バイクのホイールカラー 最近はブラックが定番なのか?

こんにちは、アーチビブログです。

突然ですが、あなたは、バイクのホイールの色に拘りはありますか?

現在のバイクホイールの色って、HONDA Kawasaki はブラックカラーが多い気がします。

足元が引き締まって見え汚れも目立たないのは悪くないのですが、「私はどちらかと言えば自己主張をするホイールの方が好きなんだけどなぁ~!」というお話です。

上の画像は、わが家のバイク車庫に飾っている「Kawasaki Z1000 MKⅡ」のダイキャストモデルですが、このバイクが製造されていた時代(1970年代80年代初頭)の国産4メーカーのホイールには自己主張があったと思うんですよね。

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1、1970~80年代初頭

スポークホイールの時代から、キャストホイールへ移行した時代です。

Kawasaki は、定番の7本スポーク。
SUZUKI は、初代カタナなどでお馴染みの星形。
YAMAHA は、7本スポークまたは火炎ホイールと呼ばれる渦巻型。
HONDA は、独創のコムスターホイールでした。

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(1)Kawasaki

オーソドックと言える7本スポークに、スポーク部はブラック塗装を施し、リムとスポークのセンターラインはアルミ地肌で光らせる手法で、車種により、ブラック部分にゴールド仕上げを施して特別感が演出されていました。

私の場合、少年時代に憧れていたバイクが「Z400FX」なので、この時代のkawasakiホイールが一番好きなんですよねぇ~♪

(2)SUZUKI

私が中学生の頃、高校生になったら乗りたいと思っていたのが「マメタン OR50E」だったから、スズキの星形ホイールも大好きです

その頃のスズキのキャストホイール車は、車名末尾に「E」が付き、スポークホイールとの差別化が図られていました。

マメタンのアメリカンフォルムは今見ても素晴らしいと思います。

初代カタナの星形と、リトラクタブル仕様カタナの6本スポークを比較すると、ヤッパ、星形が「スズキのバイク!」として自己主張していると思います。

(3)YAMAHA

ヤマハって、繊細で美しいデザインというイメージがありますよね。

下の画像は、70年代後半、ヨーロッパをターゲットとした「XS1100」と、アメリカをターゲットとした「XS1100 Special」です。どちらかと言えば、繊細というよりも無骨なホイールなのに、ヤマハの手にかかればお洒落に変身します。

ヨーロピアンは、当時の日本では鈍重に見えて人気がなかったと思うのですが、今の目で見ると、超カッコいいカフェレーサー仕立てに見えるのは私だけでしょうか


(TAMIYA プラモデル画像)

アメリカン仕様は、ブラックの車体にゴールドのホイールが映え、「ミッドナイトスペシャル」というベタなネーミングと絶妙にマッチしております。

大きな空冷4気筒エンジンと洗練されたデザインの融合が素晴らしく、個人的には本物に触れてみたい車両ですが、中古車でも滅多にお目にかかれません。

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そして、RZ250以降、多くの車種に採用された火炎ホイールは、繊細で美しいヤマハらしいデザインです。

 

(4)HONDA

ワイヤースポークのしなやかさと柔軟性を持ちながら、キャストホイールの整備性も兼ね備えたホイールとして、当時のホンダが独自に採用していたのがコムスターホイールです。


(HONDA HPより)
 
 
発想は素晴らしいのですが、他社のキャストホイールと比較してデザイン的にはカッコ悪いと感じた方もあると思います。
だからなのか後に通称「裏コムスター」と呼ばれる仕様や、「ブーメランコムスター」と呼ばれる仕様が登場しました。
 
そして、時代の流れと共に、サスペンション性能が向上したことや、製造コストのデメリットなどもあり、コムスターホイールは消滅していきます。

 

2、1980~1990年代

空前のバイクブームである80年代。
レーサーレプリカ全盛時代のホイールは、車体色同一カラーなど多彩になりました。
 
 
バイクのホイールはブレーキダストだけではなく、チェーンオイルの付着による汚れもあるので、ホワイト系などの明るいカラーは掃除が大変ですよね。
 
ダスト系はエアコンプレッサーで吹き飛ばせますが、オイル汚れは小まめな洗車が一番です。

 

3、そして現在

現在のバイクに関する私の主観ですが、カワサキはブラックホイールにリムステッカーを貼るタイプが多く、スズキとヤマハはブラックも多いけれど車体色に合わせたホイールも多く、ホンダは定番のシルバー、ゴールド、ブラックを上手く展開しているという結論に至りました。
違っていたらごめんなさい!
 
(Kawasaki HPより)
 
 
 
(SUZUKI HPより 限定カラー)
 

(YAMAHA HPより)
 
(HONDA HPより)

4、まとめ

ホイールのカラーリングを変更することで全体的な雰囲気はガラッと変わりますが、最近のバイクは、タンクやカウルに留まらず、フレームに至るまで造形美が凄いので、ホイールの色で主張する必要はないのかもしれませんね。
 
基本はブラックホイールで、気分によってリムステッカーを張り替えるなんてのもありかもしれません。
 
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ってか、色々な画像を眺めていたら、今更ながら、ブラックホイールのカッコよさと、リムステッカーなどで楽しめそうなことに気づいた あーさん でした。
 
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私の様なオッチャンがセンス良くまとめるのは難しいかもしれませんけどね。(笑)
 
それではまたっ♪

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