こんにちは、アーチビブログです。
マグネットステッカーが貼れない素材が使われている車が増えてきたので、今回は、「初心者マーク」や「もみじマーク」は、どういうものを選ぶべきかというお話です。
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1.高齢者の悩み
妻の実家へ行った時の事。
「100均で ‟もみじマーク” を1枚買ったんだけど、これって貼らないといけないの?」と、義母から質問されました。
「高齢者マークは努力義務だから表示してなくても罰則にはならないけど、買ってきたという事は、貼る事への抵抗がなくなったって事だろうから、貼った方がいいんじゃない?」
「でも、貼るなら前後に1枚ずつが推奨されてるから、もう1枚買ってこなきゃね。」
と、答えました。
すると、「実は、貼ろうと思ったら貼れなくて、買ったお店に文句を言いに行ったら、そんなクレームは初めてですと言われた。」と、少々ご立腹のご様子。
なるほどね!質問の意味が分かりました!
マグネットタイプを買ったんですね!
2.マグネットステッカーを貼れない車
何故、マグネットタイプが貼れないのか?を検証しました。
義父の車は「トヨタ 2代目プリウス」です。
検証結果は?
プリウスの「ボンネットはアルミ素材、リアハッチはプラスチック素材」
キャンバスの「ボンネットはスチール素材、リアハッチはプラスチック素材」
でした。
一昔前なら、アルミ、FRP、カーボンなんて素材は、フェラーリ等のスーパーカーのモノだったから初心者マーク等の表示マークはマグネット式が普通だったのに、時代が変わったんですね。
燃費重視の世の流れなので軽量素材で作るのは分かりますが、軽自動車のキャンバスのリアハッチがプラスチック素材というのは少々驚きました。
現在はこういう素材の車が増えているんですね。
「マグネットステッカーはスチールボディには付くけど、アルミやプラスチックには付かないんだよ。」
と説明しても、イマイチ納得しない義父に、「磁石が付かない高級な素材が使ってあるクルマってことだよ。」
と言うと、「そうかそうか!いいクルマだもんな!」と納得してくれました。(笑)
3.非金属対応ステッカーを選びましょう
「貼れない商品を売ってるお店もおかしいよ!じゃあ、どんなのを貼ればいいの?」
という義母には
「購入したマグネットの1枚はキャンバスのボンネットに貼れるから、他の部分は、吸盤式で車内側からフロントガラスやリアガラスに付けるタイプがあるからそれを買いましょう。」
と説明して納得して頂きました。
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また、非金属部分にも貼れて簡単に剥がせるタイプがあります。
静電気的な接着なので、貼り付かない場合は、接着する部分のホコリとステッカー裏面の汚れをキレイに拭き取ると貼り付くと思います。
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4.その後
その後、義父は、私のクルマのあちこちにマグネットステッカーを押し当てて、「ここは付く!ここは付かん!」とやってたんですよ。
洗車したばかりで綺麗なボディだったから我慢しましたが、砂埃なんかを被ってるボディにやられると細かい擦り傷が付くんですよね。
そういう行為を気にせず出来る事。
クルマは全て鉄で出来ているという認識。
マグネットが付かない理由を商品が悪いからと決めつけてクレームをつける行為。
クルマの運転は今でも上手な妻の両親ですが、上記のような状況を見ると状況判断が少々低下しているようなので、もみじマークを付けるべき高齢ドライバーだと改めて思った次第です。
それではまたっ♪
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