上質なスポーツハッチ BMW 118i インプレッション

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

愛車「BMW 320d M-Sport」を4度目の車検(丸9年)でディーラーに預け、今回の代車はコンパクトハッチバックの「118i」でした。

運転が楽しくなるのはBMW全車共通だと思いますが、そのインプレッションをさせていただきます。

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1.エクステリア

BMWコンパクトハッチの1シリーズとしては3世代目のF40型です。

近年のBMWはキドニーグリルが巨大化傾向にありますが好みが分かれそうです。

BMWのグリルはKidney(肝臓)に似ているからキドニーグリルと呼ばれています。

グレード展開は「プレイ」と「Mスポーツ」で、今回お借りしたのは標準車の「プレイ」になります。

1500cc 直列3気筒 DOHCターボエンジンはハイオク仕様です。

ハッチバックなので全長は短いですが全幅は1800mmの3ナンバーボディです。

以前紹介した「218i」よりもコンパクトハッチ感があり、私はこちらの方が好きです。

2.インテリア

新しい車両なので(2022年式)メーターはディスプレイ式になりナビ画面もデカいです。

センターコンソール周辺はシフトレバーが近年の流行りで短くなりましたが、218i よりも距離感が良い位置にあり、マニュアルシフト操作がやりやすいです。

iドライブのスイッチ類はタッチが軽く使い勝手は悪くないです。

話は逸れますが、先日発表された3シリーズのマイナーチェンジで、大幅に変更されたメーター周辺の超横長モニターって車らしさが無くなった気がするのは私だけでしょうか

New3シリーズメーター

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3.諸元

諸元表を見ると面白いですが、7速ATの4速以上がオーバートップ(オーバードライブギア)になります。

ひと昔前ならば、例えば5速ギアなら4速が(6速ならば5速が)減速比1:1(エンジンと出力軸回転が同じ)であり、オーバートップは最後の1速だけでした。

オーバートップギアはエンジン回転よりも出力軸回転が低いので燃費効率が良くなるのですが、エンジンの力(トルク)がなければこういうギア配列はできないです。

それを含めて秀逸な1500ccターボ加給エンジンだと思います。

諸元 変速比
最高出力 140ps/46006500rpm 第1速 4.154
最大トルク 22.4kgm/14804200rpm 第2速 2.450
エンジン 1499cc直列3気筒DOHCターボ 第3速 1.393
タイヤ(前後共) 205/55R16 第4速 0.975
車両重量 1390kg 第5速 0.775
使用燃料 無縁プレミアムガソリン 第6速 0.675
新車価格 4,170,000円 第7速 0.547

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4.走行インプレッション

エンジンはウルトラスムーズでレスポンスも良く、吹け上りが気持ちいいです。
軽量な車体と相まって140馬力以上出てるようなパワートルクを感じます。

シフトレバーを左に倒すとマニュアル操作が可能になります。

峠の下りコーナーでマニュアル操作のシフトダウンをしてみると、前述した燃費志向の変速比が仇となります。

コーナー手前のシフトダウンでエンジンブレーキ(エンブレ)を効かせたいシチュエーションで、4速以上のオーバートップはエンブレが効かないのは当然ですが、3速も結構なハイギアなので効かなくて、ローギアの2速には回転が合わないから落ちません。

シーケンシャルシフトを「-」側に 72 と落として行く過程はゲームセンター感覚で楽しいのですが、エンブレが効かないからあまり意味がないかも(笑)

あっでも、通常の速度ならば3速へのシフトダウンで十分減速するんですけどね。(苦笑)

多少FFの癖はありますが私には気にならないレベルで、速い速度でも破綻しない足回りと素晴らしいエンジンは流石にBMWです。

前輪駆動やコンパクトハッチはBMWらしくないという意見もあるかもしれませんが、このクラスではトップに君臨する上質なスポーツハッチバック車であることは間違いないのではないでしょうか。

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5.まとめ

乗れば楽しい車ですが、最近のガソリン価格は半端なく高いので、ハイオク指定のこちらの代車には乗らずに過ごそうと思う あーさん でした。

それではまたっ♪

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