最近気になるオートバイ SUZUKI GIXXER(ジクサー) SF250

こんにちは、アーチビブログです。

田舎でのバイク生活を楽しんでいて今の所有車で十分以上に満足している私ですが、最近、妙に気になるオートバイがあります。

見た目はSS(スーパースポーツ)っぽいけれど、実はオールマイティな「SUZUKI GIXXER (ジクサー)SF250」です。


(SUZUKI HPより)

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1、スタイル

兎角パワー競争になりがちなSSスタイルのバイクですが、カリカリのパワーよりも日常やツーリングでの使いやすさとフルカウルバイクの美しさを融合させたコンセプトは、私が所有する「Kawasaki Ninja1000」とコンセプトが似ていて、そのシンプルでスッっとした佇まいは、妙に私を惹きつけるんですよね。

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私は特にシルバーカラーが好きですっ♪

スポーティーなセパレートハンドルですが、アップ気味にセットされていて乗車姿勢が窮屈にならないところもNinja1000に似ていて妙に親近感がわきます


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2、ZX-25Rと比較してみると面白い!

数値だけを見ると超平凡な性能ですが、それは高出力を狙わずに扱いやすさを追求した結果で、例えばパワー競争をしても他メーカーと互角以上の開発力を持つスズキが出した250ccの一つの答えがSOHC単気筒油冷エンジンの「GIXXER SF250」というわけですね。

ちなみに、250ccの超高性能版「Kawasaki ZX-25R」と比較してみると面白いです。

諸元 GIXXER SF250 Ninja ZX-25R
全長 2010mm 1980mm
全幅 740mm 750mm
全高 1035mm 1110mm
シート高 800mm 785mm
装備重量 158kg 184kg (SE)
最小回転半径 2.6m 2.6mm
エンジン 油冷4サイクル単気筒 水冷4サイクル4気筒
SOHC 4バルブ DOHC 4バルブ
総排気量 249cc 249cc
内径×行程 76.0mm×54.9mm 50.0mm×31.8mm
圧縮費 10.7 11.5
最高出力 26ps/9000rpm 45ps/15500rpm
最大トルク 2.2kgf・m/7300rpm 2.1kgf・m/15500rpm
オイル容量 1.8L 2.9L
燃料タンク容量 12L 15L
変速比 1速 2.500 2.928
2速 1.687 2.055
3速 1.315 1.619
4速 1.111 1.333
5速 0.954 1.153
6速 0.826 1.037
減速比(1次/2次) 3.086/3.076 2.900/3.571
タイヤサイズ 前 110/70R17 110/70R17
タイヤサイズ 後 150/60R17 150/60R17
燃料消費率 WMTCモード 37.7km/L(クラス3 3-1) 18.9km/L(クラス3 3-2)
価格(税込み) 481,800円 913,000円 (SE)

(1)馬力とトルク

「26馬力 vs 45馬力では勝負にならない!?」

確かにサーキットの全開走行ではそうでしょうが、最大トルクはほぼ同数値で、しかも、ジクサーはZX-25Rの半分以下の回転数で最大トルクが出ているんですよね。

街中などでの常用回転域にピークパワーやピークトルクを合わせてあるので、すごく扱いやすいであろうことが分かります。

私も過去の250cc 4気筒車を所有していたことがありますが、小さなピストン4つを15000回転付近まで回せばジェット機のような甲高い高周波音を発生するので運転手の高揚感は最高なのですが、周囲への迷惑を考えると街中では回転数を抑えたいんですよね。

あと、私の田舎の峠道はクネクネ道(低速コーナー)が多いので、高回転高出力の4気筒は回しきれない(美味しい回転域を使えない)こともあってジクサーの方が合ってるんですよね。
勿論、私の腕の無さもあります!

(2)燃費

「37.7km/h vs 18.9km/h」

数値だけをみると、125cc 対 1000cc のようですよね

変速比を見るとよく分かりますが、ジクサーは5速以上がオーバートップで、ZX-25Rは6速でも高ギアだから燃費に差が出るのは仕方ないです。

<オーバートップとは>
オーバードライブともいい、車輪側の軸回転数の比率がエンジン側の軸回転数に対して1を超えるギアを指します。
減速比は1以下となり、速度を下げずにエンジン回転数を下げることが可能になります。

凄く大雑把に説明すれば、仮に、車輪側軸回転数とエンジン側軸回転の比率が1:1で、エンジン回転数10,000回転の時に100km/hで走る車両があるとして、変速比が0.500のギアで走行するとエンジン回転数5,000回転100km/hということです。
大雑把過ぎかな?

ちなみに、私のNinja1000も6速でもオーバートップにならないから高速巡航時の回転数は高めです。

でも、ぶっ飛ばさない限り燃費は20km/L以上なので、ZX-25Rも燃費走行をすれば、WMTCモードを軽く超える燃費になると思います。

<燃料消費率 WMTCモードとは>
発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値です。
走行モードは排気量(クラス)と最高速度(サブクラス)によって分類されるので、250ccのGIXXER SF250Ninja ZX-25Rは、「クラス3(主に小型二輪クラス)」で、サブクラスは「GIXXER:3-1(最高速度130以上140km/h未満)」「ZX-25R:3-2(最高速度140km/h以上)」となります。

ジクサーはオイル容量も少ないからオイル交換時の出費が少なく、燃費も含めて維持費が安く上がるのはありがたいですよね。

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(3)価格

こちらも凄く大雑把に言えば「50万円を切る価格 vs 100万円に近い価格」の対決です。

超高性能エンジンや各種電子制御システムなどを考えるとZX-25Rの価格は納得できるのですが、なんともお洒落なジクサーが半額くらいで買えるんだからねぇ~!

例えば、ネイキッドバイクならDOHCエンジンや4本のエキパイなど、見た目の迫力が違いますが、フルカウルで覆われたバイクの場合、エンジンの見た目がショボくても分からないところがミソなんですよねぇ~!

そういうことも含めて、ジクサーって非常によく考えられたバイクだと思います。

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3、まとめ

軽くて扱いやすく燃費に優れ価格も手頃なジクサーは「女性やビギナーにおすすめ」と言われますが、そんなことはない、若者からオジサンまで、男性にもベテランにもおすすめできるナイスなバイクだと私は思います。

26馬力というパワーは、例えば高速道路の長距離長時間巡航には不向きかもしれませんが、日常使用では必要十分なパワーです。

スズキには2気筒の「GSX250R」もあり、現在の 250cc って凄く種類が豊富になりました。

この排気量帯を購入予定の人は選ぶのが楽しいですよねぇ~♪

バイクでもクルマでも、何が欲しいか考えている時が一番楽しかったりしますもんね

GIXXER SF250 を考えてるけどどうなのかな」なんて人の参考になれば嬉しいです

それではまたっ♪

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