車・バイクの購入時や売却時、業者の言葉の圧力に屈するな!というお話

こんにちは、アービチブログの あーさん です。

80歳を超えた妻の父親が愛車を売却しました。
13年経過で約80,000km走行の2代目プリウス(NHW20型)です。

古い2代目プリウスが売れました

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1、10年以上経過したクルマでも売れる理由

中古市場では3代目プリウス(ZVW30型)が人気なので、「10年以上経過したどちらかと言えば不人気車の旧々型って売れるのかな」っと思っていたのですが、キレイに乗っていることと、ハイブリッド特有の駆動用メインバッテリーを一度交換していること、また、一般的に1年間に10,000km以上を走行しているクルマは「過走行車」として査定額が下がりますが、走行距離が少ないこともあり、思っていた以上の金額で売れたそうです。

クルマには、あと何年間業務に使えるかを国が定めた耐用年数(減価償却年数)があり、新車の場合、普通乗用車で6年、軽自動車で4年となっています。

売却時や下取り時に業者が基準にする査定表も6年経過で0円になると思いますが、現代のクルマは6年やそこらでは壊れないし古さを感じることもないですよね。

なので、今回の様に10年以上経過したクルマの場合、ディーラーではおそらく0円なので、買取業者に持ち込むのが得策だと思います。

海外への輸出も視野に入れると、日本車の10年経過車なんて国によっては新車に近い場合もありますし、80,000kmなんて慣らしが終わった程度と捉える国もありますからね。

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2、買取店の言葉の圧力

買取店へ車を持ち込んだのは、義弟(うちの妻の弟)なのですが、売れて喜んでいると思いきや、なんだか浮かない顔をしておりました。

その理由は

数社を回る予定の義弟は、最初に「ビ」で始まる某大手買取店を訪れたそうです。

この記事から約1年半後に大々的不正が発覚したので、悪口を隠さずに言えるようになった「ビッグモーター」(以下と省略します。)です。

以下、の言葉を赤文字、義弟の言葉を青文字で記載しますね。

最初に、査定額が「0円」という査定表を見せられた後、「いくらくらいの売却をお考えですか?」と聞かれ、「ん~っ?10万円くらいかな?」という会話から始まったそうです。

で、「え~!10万円ですかぁ?それは無理ですねぇ!」

と言われ、「そうですか、買取価格なんて全く分からないから、とりあえず他のお店にも行ってみます。」と言って帰ろうとしたところ。

「お待ちください!では、10万円ならいいですか?」と、引き留められ。

「いやいや、それが分からないから数社を回ってみようと思って!」
と言って再度帰ろうとしたら。

「では、13万円なら今すぐ決めていただけますか?」と、またまた引き留められ。

「いやいや、所有者である父に聞いてからでないと決められないので今日は帰ります!」と、強引な態度を嫌って帰ろうとしているのですが。

「ならば、15万円で買い取るので今すぐお父様に電話して聞いていただけますか?」

と、最初の「10万円は無理!」という言葉は何だったの
という、怒涛のたたみ掛けが始まったのだそうです。

で、外に出て父親に電話をするふりをしつつ他の業者に電話をして大まかな査定額を聞いてみると、当然ですが「クルマを見せていただきたい。」と言われますよね。

で、電話を切り、店舗へ戻ると。

「今の電話はお父様への電話ではないですよね!?」

と、恫喝のような荒げた言葉を掛けられたのだそうです。

 誰に電話しようが客の勝手なのにね。

で、の態度は徐々に高圧的になり、ここで決めなければ帰さない!という雰囲気になり、最終的に更に数万円の上乗せで決めて帰ったとのこと。

3、交渉術

経緯を聞いてみれば、義弟の浮かない顔は十分に理解できましたし、私ならば立腹して「売るのやぁ~めた!」と吐き捨てて他の業者へ向かうと思います。

でもね、義弟曰く、「車検証に記載の住所(地名)の読み方も知らなかったから、たぶん地元の人ではなく、こんな威圧的で素性も分からない輩に住所を知られたということは、断ることで嫌がらせをされるのではないか」という不安を感じたので仕方なく決めたのだそうです。

そうは言っても某有名店なので嫌がらせは無いと思いますが、客に恐怖心を抱かせてしまう態度はよろしくないですよね。

ちなみに、クーリング・オフは不意打ち的な訪問販売への契約解除制度なので、今回の場合は当てはまりませんが、義弟も「疲れたからもういい」と言っているし、結果として想定額以上で売却できたわけで、買取価格を吊り上げたという意味では「交渉成功」と捉えて、「嫌なことは早く忘れようね」と思った あーさん でした。(苦笑)

もう一つちなみに、「今ここで決めなければ損をする!」とか「社長決裁(所長決裁など)が出たのでこの金額は今しか出せませんよ!」とか「破格の金額だから他社には教えないで!」などの言葉は販売員や買取業者の常套句であって、後日(月が変わらない程度)に持ち越しても一旦出された金額が下がるということは滅多にないし、他社に教えるからこその交渉術なので、業者の言葉を気にする必要はありませんからね。

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4、まとめ

クルマに限らず、バイクの売却などの場合でも、「これだけの金額を出してやっている」というような業者の高圧的態度を感じてそれを不快に思ったのならば、一度冷静になって後日交渉に持ち込むというのも必要と言いますか、百戦錬磨の業者さんに対して、素人が太刀打ちできる作戦は「その場の雰囲気に呑まれない毅然とした態度」くらいしかないと思うんですよね。
 穏便な態度でね!


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ただ、バイクの出張査定の場合は保管場所を知られてしまうという不安感も生まれるから、業者選びは慎重にすべきであり、売ると決めた際には、迅速に数社の見積もりを取ってなるべく早く売却するべきだと思います。

最後に、業者さんが皆こんな感じではなく、もちろん優しい方も多くいらっしゃいますので、買取店は大いに利用して売却額を引き上げるべきだと思う あーさん でございます。

 それではまたっ♪

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5、追記

わが家の過走行軽自動車(タント Custom RS)の売却を考え、に持ち込んでみました。
担当してくれたのは店長で、話が早くて私的には好感が持てました。

でもね、このお店に行く前に、他の車関係者からリサーチをしてみると、やはり悪評の方が多かったのは事実です。

そして、あくどい商売は事実ですが、「他社よりも高値買取」というのも事実でしたので、逆利用してみるのもありかもしれませんね。

 騙されないようにね!

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