有ると便利なエアコンプレッサー

寒さで目覚めた朝、革ジャンを着て、すぐ戻る予定でバイクで出掛け、予定がズレて昼になり、気温は29℃まで上昇し汗だらだら。

でも、走ると気持ちイイこの季節(秋)が大好きなアーチビブログの あーさん です。

大好きな季節でも稀にしか乗れないバイクなので、出掛ける前のタイヤエアチェックは必ず心がけております。

夏に向かう季節の空気圧は、タイヤ内で少しずつ抜けていく空気と暑さで膨張していく空気がシンクロして圧があまり変わらない時が続くのに、計測の度に少しずつ減っている空気圧で気温が下がった事を知り、秋を感じるってのも何だか趣があっていいですよね。

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というわけで、今回は「エアコンプレッサー」のお話をさせて頂きます。

エアコンプレッサーは、エアツールをジョイントする事で、塗装や釘の打ち込み、タイヤボルトの締め外しなど用途は様々なので、DIY好きならば一台は置いておきたい道具ですよね。

整備士資格がある私の先輩なんて、軽自動車の荷台に常備しているほどですからね。(笑)

私の場合は、タイヤの空気入れとブロワー(埃や水滴飛ばし)程度の使い方しかしていないのですが、それでもバイク乗りには便利ですので、使用例を紹介したいと思います。

私が使っているのはKENOH製の30ℓタンクでホームセンター等に売られている家庭用の小型オイルレスエアコンプレッサーです。

10年以上使ってますが故障知らずです。

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(1)オイル潤滑とオイルレスの違い

オイル潤滑タイプとオイルレスタイプの違いは、機器の潤滑にオイルを使っているかいないかの違いです。

オイル潤滑式の方が静穏性に優れ耐久性もあり内部の錆の影響も少ないですが少し高額です。

オイル潤滑式のデメリットは、オイル管理が必要なことと、噴き出す空気にオイルが混じるので塗装やブロワーには向かないことです。

という訳で、家庭用として使うのならオイルレスタイプの方が便利だと思います。
(エアー機材によってはオイルを使った方がいい場合もあります。)

ちなみに、エアコンプレッサー作動時は騒音に近いエンジン音が発生します。
「静音」を謳っている商品でも、静かとは言えないのがエアコンプレッサーです。

使う時は近所迷惑を考慮する必要アリです!

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(2)エアーホースについて

エアーホースは、コンプレッサー近くで作業する場合、スプリング状に巻いてあるタイプで間に合うかと思いますが、例えば、バイク全体の埃や水滴を吹き飛ばしたいなんて時には意外に使いづらいので、私はほとんど使いません。

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私の場合は、車庫の入り口に自動巻き取りのリール式を設置して、クルマのタイヤの空気入れにも活用しております。吊り下げ式にすると邪魔にならず便利だと実感しております。

 
エアホースリールは様々なタイプが販売されてますので、用途や設置場所に合わせてホースの長さやケースの厚み等を考えて購入すればいいと思います。
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2.使用例

では、実際にツーリングから帰宅したバイクをサッサと美しくするまでのプロセスを一例として紹介します。

(1)まずは埃を吹き飛ばします

あくまでも私の場合ですが、先ず、エアホースにエアダスターガンを装着し、ボディに付着した埃と、フロントホイールに付着した埃を吹き飛ばします。

ついでに、アンダーカウル内の砂利等も吹き飛ばします。アンダーカウルの内側先端部ってタイヤが拾った砂利が結構入り込んでいるんですよね。

雨中走行で帰宅した時などは、後々の錆が怖いので、このエアダスターガンを使って念入りに水滴を吹き飛ばします。エンジンやマフラー周りの水滴は熱で蒸発するので、熱が伝わらないメーター周りやハンドルスイッチ周りの隙間、ボルトのくぼみ等の水滴を吹き飛ばすのに大変便利です。

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メーターには埃が積もりやすく、埃を取らないで拭くと擦り傷が付く事もあるので、埃を吹き飛ばしてから絞ったタオル等で拭いております。

わが家のNinjaには「メータースクリーンプロテクター」を貼っているので、神経質にならなくてもサッサと作業を終える事ができます。

 
安価で良い商品なのでお薦めです。

 
埃を飛ばしたら、先ずはフロントホイールを磨くのがアーチビ流ですが、それは何故かと申しますと、フロントホイールクランプに載せてしまいたいんだけど、クランプに載せるとフロントホイールリムの掃除が出来ないからです。
(掃除は出来ますが、少しだけクランプが邪魔に感じる事があります。)

ホイールは、ブレーキダストや泥や砂が付着するのでコマメに掃除しておかないとこびり付いてしまう事がありますよね。こびり付いてしまうと除去が大変なので、コマメな掃除が美しさを維持するポイントかな

ホイールの磨き方については、リアホイールのところで説明しますね。
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(2)ホイールクランプ&メンテナンススタンド

フロントホイールを磨いたら、フロントホイールクランプで車体を固定し、メンテナンススタンドでリアホイールを持ち上げます。

これでリアホイールの清掃が楽に行えます。
フロントホイールクランプとメンテスタンドのコラボは、センタースタンドがない車体には
非常に便利です。
興味がある方は下の画像をクリックしたページを覗いてみてくださいませ。

 
 

(3)あると便利なペーパータオル

ペーパータオルと言っても色々ありますが、超お薦めなのが、コストコ人気商品ランキングでは常に上位の「スコット ショップタオル」です。

私は10ロール入りを購入しております。

 
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水分や油分の吸収力が半端なく、紙なのに洗って絞って再利用が可能な破れない強さを持ち、水に濡らして雑巾代わりにしたり、こぼれたオイルを拭き取ったり、整備中のパーツや工具を置く敷物につかうもよしの万能タオルです。

こういう商品は直ぐに使える場所に置いておきたいけれど意外にスペースを取るので、キッチンペーパーホルダーで立てかけて使っております。
ホルダーのサイズは30cmくらいの長めの物が必要です。
 
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(4)リアホイール清掃

リアホイールは、ブレーキダストやチェーンオイル、道路の砂埃等でかなり汚れます。

本当は水をジャブジャブと流しながら中性洗剤で泡立てたスポンジを使用して洗うのがベストなのですが、この程度ならば私は水無し洗車で仕上げてしまいます。


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ちょっと分かりづらいかもしれませんが、下の画像で、黄色の矢印部分を境目にして、左側がエアーホースガンで埃を飛ばした跡で、右側は埃を被ったままのホイールリムです。
リムの埃や汚れは、エアダスターガンでかなり吹き飛ばせます。

エアーで埃を飛ばしたら、水を浸み込ませたペーパータオル(あまり絞らない状態)で、軽く拭きます。
リアタイヤはメンテナンススタンドで浮いた状態なので、ペーパータオルを軽く当てたままタイヤを回転させる方法です。
 
センタースタンドが無いバイクの場合、メンテナンススタンドが有るか無いかで作業効率はかなり違ってくると思います。

軽く当てているだけなので、一回転では取り切れない汚れもあります。

ペーパーの面を変えつつ同じ作業を繰り返して、汚れが取れたら、最後に絞った布タオルで拭き上げます。

 
 
 美しくなりました

 
ちなみに、Ninja1000の場合、下の画像の矢印で示した塗装の境目で、ホイール内側(スポーク部も含む)がバイクのホイールに多いザラザラした塗装(梨肌塗装)なので傷つきにくいですが、外側は車体等と同じツルツルした塗装なので、ツルツル面の処理は擦り傷がつかないように、最初の埃取り作業が大事になります。

(5)エアーゲージ

エアーゲージは、ツーリング先でも簡単にチェックできるタイプと、本格的にエアーを入れるタイプの2種類を使用しております。

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クルマにもバイクにも使いたい場合は、二輪車用チャック付きの製品が便利です。

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(6)スポットライト

バイクには複雑な面構成のカウルとか、空冷エンジンのフィンとか、エキパイの裏側など、沢山の見えづらい箇所がありますよね。
 
妻の実家に行った時に「買ってみたけど使わないからあげる」と半強制的に持ち帰らされたLEDクリップ式スポットライトが結構役立っております(笑)

 
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クリップ式も便利ですが、もっと便利にスポットライトを使いたい場合は、やはりハンディライトが便利です。

私が使っているのは、懐中電灯にもスポットライトにもなる作業灯で、フックで吊るしたり、マグネットで金属部に貼り付けて使えるので結構便利です。

近年のLEDライトは、直視すると危険なくらい明るく照らしてくれるので、かなり重宝しております。

 
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3.まとめ

ツーリング中に工事中道路の砂埃の中を走行したのでブラックボディが白っぽくなり、帰宅後に汚れを落として保管するという作業を紹介してみましたが、ボディ関係はエアーで埃を吹き飛ばした後は、絞ったタオルでサッとひと拭きで終了しておりますので、作業は1時間以内に完了しております。

洗車で、ボディに擦り傷を付けることなく美しくする方法は水洗がベストと思いますが、錆や電装系への注意が必要な水洗いは、オートバイにとって諸刃の剣になります。
私もドロドロに汚れたら水洗いをしますが、少しの汚れで水を使わない洗車方法にエアコンプレッサーは確実に役立つと実感しております。
 
以上、有ると便利なエアコンプレッサーのページでした。
 

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興味がありましたら覗いてみてくださいませ。

 それではまたっ♪

 
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