こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
バイク乗りのあなたはタンデム(二人乗り)での走行頻度はどのくらいでしょうか?
私は滅多にしないのですが、最近何度かタンデムの運転手をすることがあり、腰痛持ちの悲哀を実感しております。
目次
1、気楽なタンデムのケース
私の場合、冒頭のイラストのように体重が軽い妻を乗せた場合は問題ありません。
友人(Yさん)の HOND GB350 の納車で、Yさんを乗せてホンダ正規取扱店に行った時も、気配り上手なYさんがバイクと一体化してくれていたから問題なしでした。
下の画像をクリックした記事です。
2、タンデムが辛いケース
最近、体重80kg超 の悪友を乗せたのですが、後ろで動くわ揺するわで、特に交差点で停まっている時に動かれると足の踏ん張りがきかなくてコケそうになりました。
腰痛からの運動不足で脚力が弱っているのと短足が原因です。
私のバイク Kawasaki Ninja のように、高い位置にあるリアシートで左右に動かれると揺れ幅が大きくなるから腰痛持ちが支えるには辛いんです。
ゼファー1100 に乗っていた頃は後席の妻を忘れるほど気にならなかったので、それだけタンデムに適したシート配置と形状だったのだと思います。
3、タンデムの法的条件について
バイクの二人乗りをするには条件があり、自動二輪免許の交付日から一般道ならば1年以上、高速道路は3年以上経過していない場合は二人乗り禁止です。
私の場合は免許取得後40年以上だから関係ないのですが、腰痛持ち的には、ストップアンドゴーが多い一般道の方が辛くて、止まらなくていい高速道路は楽だから、法的条件はむしろ逆でもいいくらいです。
4、タンデムの違反について
タンデムの違反には原付一種用と自動二輪用(小型から大型まで)の二種類があります。
(1)定員外乗車違反
二人乗り禁止の原付一種(50cc以下のバイク)で二人乗りをした場合は「定員外乗車違反」となり、違反点数は1点、反則金は5,000円です。
(2)大型自動二輪車等乗車方法違反
下記に該当する4つのケースが大型自動二輪車等乗車方法違反で、違反点数は2点、反則金は12,000円です。
<51cc以上だが乗車定員が1名のバイクに二人乗りをした場合>
51cc以上のバイクでも登録証の乗車定員が1名の場合があります。
そういうバイクには、後席同乗者用のステップは装備されず、タンデム用のベルトやグラブバーも装備されていないので、二人乗りをすると違反になります。
<免許取得後1年未満(高速道路は3年未満)で二人乗りをした場合>
初めての自動二輪免許の場合です。
<20歳未満で高速道路で二人乗りをした場合>
高速道路でのタンデムは20歳以上にならないとダメなんですね。
<二人乗り禁止区間で二人乗りをした場合>
首都高などの一部ではバイクの二人乗りが通行禁止になっている区間があるので、標識を見落として走行すると違反になります。
⇩こういう標識です。
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5、タンデムの転倒リスク
タンデムで転倒するのは乗り降りなど停止時の立ちゴケが一番多いらしいです。
乗る時は運転者が先に乗り、降りる時は同乗者が先に降りるのが基本ですが、私の場合、パニアケース装着時は、同乗者を先に乗せる方が踵(かかと)でケースを蹴られないことに気付きました。
その際は、運転者がシッカリとバイクを支えておかないと、サイドスタンドの逆側に倒れる場合があるので注意が必要です。
6、タンデムベルトについて
お子様を乗せる時に落ちないように運転者と同乗者を繋ぐタンデムベルトがありますよね。
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7、まとめ
お子様を乗せるならタンデムベルトも必要だと思いますが、野郎が二人で乗る時は、カッコ悪いとか面倒くさいと思うのが通常ではないでしょうか。
何にせよ、バイクには転倒リスクがあるわけで、特に彼女や奥様を乗せる時は格好つけたい気持ちを抑えつつ、細心の注意が必要ということですね。
ってなわけで、私は一人乗りがいいです♪
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