東京都議の無免許運転人身事故から無免許運転という重罪を考えてみる

こんにちは、アーチビです。

先日、東京都議さんの選挙期間中の無免許運転人身事故についてのニュースが流れました。

私は政治的な事には無頓着なのでスルーしようと思ったのですが、車やバイクが好きで交通違反関係の記事を書く事もある身としては、ちょっとね、やるせなさと憤りを感じたので、スルーを止めて、運転免許停止中の無免許運転について考えてみる事にしました。

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1,事故の内容

令和3年7月4日投開票の都議選で再選した女性都議(54)が、7月2日午前7時半頃、板橋区の交差点で車をバックした際に停車中の乗用車にぶつかり、運転席の50代男性と同乗の女性が軽傷を負いました。

女性都議は免許停止期間中であり、警視庁は自動車運転処罰法違反(過失傷害)や、道交法違反(無免許運転)の疑いで捜査中です。

2,釈明

取材に対して「2月頃に免許停止になったが、事故当日は免許停止期間が終わったと勘違いしていた」とのこと・・・。

また、7月2日以前にも選挙カーを自ら運転していたなどの情報も寄せられているとのこと。

3,無免許運転とは

一口に無免許運転と言っても4種類の無免許運転があります。

(1)純無免許

運転免許証の交付自体を全く受けた事のない人が車両を運転した場合。

(2)取り消し無免許

運転免許証の取り消し処分を受け、その処分がなされた後に運転した場合。

(3)停止中の無免許

運転免許証の停止処分中に運転した場合。

(4)免許外の無免許

所有運転免許証で認められる車両以外の車両を運転した場合。
(二輪免許しか取得していないのに四輪を運転など)

今回のケースは(3)に該当しますが、どの種類であれ「無免許運転」というのは「飲酒運転などに匹敵する重罪である!」と私は思っております。

4,免許停止期間について

運転免許の停止(略して『免停』)期間は最短30日から最長180日まであります。

前歴 違反点数 免停期間
なし 6点以上 30日間
9点以上 60日間
12点以上(14点以下) 90日間
1回 4点以上 60日間
6点以上 90日間
8点以上(9点以下) 120日間
2回 2点 90日間
3点 120日間
4点 150日間
3回 2点 120日間
3点 150日間
4回以上 2点 150日間
3点 180日間

5,免許停止処分者講習で短縮も可能

免許停止処分者講習を受講すれば免停期間の短縮が可能となります。
(免許停止処分を受けた人は、大方はこの講習を受けていると思います。)

講習は免停の期間により費用や時間が異なり、短縮できる期間は講習の効果を確認するための考査(テスト)で、「優・良・可」に分けられ、考査の成績が悪い場合は短縮されません。

下表で例を挙げると、30日間の免許停止で講習を受けて「優」の場合、29日間が免除されて、1日だけの免許停止となります。

免停の期間 短縮できる期間 受講費用 受講時間
30日間 優:29日、良:25日、可:20日 11,700円 1日(6時間)
60日間 優:30日、良:27日、可:24日 19,500円 2日(10時間)
90日間 優:45日、良:40日、可:35日 23,400円 2日(12時間)
120日間 優:60日、良:50日、可:40日
150日間 優:70日、良:60日、可:50日
180日間 優:80日、良:70日、可:60日

6,私も免停経験者

私もね、19歳の時にスピード違反による免停を経験しておりまして、その時は、違反点数12点で90日間免停を2日間の講習を受けることで45日に短縮されました。

でね、2回目の講習後に、講師さんにおバカな質問をしたんですよ!

免停期間が終わると免許センターへ免許証を受け取りに行くのですが、「その時に車を運転して行っていいかどうか?」という質問です。

これね、当時(40年近く前)の世間知らずの少年である私でもダメだと分かっていたけれど、免停期間が終わったのならば免許不携帯扱いになるのかな?という素朴な疑問でした。

で、「キミはふざけているのか!?」と一括されました!

( ̄▽ ̄;) かなりの剣幕で怒られました!(苦笑)

当然ですが、免許証を受け取って初めて「運転可能」となるんです。

その頃は「優・良・可」などの制度はなかったのですが、今なら私の様な質問をする受講者は「免除なし」かな?(爆)

7,今回の場合

上記を含めて、今回の都議の免停期間を考えると、2月頃から免許停止になり7月になっても停止中ということは「150日以上の免停期間」ということになります。

ということは、「免許停止処分者講習を受けていない」のではないでしょうか?

最長の180日間で考えても、講習の考査結果が「可」だったとしても120日に短縮されますし、「免停期間は終わったと勘違いしていた」という言葉を素直に受け止めると、講習を受けていないから「免許停止の内容を知らず、免許停止中の運転がどれほど重罪か!」を理解していなかったのではないか?と考えられます。
( ̄▽ ̄;) 都議に忖度すればですよ!

でもね、150日間免停という事は、少なくとも前歴が2回はあるわけで、その経験者が知らないわけはなく、「釈明は言い逃れであり、無免許運転の確信犯!」と受け取られても仕方がないんですよね。

道路交通法に「知りませんでした!」や「記憶にございません!」は通用しませんからね!

ちなみに、この女性都議さんは、自分に投票してくれた都民のために力を尽くすべく辞職の考えはないそうですが、このように自己管理が出来ない人だということが投票前に分かっていたら、いったい何票を失ったのでしょう?

何にせよ、辞職されないのであれば、この失態をバネにして、今まで以上の政治活動に邁進して頂きたいものです。

8,まとめ

東京都議会で各会派による協議会が行われ、自民・立憲民主などの各党が、無免許人身事故を起こした女性議員の議員辞職勧告決議案を共同で提出したそうです。

東京都議になられるような方の人間力は田舎のオッちゃんには計り知れないから政治のことは置いて置きまして、私にも分かる道路交通法で考えますと!

見苦しい言い訳してんなぁ~!道交法を甘く見過ぎだぜ!

と思った次第であります。

投票したのに裏切られたと感じた人もあるでしょうし、東京とは関係のない私でも道路交通法を軽視している態度から憤りを感じたわけで、嘘のない政治家を目指して欲しいと願います。
(^_^)/ それではまたっ♪

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