三輪バイクのトライク登録・ミニカー登録について YAMAHAトリシティ・HONDAジャイロ

こんにちは、ゴールデンウイークではありますが、不要不急の外出は避けて、なるべく人に会わないように自宅近くをうろついているアーチビです。

そんな時、「あ~ちびさぁ~ん!」という声に振り向くと、友人(行きつけのスナックのマスター)がスクーター(ホンダ ジャイロ X)に乗ってノーヘルで現れました!

( ̄□ ̄;)おおっ!弄ってるねぇ~!ノーヘルってことはトライク登録?

と聞くと、「いえ!ミニカー登録です!」とのこと。

というわけで、トライクとミニカーの違いについて調べてみました。

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その前に!ホンダのジャイロとはどんなバイクなのでしょう?

1HONDA ジャイロ

 
2輪バイクの軽快さや経済性を損なうことなく4輪車の居住性や快適性を併せ持つ新カテゴリーの乗り物として、前1輪、後1軸2輪のスリーターと銘打って発売された、ホンダスリーターの第二弾が「ジャイロ X 50cc」です。
( ̄▽ ̄;)4輪車の居住性や快適性なんてないんですけどね!(爆)

ピザなどの宅配で街に溶け込んでいる「ジャイロ キャノピー」は、日本中の誰もが見たことあるスリーターではないでしょうか。


(ジャイロキャノピー HONDA HPより)

ホンダのスリーター系は何が面白いかって、駆動部を含めたリア周辺のスイング機構です。

普通、三輪だと車体を傾けて曲がれない(傾けると外側の車輪が浮く)のですが、ホンダのスリーターは、通常のバイクと同様にコーナーリング時に左右スイング(重心移動)が可能なんです。

今回のジャイロXは、1982年に発売された2ストロークエンジンの初期型で、旋回時に発生する車軸左右回転差をデファレンシャルクラッチで調整しているそうです。

普通のバイクは車体を傾けることで曲がり易くなるのですが、リアタイヤ二輪が地面に接地しているスリーターは、旋回時に通常のバイクよりも大きくバンクさせる必要があり、「X」の次のモデル「UP(アップ)」や「キャノピー」は、自動車と同じデファレンシャルギアが搭載され、旋回性が上がっております。

旋回時に通常のバイクよりバンクさせる必要があるってのがミソで、これはね、スリーターの独特の乗り味で、転倒しない(転けにくい)という安心感もプラスされるわけで、バイク乗りにとっては面白いと思いますよぉ~!(笑)


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2、トライク(Trike)とは

トライクとは、三輪の乗り物の総称なので、幼児用の三輪車や三輪自転車、また昔々のオート三輪トラックなど全てに当てはまるのですが、今回は、オートバイに近い「原動機付の三輪の乗り物」の中でサイドカーは除いた、三つの車輪が車両中心に対して左右対称な二等辺三角形に配置されたタイプについて述べたいと思います。

(1)トライクの種類

前輪が2輪で後輪が1輪は「逆トライク」または「リバーストライク」
ジャイロのようにリーン(車体をを傾ける)出来るものは「リーニングトライク」
どちらの特性も併せ持ったタイプは「リーニングリバーストライク」
と分類されています。

(2)トライク登録とは

↓の画像は私のガレージでジオラマ風に飾っている「となりのト〇ロ」に登場した三輪車(たぶん)ですが、日本では、1930~50年代に、こういう軽便で安価なオート三輪が多く走っていたので三輪自動車用の法律があったんです。

例えば、外国からトライクを輸入したり、二輪をトライクに改造して登録したい場合、「三輪幌型自動車」としての扱いになり、税金や車庫証明などが自動車と同じ扱いだったんです。

その曖昧な法的位置付けを訂正したのが1999年で、「50cc超のトライクは道路運送車両法上では、側車付自動二輪車(サイドカー)道路交通法上では普通自動車とみなす」と定義されたんです。

これにより、車両登録とナンバープレートは二輪車で、運転免許的には普通自動車免許が適用されるようになったんです。

そして、二輪用ヘルメットを装着しない公道走行が認められたんです。

つまり、大型自動二輪免許を取得しなくても、普通自動車免許を所有していれば、アメリカ「ハーレー トライク」や、カナダ「カンナムスパイダー」にも乗れるんですね。
( ̄▽ ̄;) 逆に、二輪免許を持っていても普通自動車免許を持っていなければトライクには乗れません!


(ハーレー トライク)


(カンナム スパイダー)

有料道路の料金はオートバイ扱いで、駐車場は普通自動車扱いです。

3、ミニカー登録とは

ミニカーとは、道路交通法において、総排気量50cc以下、又は定格出力0.6kw以下の原動機を有する普通自動車(ただし、道路運送車両法では原動機付自転車扱い)と定義されています。

さらに、以下のいずれかの条件を満たせばミニカー登録が可能です。

◦左右の車軸の距離が500mmを超える三輪以上の車。
◦左右の車輪の距離が500mm以下で車室を備えた(屋根・支柱が最低一対の)四輪以上の車
◦左右の車輪の距離が500mm以下で側面が構造上解放されていない車室を備えた三輪車(オープンルーフだけどドアがある三輪車)

上記に当てはめて、マスターの車両は幅広タイヤを装着し、車軸の距離500mmを超えた三輪車ということで、ミニカー扱いとなり「青ナンバー」なんですね。

リアタイヤのサイズが「235/30-10」が何ともお茶目で笑っちゃいましたよ!
(^▽^)小さくて太いっ♪

<ミニカー登録のメリット>

ミニカー登録をすると、制限速度が「60km/h」になり、厄介な2段階右折が不要になり、任意保険はファミリーバイク特約に入れるなど、大きなメリットが生まれます。

原付バイクの制限速度「30km/h」って、交通の流れに乗れないスピードだからトラックなどの大型車に追い抜かれる時は危ないですし、だからといってスピードを上げれば簡単に免停速度に達してしまう厄介な速度だと思うんですよ。

「ヘルメット装着義務なし」については、私のようなオジサンは顔出しが恥ずかしいことと、顔を隠せるヘルメットを装着した方が「見た目が若く見える」というメリットがあるので何とも言えないですが、安全のためにはヘルメットを装着した方がいいとは思います。

4、何故トリシティはオートバイ扱いなの?

ここまで述べて、「トリシティってリーニングリバーストライクじゃないの?」という疑問を抱くのですが、そのあたりもシッカリと定義されております。

以下の項目を全て満たす車両は特定二輪車として自動二輪車扱いとなり、普通免許では運転できず二輪免許が必要(ヘルメット着用義務もあり)となります。
◦3個の車輪を備えるもの
◦車輪が車両中心線に対して左右対称の位置に備えられているもの
◦同一線上の車軸における車輪の設置部中心のトレッドが460mm未満であるもの
◦車輪および車体の一部、または全部を傾斜して旋回する構造を有するもの

上記の全てを満たしているトリシティは、オートバイなんですね!

逆に言えば、全てを満たさなければトライク扱いになるわけで、代表的な例は、車輪の幅(トレッドを460mm以上に広くすることでトライク登録をしているトリシティもあります。

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5、まとめ

個人的な意見ですが、50cc以下のジャイロをミニカー登録するメリットは結構あるのに対して、トリシティをトライク登録するメリットは少ないかな?と感じました。

違うタイプの三輪車ですが、ジャイロもトリシティも、運転が楽しくて面白い乗り物であることは確かでございます。
(^▽^)g

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