バイクの季節到来直前に恒例にしているオイル交換作業を行いました。
私の使用環境には必要ないであろう贅沢なオイルを入れてみました。
100%化学合成の Kawasaki 純正オイル「 冴速(さえそく)」です。
今回は、入れ替えて感じた「100%化学合成と部分化学合成との違い」や、「純正オイルフィルターとパーツメーカーフィルターの容量の違い」などを報告します。
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目次
1.オイル交換の手順について
オイル交換に必要なパーツや道具と手順については、別のページで詳細に説明しております。
興味がありましたら覗いてみてくださいね。
2.エンジンオイルの種類について
エンジンオイルは、大きく分けると3種類があります。
(1)鉱物油
鉱物油は、原油を蒸留後に不純物を除去して精製されるオイルです。
安価なのがメリットですが熱に弱く酸化しやすいデメリットがあります。
高回転を使用しない燃費重視の車両に適していますが、走行性能を維持し続けるには小まめに交換すべきオイルです。
(2)部分化学合成油
部分化学合成油は、鉱物油と化学合成油を配合したオイルです。
鉱物油の弱点を補ったオイルで価格と性能のバランスに優れています。
わが家のバイク「Kawasaki Ninja1000」には、部分化学合成の「純正 R4」を入れていますが、これで十分以上に満足しております。
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(3)100%科学合成油(全合成油)
100%化学合成油は、鉱物油を化学分解合成したオイルです。
エンジン性能を引き出せるよう洗浄分散剤や酸化防止剤など様々な添加剤が配合された最高品質のオイルです。
様々な点で優れたオイルですが、当然ながら高額です。
今回使用した「Kawasaki 冴速(さえそく)」がこれに当たります。
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(4)余談 オイルの色
多くのオイルは茶系の琥珀色なのですが、着色で差別化しているだけなので色による性能の違いはありません。
Kawasaki のメーカーイメージカラーがグリーン だからだと思いますが、青汁と間違えて飲まないようにしなくちゃね!(笑)
(5)金額について
メーカー希望小売価格は4リッター税込の場合。
「冴速(10,560円)」
「R4(8,140円)」 です。
アマゾンなどで安く購入する場合の大まかな金額は。
「冴速(約7,500円)」
「R4(約6,500円)」 になります。
「R4」と同じ部分化学合成油「S4」のメーカー希望小売価格は「7,480円」で「R4」との価格差は660円と僅差ですが、アマゾンでは約4,500円で2,000円も安いです。
本音を言えば、私はこの「S4」で十分です。
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3.エンジンオイルの規格について
上記までのオイルは「SAE規格 10Wー40」ですが、カワサキのグリーンオイルには更に高温に耐える「10Wー50」の「冴強(さえきょう)」もあります。
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4.オイルフィルター(エレメント)について
Ninja1000のオイル量は、フィルター交換無しの場合3.2リットル。
フィルター交換時は3.8リットルです。
以前、オイルフィルターをバイクパーツメーカーの「デイトナ製(品番67027)」に交換したところ、3.8リットルより少し多めに必要でした。
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ちなみに、純正フィルターの品番は「16097ー0008」です。
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5.まとめ
それではまたっ♪
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