こんにちは、アーチビブログです。
バイクの洗車って大変ですよね。
クルマのようにジャブジャブと水をかけての洗車も悪くないですが、電装系の保護とか、エンジンの奥の拭き取れないところとか、水分はサビの原因にもなるから気遣いが半端ないです。
私の場合、汚れが酷くなければ、水は極力使わないでケミカルを使います。
クルマと比べて、バイクの手入れ品は種類が多くなってしまいますが、美しさを保つために活用している商品を紹介したいと思います。
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目次
1、WAKO’S(ワコーズ) SL シリコーンルブリカント
<価格>
(420ml)
メーカー希望小売価格 :1,728円
参考 Amazon価格 :1,570円
(1)メーカー商品説明
樹脂やゴム及び金属部品の保護艶出し・滑走・潤滑・撥水・離型性に優れた効果を発揮するシリコーンオイル潤滑スプレーです。無色、無臭でFDA規格にも適合しているので食品工場でも使用できます。
※ 自動車の内装に使用する場合は、車両付属の取扱説明書に従って作業してください。
(素材や劣化状態により脱色や変色などの恐れがあります。)
(2)使用方法
塗布する表面から約20cm離してスプレーし、綺麗なタオル等で軽く拭き上げます。
(3)アーチビレビュー
バイクのホイールに多いザラザラした塗装(梨肌塗装)がブレーキダストで汚れた程度でしたら、SLを布にスプレーして(ブレーキディスク等に吹き付けないようにするため)拭き上げるだけでピカピカになります。
付着ダストが多めの時は、水に浸したタオルを絞り切らない状態で大まかにダストを拭き取り、汚れていない湿ったタオルでもう一度拭き取り、その後にSLで仕上げております。
少々手間に感じるかもしれませんが、この方法だと車庫内で可能ですし、水をぶっかけての洗浄だと、隙間に溜まった水から錆が発生する事もあるので、少々の汚れの時はそうしてます。
また、空冷エンジンのフィン部分ですが、耐熱ワックスを使わなくても、SLを布にスプレーして磨くだけで支障なくピカピカ状態を保っておりました。
下の画像は、クラッチケース等を替えた時、ついでにSLで磨きまくった画像です。
SLは樹脂やゴムにも使えますが、色あせた未塗装樹脂系がSLで蘇らない時は、次に紹介する「スーパーハード」を使用しております。
チェーンオイルが付着するリアホイールの汚れが酷い場合は、目次3で紹介する「花咲かG」を使用しております。
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2、WAKO’S(ワコーズ) SUPER HARD ワコーズ スーパーハード
<価格>
メーカー希望小売価格 :6,480円
参考 Amazon価格 :5,500円
購入時は高価に感じましたが、伸びが良いから少量でかなりの面を補え私の使用環境ではこれ1本で10年以上使えるかもしれません。ということは、コスパも悪くないと思います。
(1)メーカー商品説明
従来のつや出しコート剤やWAXと違い、主成分のケイ素化合物がガラス状の硬い乾性皮膜を樹脂表面に形成し、色あせた樹脂を新品同様に蘇らせます。
(2)使用方法
塗布する箇所の汚れを洗浄し表面を乾燥させてから、付属品のスポンジの1ピースを切り離し液をスポンジの黒い部分につけて均一に塗ります。
5分ほど経過したら乾いたタオルで拭き上げ、一日以上は濡れない場所でよく乾燥させます。
※ 完全硬化は5~6日が必要なので濡らさないようにします。
(3)アーチビレビュー
無塗装樹脂部分って、経年劣化で白化しますよね。
特に屋外駐車をされている方は紫外線による日焼けで早く劣化が進んでしまいます。
今までは一時的に黒くする、ごまかし系のケミカルが大半でしたが、この商品はコーティングの持ちが数か月持続します。
ガラス状の被膜を樹脂表面に形成するという謳い文句は信頼できると思います。
スクーターのステップ位置等、少々傷ついた場所も黒光りさせられます。
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3、マルチクリーナー 花咲かG
<価格>
(1リットル)
メーカー希望小売価格 : 2,808円
参考 Amazon価格 : 2,580円
(1)メーカー商品説明
花咲かGは、水で3~30倍に薄めて常温で使用する水溶性の、手にも環境にも優しい脱脂洗浄剤です。
(2)使用方法
使用箇所の泥、砂ぼこり等をまず水で洗い流し、花咲かGの原液を水で3~30倍に薄め、薄めた液でハケ、スポンジ、噴霧、浸け置き等の方法で汚れた部分を洗います。
3~5分後にハケと水で汚れを洗い流し、布でよく拭き上げ、乾かします。
(3)アーチビレビュー
この商品は、バイクの油が付く部分の洗浄に適していると思います。
チェーンやスプロケットの油分取り、チェーンから飛び散って油分が付着するリアホイールの洗浄に使ってます。
チェーンクリーナーでの洗浄が一番なのかもしれませんが、量を気にせずスプレーすると、クリーナーの減りが早いですよね。
なので私は、使用済みの霧吹き系ワックスの容器に10倍程度に薄めた花咲かGを入れて、他の部分は新聞紙等で覆って、霧吹き後にタオルで拭いてます。
また、草刈機のキャブレターが目詰まりした時、浸け置き洗浄をしていますが効果がありますよ。
薄めて使うところがミソなのですが、濃すぎると塗装を痛めそうで、バイクのタンクやクルマのボディ洗浄に使った事はありません。
<花咲かG 希釈の目安>
エンジン周りの油汚れ、ガソリンによるキャブレターの赤黒い汚れは5~15倍。
洗車、ガラスの油膜取りは5~20倍。
ひどい油汚れ、分解したクランクケース等は5~15倍で浸け置きです。
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4、LAVEN(ラベン)ホワイトチェーン ルブ [プロ]
<価格>
(420ml)
メーカー希望小売価格 :2,268円
参考 Amazon価格 :1,294円(配送料別)
(1)メーカー商品説明
LAVENホワイトチェーンルブ [プロ] は、モーターサイクルの修理、点検整備にお使いいただくためのお得な業務用サイズです。
新車チェーンに塗布されているホワイトグリスをベースにチェーンの高速回転による高温、減摩効果に特に優れたフッ素樹脂微粉末を主成分としたグリスです。
ドライタイプのため、飛び散りや垂れが少なくモーターサイクルを汚すことがありません。
(2)使用方法
塗布する箇所を洗浄して、容器を良く振り、ノズルの先端をチェーンから約10cm離しチェーンをゆっくり回転させながら均一に吹き付けます。
目的の箇所以外に付着した場合は拭き取ります。
(3)アーチビレビュー
これはね、チェーンの掃除をしたら必ずやらねばならぬモノです。
速乾性でグリスの飛び散りは少ないですが、その分、汚れも保持しやすいと思います。
白色系なので、そこも好みの問題がありますね。
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5、WOKO’S(ワコーズ) BC-8
<価格>
(650ml)
メーカー希望小売価格 :1,620円
参考 Amazon価格 :1,280円
(1)メーカー商品説明
中速乾タイプのブレーキ・パーツ洗浄スプレー。適度の揮発性を要し、洗浄と乾燥のバランスがよく作業性に優れています。
ブレーキフルードと任意に溶解するので、ブレーキ周りの脱脂洗浄に効果を発揮。
有機溶剤中毒予防規則の適応を受けず環境に配慮した仕様。
逆さ使用可能な正倒立バルブ、折りたたみノズルを採用し持ち運びにも便利。
(2)使用方法
噴射口を目的物へ向け20~30cm離してスプレーします。
しつこい汚れは吹き付け回数を増やし必要があれば布やブラシを併用します。
スプレー後は必要に応じてウエス等で拭き取ります。
(3)アーチビレビュー
これも多用途に使える洗浄剤ですが、チェーン洗浄等に使うと減りが早いので(シールチェーンには不可)、私の場合は、ブレーキディスク周辺の洗浄と、ピンポイントの油汚れ等に使用しております。
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脱脂効果があるのでステッカーを貼る前の脱脂に使ったりもしますが、クルマのボディやバイクのタンク等の塗装面の脱脂は定番の「SOFT99 シリコンオフ」を使っております。
ちなみに、「シリコンオフ」のAmazon価格は746円です。
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6、LAVEN(ラベン) バイクワックス
<価格>
(180ml)
メーカー希望小売価格 :1,188円
参考 Amazon価格 : 984円
(1)メーカー商品説明
LAVENバイクワックスは、水洗いなしで簡単な汚れを落とし、強力な光沢皮膜を形成します。また、耐水性、耐久性に優れています。
(2)使用方法
容器の中に入っている撹拌用のガラス玉がカラカラと軽い音を立てるまでよく振ってから、噴射口の向きを確認し、対象物から15cm~20cm離して、均一にスプレーしながらやわらかい布で拭き取ります。
※ ガラス面、シート、ハンドグリップ、風防には使用不可です。
(3)アーチビレビュー
「バイクワックス」と言われたら、バイク用に買ってしまうバイク乗りの性(さが)かな?
ガソリンタンクやフェンダー等の塗装面に使用しております。クルマ用のワックスと兼用で十分なので、無くなったら買わないかも?です。
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7、TANAX(タナックス) PITGEAR 耐熱ワックスL PG-246
メーカー希望小売価格 :2,160円
参考 Amazon価格 :1,469円
(1)メーカー商品説明
高分子皮膜により、ツヤが長持ちし、ー30℃~250℃ までその効果を持続します。
ドロ汚れなどが付着しても、水洗いで簡単に洗い流す事が可能です。
(2)使用方法
エンジン、マフラーの汚れを落とし、使用前には容器をよく振って逆さまにしないで使用します。
エンジン、マフラーが十分冷えた事を確認してから15~20cm離して均一にスプレーし、乾いた布で拭き上げます。
(3)アーチビレビュー
この商品はメッキのエキパイとマフラーに使用しております。
クランクケース等の拭き取りがしやすいところにも使いますが、直接スプレーせず、布に吹き付けてから塗り込むという感じです。
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8、LAVEN(ラベン) 耐熱ワックス
メーカー希望小売価格 :2,700円
参考 Amazon価格 :2,006円
(1)メーカー商品説明
LAVEN耐熱ワックスは、モーターサイクルのエキゾーストパイプ、マフラー等の高温のために劣化し光沢を失った塗装部分に光沢を回復させます。
(2)使用方法
塗布部分の汚れを落としよく乾燥させ、対象物から20~30cm離して均一にスプレーします。
塗布後きれいな布で均一に塗り伸ばします。
※ 変色等のおそれがあるのでチタン製マフラーには使用不可です。
(3)アーチビレビュー
目次4のタナックス製と同じ使用法で併用しております。
こちらの方が高価ですが、使い勝手はどちらも変わらないかな?
でも、現在所有のバイクは、メッキ部分がないのでめっきり使わなくなりました。
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9、KURE LOOX クレ ルックス
メーカー希望小売価格 :1,625円
参考 Amazon価格 :1,001円
(1)メーカー商品説明
これ1本でボディ、ホイール、ヘッドライトカバーなどの汚れを落とし、キズを消し、美しい輝きを引き出します。
0.7ミクロンの微粒子コンパウンドとカルナバを含む3つのワックス成分が配合されています。
(2)使用方法
使用箇所の汚れを落とし水分を拭き取ります。
容器をカラカラと音をたてながら内用液が充分混ざるまでよく振り、使用箇所にスプレーします。
液が乾燥する前に柔らかい布でムラにならないように磨きます。
(3)アーチビレビュー
わが家のトリシティ125に装着しているロングスクリーン。
今は美しいのですが!
届いた商品の状態が酷くて、小さな水玉状の白い塗料がこびり付き、それを落とそうとしたのか、粗目のサンドペーパー等で擦った跡が目立ったんです。
勿論、新品の商品です。
海外製品には有りがちなのかもしれませんが、そうは言っても酷いですよね。
クレームでの商品交換も考えましたが、数日後のツーリングに使いたかったので、LOOXを使用して、ひたすら磨きました。
塗料をコンパウンドで落とした後、暇を見つけてはLOOXを吹き付け磨くこと数時間。
かなりの労力が要りましたが、クリーンな状態になったのはLOOXの優秀性を証明しております。
微粒子と言えども、コンパウンド配合なので、弱い塗装面や薄いメッキ等に使用する際には、注意が必要だと思います。
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10、余談
前に乗っていたゼファーを購入直後、フレームの中央付近でクロスした部分に小さなサビを発見してしまいました。
下画像の矢印で示している箇所です。
その時は、下の三種類のケミカルを使い修正しました。
① HOLTS 頑固なサビも塗って拭くだけ サビ取りクリーム
サビた箇所の表面に塗り、数分後に拭き取るだけでサビを除去できます。頑固なサビは数回繰り返せばきれいに落ちます。
メーカー希望小売価格 :1,134円
参考 Amazon価格 :664円
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② HOLTS サビがそのままサビ止めに サビ転換剤 小面積用ハケ塗りタイプ
サビに直接塗るだけで、赤サビがサビ止め皮膜に変化し、変化した皮膜がサビの再発を防ぎます。また、その上に塗装をする事も可能です。
メーカー希望小売価格 :1,296円
参考 Amazon価格 : 838円
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③ 染めQ
ナノ単位の粒子が素材の表面に密着し、まるで染めたかのような仕上がりになり、その密着力は、引っ張っても、ねじっても、割れたり剥がれたりすることはありません。
超速乾で作業性も抜群。革製品のカラーチェンジにも、古く色あせたものの補修にも最適で、塗りムラもできません。
ミニ染めQエアゾール (70ml)
メーカー希望小売価格 :890円
参考 Amazon価格 :580円
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施工順序としたら、②と③の作業で充分だと思いますが、私は先ずサビを落としたかったので、①でサビを取り去り、念のために②を塗って再発を防止し、③の「ブラックグレー」という色がゼファーのフレーム色とほぼ同じだったので、別の容器にスプレーした後、ハケで塗り修正しました。
修正跡は全く目立たなくなり、その後、約10年間、手放すまでサビの発生は皆無でした。
あわせて読みたいオートバイの簡単洗車方法!
「水洗いではない洗車方法・有ると便利なエアコンプレッサー」
のページも、よろしければ覗いてみてくださいませ。
最近のケミカル商品は素晴らしいですよね。
以上、お薦めケミカルでした。
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