人生最後のクルマを「あがりのクルマ」なんて呼びますが、それを考えるようになる年齢は何歳くらいでしょう?
今の時代だと高齢者講習の受講義務が生じる75歳に向けての10年前、つまり65歳くらいが一つの目安なのかもしれませんね。
アラカン(60歳還暦前)の私の場合は「もう少し先だな!」なんて思っていましたが、子供が独立して家族が少なくなると、「あがりのクルマ」として妻と二人で余生を過ごす小ぶりなクルマを意識するようになりました。
(⇧ BMW M2)
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目次
【1】サポカーは、おまけのクルマ?
2022年5月、安全運転サポート車(サポカー)であれば高齢者でも運転が可能なサポカー限定免許の改正法で75歳以上の実車試験が始まりました。
こういう免許制度の改正や運転支援システムの進歩により運転可能年齢は上がるかもしれませんが、電子制御に頼らずにクルマを操る楽しさを味わえるのは60代くらいまでかな?
そう考えると、自分で楽しめる最後のクルマが「あがりのクルマ」であり、それ以後に乗るサポカーなどは「おまけのクルマ」と思うのは私だけですかね?
でもね、サポカーの恩恵にあずかる時代に生きていることは非常にラッキーなわけで、喜んで便宜を受けるべきだとは思います。
【2】あがりのクルマの動力は何がいい?
新車の場合、ハイブリッド車やEV(電気自動車)しか選べなくなる時代が近いです。
しかし、自らの欲求を満たす最後のクルマとして選ぶのなら、何も新車にする必要はなくて、昔憧れた車両なども候補になると思います。
① エンジン車の場合
ガソリンエンジンなどの内燃機関が大幅に進化した時代のド真ん中に生きてきた私の世代は、エンジンが奏でる音や回転と共に上昇するパワーなどの高揚感が染みついているので、最後のクルマもガソリンエンジンを望むという人はあると思います。
私の場合、現在所有しているBMWは人生初のディーゼルエンジン車でした。
経済的には非常に助けられましたが、停車時のガラガラ音はどうしても馴染めなくて(走行時は気になりません)、「やはり最後はガソリン車がいいな」と思っているのが現状です。
② 電気自動車の場合
これからは安全装備満載で自動運転も本格化された電気自動車の時代になるでしょうし、自動運転などで事故がない時代になれば免許返納という概念は無くなるのかもしれません。
そうなれば、目次【1】の「おまけのクルマ」の考え方で、電気自動車に乗るのはその時でいいよと思うわけです。
特に田舎は充電設備のインフラが整っていませんからね。
【3】自分は何を欲しているのか?
現在はミニバンやSUVが人気ですが、私の好みは「大きすぎないセダンかクーペ」です。
2ドアクーペならば冒頭画像の「BMW M2」
4ドアセダンならば下の画像の「BMW M3」
が憧れであり理想の車両です。
(⇧ BMW M3)
とはいえ理想と現実は大きく違いますからねぇ~!
例え中古車でもBMWの「M」を購入できる資金は無く、その大パワーも必要ないんです。
(苦笑)
【4】憧れのクーペ
結婚して子供ができるまでは2ドアタイプを乗り継いでいたので、子供が独立した今なら2ドアに戻るのもありと思い現在の日本車を考えると、「トヨタ スープラ」「日産 フェアレディZ」などのスポーツカータイプの車両が多いです。
私的にはセダン的スタイルの2ドアが好みなので、2022年に新型になった「BMW 220i クーペ Mスポーツ」が気になる存在ではあります。
(⇧ BMW 220i クーペ)
1998cc 直4DOHC ターボ は税金的に財布に優しく、184馬力で300N・mを超えるトルク は、私には十分すぎる性能です。
しかし、500万円を超える価格は厳しすぎることと、新型になって間がなく半導体不足などの影響と相まって中古車でもタマ数が少なくて高額なんですよね。
【5】理想と現実
夢想だけなら「やはり私の理想のクルマはBMWなんだよね」となりますが、ふと我に返ると、老後の蓄えなどの不安に苛まれて「私のあがりのクルマにBMWはあり得ない?」という結論に達するわけでございます。
夫婦二人の生活と言っても子供と孫の里帰りもあるんだから現実には4ドアを選ぶでしょうし、安価で魅力的なクルマも多くハイブリッド車も様々なタイプがありますからね。
まあね!
考えるだけならお金が要らないから、あと数年は夢想と妄想を抱くと致しましょう♪
【6】おまけ あがりのバイク
バイクの場合は体力の衰えを感じると大型車両の扱いが難しくなるので、クルマよりも早い段階で「あがりのバイク」を考えるようになります。
しかし、プライドが高いオジサンライダーは大型車両から小さな車両への移行をためらう人もいます。
その気持ちを察して「あがりバイク」としての大型車両を提案するメーカーもあります。
バイクのあがり候補も、私としては「もう少し先かな?」と思っていますが、最終的にはチョイ乗り用の125ccスクーターが「あがりのバイク」になる予感はあります。
体力や反射神経が衰えるまでの残り少ないかもしれない時間を大切にせねばなりませんね。
それではまたっ♪
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