ロマンを感じるバイク達 四国自動車博物館 二輪編

高知県香南市に位置する「四国自動車博物館」には、国内外の貴重な名車が二輪四輪を問わず多数展示されております。

前回のブログで四輪編をお伝えしたので、今回は二輪編をお届け致します。

ちなみに、各車両に触れる事は出来ませんので、触った体(てい)のイラストを差し込んでみました。

触りたかったなぁ~!(笑)

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1、瀬戸大橋 与島パーキングエリア

折角瀬戸内海を渡るのだから、瀬戸大橋のほぼ中央にある与島パーキングエリアを簡単に説明させてください。

潮の香りを感じながら瀬戸大橋を眺めるのも乙でございます。ライダーの皆さんも沢山止まっておられましたし、覆面パトカーさんも本線で違反をした車両をパーキングエリアに導いて来られました(苦笑)

橋をただ渡るだけでは勿体ないからねぇ。このパーキングに寄ってみるのはありですよね。
四国4県のお土産も充実しているから、お土産を買い忘れた時の帰りに寄るのも良しですね。

与島パーキングを出たら、高知県までの高速道はトンネルだらけ(行き19本。帰り22本)でしたので景色は覚えておりません。

2日後に、そのトンネル内での車両火災死亡事故のニュースが流れたので、皆さんもお気を付け下さいね。

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2、四国自動車博物館 二輪編

エントラントやロビーの演出については四輪編で説明しておりますので、二輪編に入らせていただきます。

ちなみに、四輪編は下の画像をクリックすると開きます。

(1)HONDA CR93 STREET

先ず、私の目に飛び込んできたのは、「ホンダ CR93」です。

手前の赤いカブは私の目には入りませんでしたが、その後、カブが大ブームになりました。(苦笑)

1962年製だから私より1歳年上なのに、私と違って歳を感じなくて非常に美しい車両です。(笑)

カウルは装着されておりませんが、長いタンクとシングルシート、虚飾を廃し走りに特化したカフェレーサースタイルは、私の好みのど真ん中です。

右側にある車両がレーシングマシンで、手前の車両は保安部品を装備した公道仕様モデル。
現在ではマニアの間で垂涎の的になっている極めて希少なモデルだそうです。

バルブ挟み角が広いDOHCヘッドは当時のホンダレーサーの証って感じでこれもまた素敵です

ホンダお得意の、DOHCカムギアトレインはこの時代から始まっていたんですね。

『並列2気筒DOHC 124.8cc 21.5ps/13500rpm 1.05kg-m/10700rpm』

5速ギアを介して最高速度は135km/h(カウリング装着時は155km/h)に達したそうです。

同じ125ccでも私のトリシティは、「11ps/9000rpm 1.0kg-m/5500rpm」で、3桁の速度に届いた事がないですからねぇ~!

って、レーサーと比べても意味ないですね(笑)

(2)HONDA Dream CB750 four K0

時として、時代を変えてしまうモデルが誕生するとしたら、CB750は、間違いなく時代を変えたオートバイです。

それまでは大型バイクでも2気筒が当たり前だった時代。

世界最速は650cc2気筒のトライアンフだろうと言われていた時代に、突如現れた、時速200キロを可能にする750cc並列4気筒モデルです。

展示車両の「K0(ケーゼロ)は初期型で、こちらもマニア垂涎のモデルです。

その後のK1以降のモデルよりも圧倒的に人気があります。

『並列4気筒SOHC 736cc 67ps/8000rpm  6.1kg-m/7000rpm  218kg』

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(3)RIKUOH RQ750

陸王内燃機(陸王モーターサイクル)は、アメリカの「ハーレーダビッドソン」の国内製造を手掛けた企業です。

1930年代の戦時下、ハーレー社から了承された生産に関するライセンスは旧型ハーレーのものだった事と、当時の粗悪な材料などで決して好調なバイクとは言えなかったらしいですが、現在でも乗っている人がいるというのは凄い事ですよね。

シリンダーヘッドの形状から2サイクルの様に見えますが、4サイクルなんですね。

スペックを見るのも面白いですよ。

1952年に投入された「陸王RQ」は、空冷4サイクル、V型2気筒、747cc、車重220kg15ps/3700rpm

ナナハンで15馬力の低出力です。

その後、シリンダーヘッドをアルミに替えたエンジンの最高出力は22psにアップしたそうですが、たぶん、私のトリシティ125の方が速い気がします。(笑)

(4)MEGURO Junior S2

Kawasakiファンとしては、メグロのチェックは必要ですよね。

こちらの車体は250ccOHV単気筒ですが、カワサキW1のクランクケースに似ていますよね。というか、カワサキがメグロの車体で作ったのがW1ですもんね。

主観ですが、こうやって見ると、繊細で気品のある外観は、カワサキというよりも、ヤマハ的に見えてしまうのは私だけでしょうか

性能は、248cc10psの出力です。


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(5)SUBARU360 & Rabbit Scooter

四輪の紹介ページではありませんが、スバル360ラビットスクーターです。
私、元スバリストなので、富士重工制作のこの2台を並べてあるのは嬉しかったです

スバル360のドアって、現在のクルマとは逆向きに開くんですよね。
うちの奥様が不思議がっておりました。(笑)

ラビットは、私が小学生の頃に親戚の家の車庫にあったんですよね。
こんなにバイク好きになる事が分かっていれば貰っておいたのにぃと思っております。

(6)HONDA RCB

1976年、ボルドール24時間耐久レース優勝。
当時、8つのヨーロッパ耐久レースの内、なんと7つの栄冠を獲得した伝説のバイクです。

ヨーロッパのレースを席捲した「ホンダ無敵艦隊」と呼ばれた時代のマシンです。

強く速いオーラを纏っておりました。

『 941cc 115ps/9000rpm 』

(7)その他

トライアンフノートンBSAなど、二輪もたくさん展示されておりました。
私の知人にも古いトライアンフ好きがいますが、好きな人にはタマラナイですよね。

(8)おまけ

「ゴールドモンキー・リミテッド」が「ホンダ Sシリーズ」の傍にチョコンと置かれていました。

そのディスプレイというか、シチュエーションが良いんですよねっ

これだけ多くの名車の美しさを保つだけでも大変だと思うのに、全ての車体が実動状態にあると聞けば、もうね!感動しかないです。

素晴らしい博物館でした。

3、ひろめ市場

自動車博物館へ長時間滞在したので昼食は14時半頃になり、有名な「ひろめ市場」に行ってみました。

昼間から地元客と観光客が入り乱れて酒を酌み交わすというカオスな名所との事ですが、本当に、座る席が無いくらい混雑している全ての人がお酒を呑んでいるように見えました。

恐るべし高知っと思いつつ、見習うべき県民性だとも感じました。

素晴らしき高知

運転手なのでお酒は飲めなかったですが、鰹のたたき、鯨の竜田揚げ、鯛めし、鰹巻き寿司、アワビのお刺身、有名なギョーザ(安兵衛さん)等、美味しく頂きました

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4、高知城・坂本龍馬・桂浜

遅い昼食後は、日帰りの旅行なので帰宅の事を考える時間なのですが、折角来たのだからと、高知城と桂浜にも行ってみました。

桂浜は、行って良かったなぁ~♪ 
竜馬さんの銅像にも逢えたしね

私は日本海側の人間なので、太平洋側に立つと何だか感動しちゃうんですよね(笑)

そして、無事に帰宅し、今回の旅は終了です。

往復約600kmでした。

 それではまたっ

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