聞き取り後に車を発車させたから検挙となりました。

少年たちが騒いでいたから警察が来たという巻き添えパターンです。

駐車禁止区間だったかどうかは置いておいて、車内で寝るなり車を置いて離れるなりしていれば捕まらなかったかもしれないですが、「闇夜に目あり(人知れず悪事を働いても必ず露顕する)」ということですね。

(4)ドジパターン

20代女性が午後8時頃から午前0時過ぎまで飲食店で同僚と飲酒した翌朝、自分のスマートフォンが紛失したことに気付き、紛失届を出そうとして自家用車で警察署を訪れて、警察官から酒の匂いを指摘されて摘発されました。

「二日酔いで体調が悪く、スマホを紛失した事しか頭になかった」というのはスマホを手放せないであろう20代女性らしさなのかもしれません。

しかし、この方は県立病院の看護職員なので、二日酔い状態ではアルコールが抜け切れていないと分かっていたと思うんですよね。

それなのに警察署に出向くのはドジと申しましょうか、「天罰覿面(てんばつてきめん:悪事を働いて即座に天罰を受けた)」ということですね。

3、持っておきたいアルコールチェッカー

前夜に結構な量のお酒を飲んだ場合、グッスリ眠ったとしても翌朝の通勤時間帯にはアルコールが抜けていない可能性があり、その状態で運転して事故を起こせば大きな悲劇を生み、例え事故を起こさなくても意外な形で発覚する訳です。

早朝出勤が多い人は、運転前に確認できるアルコールチェッカーを持っておくべきであり、その数値が酒気帯び運転基準の0.15mg以下であったとしても0.00mgでなければ運転せずに他の交通機関を使うというマイルールが必要なのかもしれません。

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4、飲酒運転検挙者 年齢別比率

参考として、平成20年度の警察庁委託調査研究報告で、飲酒運転と酒気帯び運転の検挙者約3,500人のアンケートの年齢別比率をグラフにしてみました。

飲酒運転の罰則が強化されて以後、飲酒運転死亡事故などは確実に減っているそうですが、それでも各年齢層に飲酒運転をする輩がいるんです。

興味深いのは、飲酒運転をすると非常に重い刑事罰や行政処分を受ける場合があることを知らないという人の割合が「回答者全体で2.9%」「再犯者で5.9%」という非常に低い数値ということです。

罪の意識に欠けているから罪を犯してしまうのでしょうが、この極少数の輩をゼロにするのは難しいのかもしれませんね。

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5、まとめ

令和4年の運転免許保有者数は8184万人だそうです。
2021年度の全交通違反統計によると飲酒運転の検挙数は約2万人です。

運転免許保有者の中で飲酒運転で検挙された人の割合は約0.024%ということになります。

それが多いのか少ないのかは分かりませんが、「検挙された飲酒運転者よりも、検挙されていない潜在飲酒運転者の方が圧倒的に多いのでは?」と予測できてしまうことに恐怖を感じる あーさん でした。

それではまたっ!

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