切羽詰まったユーザー車検を運輸支局員の優しさで救われたお話

オートバイのユーザー車検で急遽当日予約を済ませたのはいいけれど、出発前にゴタゴタがあって検査時間に間に合うか分からず非常に焦っていた前回の続きです。

頭によぎる予約取り消し

予約サイトには「予約が不要になった場合は他の利用者の迷惑になるため速やかに予約取り消しを行うように!」と書かれていますが、間に合わせようと焦っているんだから取消しなど出来ません。(汗々)

で、なんとか受付時間に間に合い、かなり情緒不安定な状態で手続きを済ませました。

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窓口手続きの手順

度目のユーザー車検なので、各窓口の動線は分かっているのですが、不安定な精神状態なのでユーザー車検受付窓口前でボー!っと並んでいると「自動受付を済ませましょうね。」と言われました。

そうでした!自動受付機の存在を完全に失念していました!

自動受付機

自動受付機の画面で「自動車検査表、OCR(継続検査)申請書、自動車重量税納付書」にチェックを入れて、QRコード読み取り機に車検証のQRコードをかざすと必要な書類が出力されるんです。
(下図参照)

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出力された書類をユーザー車検窓口に持って行くと職員さんが必要事項を記入してくれて私は住所と氏名を書くだけでしたので非常に助かりました。

その後、別棟の支払い窓口で継続検査用の印紙や重量税の印紙を購入して書類に貼り付けるという手順です。

自賠責保険も印紙等の窓口で加入できますが、私は前以て準備しておりました。

ユーザー車検の総金額

ユーザー車検に必要な総金額は以下の通りです。

自賠責保険料 8,760円
登録印紙 500円
審査証紙 1,300円
重量税印紙 3,800円

  合計 14,360円

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点検整備記録簿の書き方

点検整備記録簿は無くても車検が受けられますが、その場合は「後整備(あとせいび)」を行う必要があるので、点検整備を済ませてから検査を受ける方が検査後の気持ちが楽です。

書き方は以下の感じです。
(クリックすると拡大します)

丁寧な点検整備

初めてのユーザー車検の時は、そりゃあもう丁寧に整備点検をしたんですよねぇ~!

詳細説明記事は、下の画像をクリックすると開きます。
イラスト入りで丁寧に説明した長編なのでお暇がありましたら覗いてみてくださいませ。

大雑把な点検整備

しかし、今回は大雑把な点検しかしておりません。

この年間、乗車機会が少なくて多くの距離を走行しておらず、走行に支障を来すような箇所は思い当たらなかったからです。

但し、検査官さんへの印象は大事なので、いつも以上にピカピカに洗車しました。

まぁ、こんな回があっても宜しいかと!

素人点検なので「整備済完璧な整備」というわけではないのですが、整備をしたという充実感が無いから不安ではありました。

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検査の順番

検査順番は検査場によって前後する場合もあると思いますが「車体番号と走行距離の確認」「排ガス検査」「スイッチ類の検査」「ブレーキの効き具合」「各ランプの点灯具合」「スピードメーター誤差」「チェーンの張りや各部ボルト等のチェック」「ヘッドライト光軸検査」を検査官さんの指示に従って行います。

詳しくは「初めてのユーザー車検 バイク編」で紹介しております。

今回の私はテンパった状態で検査を受けたのでアタフタしておりましたが、検査官さんは微笑みながら快く対応してくれました。

検査完了

検査が終了すると、全ての書類を交付窓口に預けて受付番号を呼ばれるのを待ちます。

分後に呼ばれて「今回は早いなぁ」と思ったら「書類の住所欄の番地が未記入ですよ」とのことで、受付時からの動揺を再確認した次第です(苦笑)

記入漏れを訂正して分ほど待つと番号を呼ばれて「全て終了です。お疲れ様でした。」と優しく微笑んでくれました。

色々とありがとうございました!

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まとめ

こんなに気持ちに余裕がないユーザー車検は初めてでしたが、毎度感じるのは、運輸支局の職員さんは皆非常に優しくて私もこうあらねばと癒される感覚です。

サービス業などの営業的優しさではなく、多忙な中でも大らかな気持ちで対応してくれる、心が洗われる優しさとでも申しましょうか。

日々の喧騒を忘れるために温泉などに浸かって心を癒すのも一つの方法ですが、こういう人々に触れて心を浄化するというのもありだと思った一日でした。

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