こんにちは、アーチビブログです。
自家用車を持たない人が利用したり旅先での移動手段で借りたりと非常に重宝するレンタカーですが、最近、レンタカーを返却しない事件が多い気がします。
という訳で、ちょっと気になった記事を紹介します。
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【1】自家用車の車検が切れてレンタカーを横領した女
まずは北海道在住の40歳無職の女を横領の疑いで起訴したという事件です。
中標津町のレンタカー店で1月から2月にかけて22日間借りていた乗用車を期限が過ぎても8日間返却しなかった上、3月に札幌市で借りたレンタカーも8日間返却せず横領の罪に問われました。
それだけではありません。
所有していた自家用車の車検費用が足りず、車検が切れた1月にも地元で借りたレンタカーを3日間返却しなかったとのこと。
単純に考えると、謝罪して延滞料金を支払えば起訴されることは無かったと思うのですが、そもそも車検費用を捻出できない懐事情だから長期間レンタル料金の支払能力が無かったのだろうと推測できますよね。
自己中心的な考えはお灸を据えるべきです。
女は横領の罪で合わせて3件起訴されました。
【2】レンタカーで車上生活をしていた男
佐賀県鳥栖市内のレンタカー店で軽乗用車1台を借り、期限が切れても返さずにそのまま乗り回した住所不定無職44歳の男が横領の疑いで逮捕されました。
レンタル期限が3週間以上過ぎてレンタカー店から相談を受けていた警察は、鳥栖市から15キロ離れた福岡県のリサイクルショップの駐車場で発見し逮捕となりました。
住所不定の男は車内で生活していた可能性があり余罪も含めて調べているとのこと。
レンタカー店から遠くに逃げているわけではなく、住むところもお金もないことには同情しますが、だからといってお店に迷惑をかけていいわけではありません。
【3】2年半返却せず延滞料400万円が発生した男の弁解
2020年11月に札幌市のカー用品店から2日間の予定で借りたレンタカーを返却せず、その後も2年半にわたり返却せず横領した疑いで31歳自称解体業の男が逮捕されました。
調べに対して容疑は認めているものの「借りたレンタカーのバッテリーが上がったため駐車場に放置していた」とう弁解は苦しい言い訳ですよね。
およそ400万円の延滞料が発生しているとのことです。
400万円あれば結構な高級車が買えちゃいます。
【4】乗っていない期間もあると主張する女
上記の3例は6月の事件ですが、4月の事件で不思議な弁解をした女の事件も紹介します。
レンタカーを借りたまま約3年2カ月にわたって返却しなかったとして、横領の疑いで兵庫県のアルバイトの49歳の女が逮捕されました。
逮捕容疑は2018年11月13日にレンタカー店で軽自動車を借り、4日後の返却期限を過ぎても返さず、22年1月21日まで乗り回していた疑いです。
最初の返却期限には「返却予定を2日間延長したい」と電話で申し出はあったけれど返却期間を過ぎても返却されず、電話をしても「おつなぎできません」というアナウンスあり、契約時の免許証の住所には別人が住んでいたそうです。
レンタカーを借りる際は免許証の提示が必要なのですが、この女は住所を移転していることから最初から返却する気がない確信犯かもしれませんね。
車の所在は2022年1月21日に「放置車両がある」という通報で分かったとのことです。
女の弁解ですが「期限を過ぎた後も連絡せず使っていたことに間違いはないが、車検が切れる頃までしか乗っていない」と容疑を一部否認しているとのこと。
ちなみに、車検は2019年2月に切れていたそうなので、車検切れから放置車両の通報までに約3年のブランクがあるから、車検切れ後も乗り回していた可能性は大きいです。
車検切れ以後も借りていたのならば当然借り賃は支払わねばならないわけで、車検切れ車を運転した罰則を回避するための苦しい弁解なのでしょうね。
ちなみに、車検切れ車の運転は違反点数6点で30日間の免許停止と、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる交通違反ですが、それを約3年やっていた事が実証された場合はどんな罰則になるのか?私には見当もつきません。
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