こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
あなたはオートバイのチェーンメンテナンスって面倒くさいと思うことがありませんか?
私は結構かったるく思うことがあります。
やる気スイッチがなかなか入らないんです!
でね、以前より試してみたかった「江沼チェン製作所」の「EKメン チェーンメンテナンスセット」を購入してみました。
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EKメンのチェーンルブについて
チェーンルブとはチェーンオイルやチェーングリスのことで、チェーンルーブとも呼ばれています。
EKメンのチェーンルブは「オイルタイプ(~400ccクラスユーザー向け)」か「グリースタイプ(250cc~1401ccクラスユーザー向け)」かを選択できます。
今回は、私の Kawasaki Ninja1000 用のグリースタイプと、バイク仲間の HONDA GB 350 用のオイルタイプを購入しました。
どちらも従来製品に対して耐摩耗性の向上とホイールやタイヤへの飛散抑止を更に向上させて改良されたそうです。
オイルタイプ
オイルタイプは飛散を抑えながら流動性が高い仕様で、この流動性がチェーンの負担と摩耗を軽減するので、パワーが控えめな GB350 に適していると思います。
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グリースタイプ
グリースタイプは耐久性の高さが特徴なので、面倒くさがりの私に適していると思いますが、250cc~1401cc の最後の「1cc」の区切りって何かの拘りなのでしょうか?(苦笑)
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シールチェーン対応
EKメン メンテナンスセットはシールチェーン(内プレートと外プレートの間にシールというゴム製のパーツがあるチェーン)対応です。
ちなみに、シールチェーン用のチェーンルブはノンシールチェーン(普通のチェーン)にも使用可能です。
EKメンの目玉 ルブリケーター
この商品で私が試したかったのは、独自の噴射ノズル「ルブリケーター」です。
ルブリケーターをスプレー缶に装着すれば、給油が必要なプレート間とローラーの隙間4箇所へ一度に正確に給油できるのだそうです。
下の画像の赤い矢印で示した4つの穴からチェーンルブを噴射するんですね。
このアイディアは画期的だと思います☆
実践
それでは、どれだけ便利か実際に試してみましょう。
チェーンクリーニング
早くルブリケーターを試したいのは山々ですが、その前にチェーンのお掃除をしなければなりません。
通算3度目のユーザー車検の整備時に軽くチェンシコ(チェーンをシコシコと磨く様子を表現したライダー俗語)をやっていて汚れが少ないと思うので、今回は付属のクリーナーを吹き付けて拭き取るだけにしました。
メンテナンス用プロテクトシートも同梱されていますが私の場合は使わずに、いつもの新聞紙養生を施した後、チェーンクリーナを満遍なく吹きかけて浸透するまで約20分待機します。
その後、使い捨ての「スコットペーパータオル(これ便利です)」で丁寧に拭き取って行きます。
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シッカリと汚れてましたね!
この後給油作業があるので養生用の新聞紙はそのままにしておき、チェーンに異常がないかチェックして終了です。
チェンシコメンテに関する詳細な説明は下の画像をクリックしたページで紹介しております。
チェーン給油
さて、待ちに待った給油作業です。
ルブリケーターをチェーンにあてがってみると、なるほど、バッチリ簡単にチェーンの隙間を狙えますね。
画像は撮影のためチェーンに接地してますが、噴射の際は少し離して行いました。
今まではホワイト系のチェーンルブを使用していたので若干白色が残っていますが同じグリス系だから大丈夫でしょう。
少しずつタイヤを回しながらブシュッ!ブシュッ!と吹きかけて行きますが、ノズル1本のタイプに比べて大幅な時間短縮だと思います。
しっかりと吹きかけた後は養生用新聞紙を外して、チェーン以外に飛び散ったクリーナーやオイルを拭き取ります。
これにてオイルメンテナンス完了です。
ルブリケーターチェーン給油!大変気に入りました☆
メンテナンス後の「待ち」
チェーンルブの給油は終わりましたが今回のチェーンルブは速乾性ではありません。
缶スプレーグリスは、缶に入っている時は噴射できるように溶剤で薄められていて、塗布後に浸透して固まって行きます。
なので、出来れば1日程度は乗らないでチェーンへの浸透を待つことをおすすめします。
浸透して固まると長持ちするしホイールやタイヤへの飛散も抑えられますからね。
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