こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
タイヤの扁平率が低くクッション部が狭いと路肩の縁石などにヒットさせてホイールリムにガリ傷がつくことがありますよね。
私も、かなり低い縁石の路肩に寄せていて、当たってもタイヤだけだろうと思っていたら想定外の ゴリッ!という音に驚かされました。
これね、走行に支障はなくリペア業者に依頼するほどでもないキズです。
リペア料金は数万円しますしね!
という訳で、目立たないように補修する方法を画像を多く使って説明したいと思います。
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1.準備するもの
最初に、今回使用したものを紹介します。
〇 耐水サンドペーパー(150番、600番、1000番、1500番)
〇 研磨用パッド
〇 アルミパテ
〇 パテ用パレット
〇 マスキングテープ
〇 シリコンオフ(脱脂用)
〇 コンパウンド
〇 タッチペン
(1)耐水サンドペーパー
サンドペーパーは荒削り用の150番程度、慣らし削り用の600番~1000番程度が欲しくて、ソフト99「耐水サンドペーパーセット S」を購入してみました。
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仕上げ研ぎ用は持っていた1500番を使いました。
新たに購入するのなら2000番でもいいと思います。
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(2)研磨用パッド
サンドペーパーを巻いて使う「研磨パッド」を使用すると仕上がり具合が良いと思います。
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(3)アルミパテ
パテは ソフト99「ホイール補修用アルミパテ」を使いました。
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(4)パテ用パレット
パレットは使い捨てで6回使える ホルツ「パテパレシート」を使いました。
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(5)マスキングテープ
今回の作業は曲面もあるので ソフト99「曲面用」を使いました。
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(6)シリコンオフ
脱脂用は定番の ソフト99「シリコンオフ」です。
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(7)コンパウンド
コンパウンドは ワコーズ「メタルコンパウンド」を使いました。
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(8)タッチペン
今回のホイールは「BMW F30型 Mスポーツ用 純正18インチ」で、純正タッチペンの品番は「B20」です。
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2.作業開始
それでは、補修作業を順を追って説明します。
(1)粗削り
ホイールを掃除してから傷の周囲をマスキングテープで保護します。
補修部分以外を傷つけないのが目的なので2~3枚重ねて貼ります。
結構傷が深いので150番の耐水サンドペーパーを使いました。
サンドペーパー用研磨パッドはペーパーを挟んで巻き付けるので使い勝手が良いです。
頑張ってゴシゴシと削ります。
途中経過です。
多少のキズが残っていますがアルミパテで埋めるので粗削りはこの程度までにして、削りカスが付着したホイール側のマスキングテープを剥がします。
(2)パテ埋め
削りカスや油分を取りパテが着きやすくするようシリコンオフを吹き付け後、キレイな布で拭き取り、再度、マスキングテープで周囲を保護します。
① パテを練る
ホルツのパテパレシートは、目盛り付きで6枚重ねの使い捨てだから便利です。
アルミパテの主剤を「3」、硬化剤を「1」の割合でパレットに出します。
付属のパテヘラでシッカリと念入りに混ぜ合わせます。
② パテを盛る
混ぜ合わせたらパテヘラでガリ傷に盛っていきます。
ある程度盛ったらヘラに付着したパテを一旦拭き取り、キレイなヘラで平らに整えます。
傷の凸凹が平坦になりました。
マスキングテープを剥がして硬化までの4時間程度を待ちます。
タイヤ側のマスキングテープは剥がさなくてもよかったですね!
(3)パテを研磨
硬化したらパテに合わせて3枚重ね程度のマスキングをします。
600番のサンドペーパーで様子を見ながらアルミパテを研いでいきます。
耐水ペーパーですが、硬化直後のパテは水分を吸収しやすいので水は使わないで研磨します。
ある程度研磨できたら、1000番のサンドペーパーで表面を整えます。
削り過ぎたかな?と思いましたが、塗料で修正できると思います。
(4)色塗り
研磨時のマスキングテープを剥がして、シリコンオフで脱脂します。
色塗り用に新たにマスキングテープを貼り直します。
タッチペンを塗ります。
塗り終わったらマスキングテープを剥がします。
塗料が完全に乾くまで1週間程度は触らない方がいいと思います。
走行は可能です。
(5)仕上げ作業
塗料が乾いたら、1500番以上のサンドペーパーとメタルコンパウンドで塗料のざら目や純正塗装との境目を整えます。
磨きすぎるとアルミパテの地肌が露出するので超慎重に確認しながら少しずつ磨きます。
#リターンライダー
3.完成
完成です。
素人DIY補修なのでガン見すれば分かりますが、遠目では分からないレベルになりました。
補修箇所は矢印で示した部分です。気づくのは洗車をする人と整備をする人くらいかな?
4.まとめ
塗料を2~3重に塗って、メタルコンパウンドで丁寧に磨くと更に良くなると思いますが、何かと多忙なので今回はここまでにしたいと思います。
プロの仕上がりを目指して追い込みすぎると、純正塗装の余分な箇所まで削ってしまうことがあるから、ほどほどに!というのが毎度のアーチビ作業でございます。
ガリッ!っと、やってしまった方の参考になれば幸いです。
それではまたっ♪
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