いよいよ原付一種の排気量が50ccから125ccへの見直しへ!

こんにちは、アーチビブログです。

50cc以下の原動機付き自転車(略して原付)では排ガス浄化の新基準に対応できないとして排気量の見直しが叫ばれつつ数年が経過しておりますが、いよいよ排気量の拡大が決まりそうであります。

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【1】排気量見直しへ

原付の車両区分の見直しを議論してきた警察庁の有識者検討会は、道交法上の定義を現行の排気量50ccから、出力制限を条件に、125cc以下に変更するのがふさわしいとする報告書をまとめました。

国際的な排ガス規制強化の流れで2025年11月から新規制基準が適用されるが、50cc以下では対応できず、業界全体から見直しの要望が上がっていました。

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【2】見直しの理由

排ガス浄化用の装置はエンジンで温める必要があるが、50cc以下は温まるのに時間がかかり新基準への対応が困難です。

有識者検討会は、一般ドライバーによる試乗会などを通じ、出力を制限した125cc以下の車体について50cc以下と同程度の安全性を確認したとのこと。

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【3】出力規制で対応

報告書では、最高出力を現行の50cc以下と同程度の4kw(4キロワット)以下に制限した125cc以下をミニバイク(原付き)と定義するのが適当と判断しました。

ちなみに、4kwは約5.4馬力です。

約1年前の当ブログで、元々10馬力の125ccの出力を半分にして50cc扱いにしたとしても、悪知恵が働く人は10馬力に戻して使うんじゃないのと述べたんですよね。

こちらの記事です

その対策として、出力制限に関する部分を一般的な工具では改造できない特殊な構造にすべきだと指摘されたそうです。

【4】ナンバープレートも見直し?

原付きの免許で運転できるのは出力制限した車体のみなので、制限なしの車体と判別できるようにするためナンバープレートなどの工夫も検討が必要とされました。

これについては現時点でも排気量による判別はあり、原付一種(50cc以下が白ナンバー、原付二種 乙(51cc~90cc以下)が黄ナンバー、原付二種 甲(91cc~125cc以下)がピンクナンバーです。

今後は90ccなどの排気量も無くなるでしょうから、出力規制「あり」「なし」の2色分けかな

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【5】まとめ

警察庁は新基準適用までに道交法施行規制を改正する方針とのことなので約2年後です。

出力を落とされるとはいえ、125ccのトルクがあれば50ccよりもユトリある運転が可能になると思うので、新基準エンジンを搭載した新たな原付の登場に期待大であります。

大雑把ですが、現行の125ccクラスの金額が37万円程度で、50ccクラスの金額が17万円程度だとすると、新基準の出力を落とした原付きの金額も20万円以下だと嬉しいですよね。

私、個人的には現行125ccのピンクナンバーに抵抗感があるので、制限なしの125cc白ナンバーにしてほしいんですけど、それは無理なお願いですよね。(苦笑)

それではまたっ♪

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