長引きそうな愛車ロス!というお話

こんにちは、アーチビブログです。

少しずつ春めいてまいりました。

春になるとメンタルが不調になりやすいと聞きますが、生活環境が変わったり三寒四温による心身のストレスが自律神経の乱れを引き起こすのだそうです。

私もここのところずっと空虚感がありまして、分かっていたけど分からないふりをしていた「愛車ロス」が原因だと思われます。

アウディとN-BOXを所有していて何がロスだよという贅沢かもしれない話ですが、気持ちを切り替えるのはもう少し先になりそうです。

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1、愛車ロスとは

自分にとって大切なものや大好きなものを失った時に感じる喪失感を「〇〇ロス」と言い出したのは10年ほど前からですが、喪失感を表現するナイスな言葉だと思います。

これを乗り物に当てはめると、「愛車」というくらい愛情を持って接されるのが車やバイクだから、手放す時に悲しい気持ちを抱く感情が「愛車ロス」なんですね。

しかし、その愛情は次の車に受け継がれるから喪失感は薄れていく訳ですが、私の喪失感が長引いているのには理由があります。

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2、BMWロス

喪失感が長引いている車両は、「アウディA3の前に所有していた「BMW 320d M-Sport」です。

(1)憧れの車

20代後半の頃、BMWディーラーのキャンペーンで3シリーズを1週間借りる機会があり、当時の国産車では味わうことができない足の良さに感動し、以来BMWは私の憧れでした。

しかし、私にはBMWを購入できる経済力は無かった訳で、所有した国産車のほとんどのサスペンションを変更したのは、BMWという理想がありそれに近づけたかったからです。

そして、50代になった時に「乗らずに一生を終えられるのか」と自問自答をして「上がりの車(人生最後の車)」にしてもいいという思いで購入した経緯があります。

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(2)唯一の不満点

BMWは私にとって夢の車ですから大満足しておりましたが唯一の不満点がありました。

当時ドイツ車の多くが採用し拡販を進めていたクリーンディーゼルのアイドリング時のガラガラ音は所有してから気付いた不満点でした。

そして時代は電気自動車化に向かい、欧州メーカーがあれだけ推奨していたクリーンディーゼルエンジンは、過去のモノ扱いに変わっていく訳です。

唯一の不満点であり、時代が求めなくなりつつあるディーゼルエンジンを上がりの車にしていいものかという感情が芽生えて、売却価格が高いうちに手放すことを決めました。

3、ロスの理由

今まで車両の代替えをした中で喪失感を感じなかった訳ではないのですが、新しい車が来た喜びの方が大きかったり、不満があればパーツ交換などをして自分の理想に近づけていたから喪失感は直ぐに薄れていたんですよね。

しかし、BMWの場合は言わば「理想の車の最終形態」だった訳です。

アウディA3は私の好みであるコンパクトセダンとして理想のサイズであり素敵な車ではありますが、BMWが理想の車のゴールだった訳だから、アウディには私の気持ちが冷めてしまっているのかもしれません。

コロナ禍や半導体不足真っ只中での購入だったので好みのグレードやオプションを選べなかったことも大きいからBMWに未練を感じているというのもあります。

アウディも理想の車にチューニングすればいいじゃんという話ですが、スポーティー系のグレードではない平凡なグレードなのでパーツが無いんですよね。

少しローダウンしたいのですが現在諦め気味であります。

4、まとめ

私が所有していたF30BMWのディーゼルエンジン特有の音は、室内ではあまり気にならなかったのですが、外から聞くとトラックほどではないにしても結構なガラガラ音でした。

ドライブスルーで窓を開けた状態で待っている時、アイドリングストップをしていなければ少々恥ずかしさを感じていました。

国産のディーゼルエンジン乗用車よりも大きめの音だから、その遮音対策が施されていたら手放さなかった可能性が大きかったと思います。

逆にハイブリッドのアウディの静音には文句がない訳で、還暦を迎える年齢になったんだからヤンチャ方向に弄らないでノーマルで満足しろよという話ですが、イマイチ大人になれない私の反逆心が「BMWロス」を引きずっているのだというのが結論です。

それではまたっ!

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