ステッカー跡やシール跡を簡単にキレイに剥がす おすすめケミカル

こんにちは、アーチビブログです。

古いステッカーやシールなどを剥がしたらベトベトの糊(のり)が残ってしまった!

なんてことがありませんか?

今回は、そんなベトベトを簡単に取り去るケミカルの紹介です。

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1、ステッカーを剥がした糊(のり)の跡

純正の警告ステッカーなど、あまり気にしない私ですが、バイクのタンクに貼ってある注意書きステッカーを突然剥がしたくなりました

上の画像はキレイに処理した後なのですが、実は、何も考えないでベリベリッっと剥がしたら、糊がベットリと残ってしまい、慌てて処理したから画像を残していなかったんです

ちなみに、下の画像のような感じでベットリと残っておりました。

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そこで!

こういう時の糊(のり)落としには何が効くのか!?

ということですが、最初に思い浮かぶのって「ステッカー剥がし」や「シール剥がし」などの専用ケミカルではないでしょうか

また、ステッカーリムーバー(ヘラ)などもですね。

実はこれ、私的にはお勧め品ではないんです!

ここで大事なのは、ガラスに貼ったステッカーではなく塗装面ということです。

ボディ塗装面を痛めず剥がす!

が至上命令になります(笑)

専用の剥がし剤って、意外に上手く剥がせないことがあり、実は剥がし剤よりも効くケミカルって、バイク好き、車好きなら持っている可能性大なんですよね。

それを紹介する前にっ!!

シール剥がし剤の例として、私が持っていた「ホルツ」の「ステッカーはがし(ゼリー状)」を例に説明します。

2、Holts(ホルツ )ステッカーはがし ゼリー状

<使用方法>

① 塗る
剥がしたいステッカーの上と周囲に本剤を塗り、液を浸み込ませます。
プラスチックやフィルムタイプのステッカーは、まず表面層を剥ぎ取り、残った糊に浸み込ませます。

② 剥がす
接着面に液を浸み込ませるとステッカーが剥がしやすくなります。
液を塗りながらヘラを使って剥がします。

③ 糊(のり)跡
糊跡が残る場合は同じ作業を繰り返します。

④ 仕上げ
剥がした後は、濡れた布などでよく拭くか、水洗いをしてください。

以上で、シール剥がし剤の説明は完結しておりますが、長年貼られていた古いステッカーの糊などは、この程度では残った糊はなかなか落ちないんですよね

それと、ボディ塗装面の糊を『ヘラで剥がす!』というのはね、プロならばいざ知らず、私は塗装が傷つくことが怖くてやりません。(苦笑)

もちろん、地道な作業をすれば剥がれますので、シール剥がし剤が悪いわけではありません。

それよりも楽な方法があるんですっ


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3、シリコンオフ&プレクサス

今回は、ここからが本題であります!

「シリコンオフ」と「プレクサス」が、私のイチ押しケミカルです。
どうです
車庫の棚や、ワックス類を収納している箱などに置いてありませんか(笑)

(1)ドライヤーは必需品?

シリコンオフとプレクサスならば、糊がベットリと残っていても取り除くのは簡単と言っても過言ではありませんが、でもねっやはり、ドライヤーで温めるとか、熱いお湯を含んだタオルなどで温めた後に剥がせば残った糊が少なくてストレスなく剥がせます。

温めてから剥がすと、説明しやすい程度に糊が残っておりました。(笑)

(2)シリコンオフ

シリコンオフの用途って今回の作業の真逆で、塗装の前処理や、シールやステッカーを貼る前の脱脂用ですが、実は、残った糊を取る場合も劇的に使えるんですよね。

シリコンオフの成分は、イソプロピルアルコール(IPA)です。
消毒や殺菌用にも使われていて、同じ殺菌用途のエタノールでも残った糊は取れるのですが、試してみると、確実にシリコンオフの方が簡単に除去できます。

残った糊にシュシュッっと吹き付けて布で拭くだけでアッという間に取れました。

(3)プレクサス

プレクサスは、もともとアメリカの戦闘機のキャノピーをクリアに保つために開発された洗浄コーティング剤で、フロントガラスやヘッドライト、クルマやバイクの塗装面など、吸水性のあるもの以外、様々な用途に使用でき、中性なので塗装を痛めることもありません。

下の画像は、シリコンオフでサッと取り去った後ですが、少しだけ糊の成分が残ってくすんでおります。

シリコンオフで取り去ることもできますが、塗装面へのダメージを考慮してプレクサスで仕上げました。ピカピカテカテカになりました

こちらのステッカーは、枠の糊だけ残っておりました。

プレクサスをシュッっと吹きかけて、仕上げクロスで拭くと直ぐに取れました。

 

4、どちらがいいの?

成分は違えど、「シリコンオフ」でも「プレクサス」でも「ステッカー剥がし剤」より簡単に糊を除去できますが、「どちらが上か」は分からなかったので、もっとベトついた糊がないかなと、トリシティの警告ステッカーも剥がしてみました。

 
イイ感じで糊が残りましたねぇ。
 本来ならばキレイに剥がしたいのですが、ブログ用に糊を残すってのも大変でした。(笑)
 
まずは、プレクサスを吹き付けて拭き上げてみました。
 
ベトベトは取れましたが、薄っすらと糊がのこっております。
 
下の画像は、薄っすら残った糊をシリコンオフで拭き取り、仕上げにプレクサスで磨いた画像です。
美しくなりました
 
今回残った糊の除去は「シリコンオフ」で落としましたが、頑固なこびり付きは「プレクサス」の方が少し性能が良いと思います。
 
コスパ的にはプレクサスの半額以下で購入できるシリコンオフの勝ちですが、私的には、シリコンオフで擦り過ぎるのは塗装によろしくないと思うんですよ。
 
なので、塗装への労わりも考えて、「シリコンオフで除去」して「プレクサスで仕上げる」というのが私のイチ押という結果になりました。

グッド

 
 

5、余談

金属やプラスチックの表面仕上げ剤で、「プレクサス」に似た「KURE LOOX(ルックス)」という商品があります。

 
「バイク用おすすめケミカル」のページでも紹介しておりますが、トリシティに後付けした社外品ロングスクリーン(外国製)が、新品なのに白い塗料が飛び散り、それを削った傷だらけの商品が届いたんです。
 
その塗料とキズを取り去ったのが「ルックス」です。
 
 
このスクリーンを装着してから4年程度経過しておりますが、透明感は変わらず美しさを保っていることから、「ルックス」の性能の高さが分かります。
 
でもね、「ルックス」には微粒子コンパウンドが含まれているので、今回の「シールの残り糊取り」という作業には適していないということになります。
塗装も削っちゃいますからね
 
ケミカルも適材適所で使い分けると、それぞれが素晴らしい効果を生むということですね。

 
 
ちなにみ、おすすめケミカルのページへは、下の画像をクリックすると移動します。
適材適所の用途があるから色々と持っていると思わぬ時に助かることがあるんですよね。
 
 
興味がありましたら覗いてみてくださいね。
オートバイだけでなく四輪にもおすすめです。
 
それではまたっ
 

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