彼のオートバイ彼女の島

こんにちは、アーチビブログです。

古き良きバイク映画「彼のオートバイ 彼女の島」という映画の紹介です。

オートバイが登場する映画が気になるのはバイク乗りの性(さが)という訳で、映画評論やストーリー解説ではなく、この映画で私が気になったシーンを紹介するブログです。

私がこの映画で一番好きなシーンは、開始から40秒あたりの信号待ちでのシーン。

650cc OHV2気筒バーチカルツインの「ビトトン ビトトン ビトトトビトトン♪」というサウンドが心地よく響いてるシーンなんです。

なんでも、このサウンドの魅力は昔々レコードで売られたほどとか!?

主人公の功くんがタンクにそっと手をやり愛車を愛でるシーンも印象的で、私、今でもやっちゃいますもんね

映画の様に愛情一杯って感じではないんですけどねっ(笑)

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さて、彼と彼女の出会いのシーン。

バイクを止めて景色を見ながらおにぎりを食べていた巧くんの耳に「キャッ!」という悲鳴が聞こえ振り返ってみると、倒れそうなバイクを支える白いワンピースの女性が

って、結構な深さの砂利の上で、肩にバックをかけたサンダル履きの女の子が、突然倒れそうになった230kgのバイクを支えれるのかと思ったシーンです。(笑)

役者になりたてホヤホヤの竹内さん(功くん)、原田さん(みーよ)の演技力は置いておいて、その時の会話が。

みーよ「素敵ね、これ!」

功くん「つぶされるぞっ!」

みーよ「うふっ!あんまり素敵なんで触ってみたくなったの。ねぇ何ていうのこれ?」

功くん「オートバイ」「か・わ・さ・き」「650あーるえす だぶさん」

みーよ「今日、これからどうすんの?」

功くん「風を探して!昼寝っ!」

と言って、走り去って行くのでした。

大型バイクの象徴として、ホンダCB750ではなく、カワサキ750RSでもなく、W3を使うあたりが、セリフも含めて片岡義男の世界感なんでしょうね。

私の場合、ツーリング先でお爺さんに話しかけられることはあるんですが。

「こりゃあ何キロ出るだ?」

「かなり出ます!」

「こんだけ大きけりゃガスを一杯食うじゃろ!」

「おじさんの軽トラよりはいいかも?(笑)」

という世界ですからねっ

話は映画に戻りまして、気になるシーンは連続します。

温泉で再開し、彼女をバイクで宿屋まで送るシーン。

雨上がりの道路(砂利道あり)でリアシートに腰かけた浴衣の彼女の背中は、リアタイヤが跳ね上げた泥水で確実に汚れます。

「また温泉に入らなくちゃ!」と思ってしまうのはライダー目線だと思いますが、冷静過ぎですかね

この映画は、とにかく雨中のライディングシーンが多くて、竹内さんのような男前だから爽やかなのですが、雨とバイクって結構辛いんですよね。


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話はバイクと逸れますが、功が電話の向こうのみーよに唄を歌ってあげるシーンのギターの音色が凄く良くて(私が所有していたギターとの比較です。)、装飾も含めてお高いギターなんだろうな音大生の役だもんなと、映画上映当時の私は思いました。

そして彼女に逢いに彼女の島へ行くのですが、ヤッパ、バイクとフェリーは似合いますよね。

W3 は古い町並みにも非常に似合います。

田舎暮らしの私はいつもこんなところを疾走っているのですが

この様なシチュエーションに出会った事はありません(笑)

やがて二人は功のアパートで同棲生活を始めます。

バイクに乗りたくて乗りたくて仕方がない美代子と、美代子のライディングが上手すぎるが故に危険だと感じた功の間に溝ができ、美代子はW3と共に消えてしまいます。

それって、バイク盗難ちゃうん?

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そして、次の夏のお盆、友のバイクを借りて再び彼女の島へ



この HONDA CB400 FOUR って、標準のスポークではなく、コムスターホイールを履いてるんですよね。

こういうシーンも、バイク乗りとそうでない人では映画の見方が変わりますよね。

彼女の島で一緒に疾走るのですが、確かに美代子の運転は危険です。

小道から躊躇なく幹線道路へ飛び出してきます

そして物語は完結に向かいます。

一つの夏と、もう一つの夏の間に彼女はいた 

彼女は僕の物語となった

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古いバイク映画ですが、今見るのも悪くないですよね

オートバイが主役級で登場する映画の一覧ページへは、の画像をクリックして頂くと移動します。

よろしければ覗いてみてくださいませ。

バイク映画を観るとバイクに乗りたくなるアーチビブログの あーさん でした。

それではまたっ♪

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