こんにちは、少年の頃から Kawasaki バイクに憧れ「俺はカワサキ党」なんて言いながら、ホンダ ⇨ ヤマハ ⇨ スズキ車を経て、中年になってからカワサキ車に乗り始めたアーチビブログの あーさん です。
バイクって、例えば、クルーザーならブラックがカッコいいとか、タイプごとの定番カラーもありますが、製造会社による特徴的なブランドカラーがありますよね。
分かりやすいのはカワサキのライムグリーンですが、これ、例えばホンダ車がライムグリーンだと凄く違和感を覚えるのは、いつのまにやら脳裏に刻み込まれてしまったバイク好きの性(さが)なんですかねぇ~!?(笑)
というわけで、今回は、日本の4大バイクメーカーのブランドカラーについて考えてみたいと思います。
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1.Kawasaki
昔々、1970年代は、性能が販売に直結し「レースで勝てば売れる!」という時代でした。
日本の4大メーカーの中で北米進出が遅かった米国カワサキモータース(KMC)が、ブランドイメージの認知促進を狙ってレーシングマシンの車体色を「ライムグリーン」に独断で塗り替えたのがブランドカラーの始まりと言われています。
形がほぼ同じのフルカウルレーサーをサーキットで目立たせるには「カラー」は非常に重要であるという考えです。
ちなみに、ライムグリーンって欧米で「悪魔の色」という認識があり、不吉なイメージを逆手に取って目立つというアイデアだったそうですが、その頃のカワサキ車がレースで勝てないマシンだったら、今のライムグリーンは存在してないということになります。
なぜグリーンが忌み嫌われるのか?というのは中世ヨーロッパまで遡りますが、宗教的理由が大きいようですね
斯くして、1970~80年代、ライムグリーンを纏ったカワサキレーサー群は世界各国で猛威を振るい、グリーンモンスター と呼ばれて恐れられていたんです。
始まりは外国からというパターンは多いですね。
カワサキは、モトクロスなどオフロードのイメージカラーもライムグリーンで統一されているので、非常に分かりやすいです。
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2.SUZUKI
カワサキの手法に習ってか、スズキも70年代に入るとロードレーサーのカラーを「ブルー/ホワイト」に、モトクロッサーのカラーを「イエロー」に統一しました。
ヨシムラスズキの耐久レーサーに採用されていた「レッド/ブラック」のカラーリングも強烈な印象があるので、私的には「ブルー/ホワイト」と「レッド/ブラック」の車体がスズキのイメージカラーです。
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3.YAMAHA
私にとってヤマハのカラーと言えば、ケニーロバーツ&YZR500 の「イエロー&ブラック ストロボカラー」なんですよね。
それと、平忠彦&FZR の「 TECH21 ライトブルーカラー」 ねっ。
映画「汚れた英雄」で、ヤマハのワークスライダー大木圭史が駆るマシン(⇩画像中央)の「ホワイト/レッド ストロボカラー」も含めて、ヤマハワークスマシンのカラーは、「ストロボカラー(スピードブロックストライプ)」が基本ということですね。
あと、ヤマハのモトクロッサーのブランドカラーは「ブルー」ですが、ヤマハとスズキは、ロードレーサーとモトクロッサーで逆カラーの場合があり、分かりづらいかもしれませんね。
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4.HONDA
上記の国内3大メーカーは60年代終盤から70年代初頭にイメージカラーが出来上がっていたのですが、ホンダは意外に遅くて、定番の「ブルー/レッド/ホワイト」のトリコロールカラー(フランス語のトリコロール[三色の、三色旗]に由来した3つの色を組み合わせた総称)は、1976年のヨーロッパ耐久レースが初登場でした。
当時、ヨーロッパのレースを席捲したマシン「RCB」を四国自動車博物館で拝見しましたが、やっぱ、” 速い ”というオーラを身に纏っておりましたよぉ~!
当時の耐久レースはカワサキが最強で、打倒カワサキを目指し、フランスホンダが耐久レースへの参戦をホンダ本社へ強く要望したことからフランスの三色旗をモチーフにペイントされ、やがて「無敵艦隊」と呼ばれるほど強くなり、トリコロールカラーが定着したんですね。
そして、ホンダのモトクロスのブランドカラーはレッドなので、トリコロールも含めて私の中のホンダブランドカラーはレッドです。
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5.番外編 Ducati
ドゥカティのイメージって「レッド!」と思うのは私だけではないと思いますが、イタリア車って、四輪のフェラーリも含めて「情熱の赤」が似合いますよねぇ。
これも、いつの間にか脳裏に刻み込まれたイメージなんですかねぇ~?
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でも、いざ自分が購入するとなると、ブランドカラーを買うとは限らないですよね。
かく言う私も、ブラックのカワサキ車に乗っているのですが、もしね、「ドゥカティを買ってもいいよ!」なんてことになったら、「ホワイト」がそそりますねぇ~♪
なんだかね、他のメーカーだと「これからカラーリングするの?」と感じるホワイトが、ドゥカティだとお洒落で素敵に感じてしまうところがイタリア車の魔力なのかもしれませんね。
あくまでも主観ですよぉ~!
以上、私なりの解釈が入った各社のブランドカラーとイメージカラー、そして、バイク模型も絡めて紹介してみました。
それではまたっ♪
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