ローダウンのために注文した車高調が未発売だったお話

アウディA3セダンのタイヤとフェンダーの隙間の広さがどうにも気になり、車高を少し落としたいけれど適合するサスペンションが少なくて悩んでいるアーチビブログの あーさん です。

そんな折、「A3トーションビーム車用の車高調整サスペンションがとうとうKW(カーヴェー)から発売されました。」とアウディディーラーの担当さんから連絡がありました。

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【1】ディーラーの誤情報

KWサスペンションは高額な車高調整サスペンション(略して車高調)ですが、品質と性能は折り紙付きなので昔から興味があり購入を決断し早速注文を入れました。

それから数日後、ディーラーから連絡があり「情報が間違っていて A3(8Y型)FF用 KWサスは発売されていませんでした。」とのこと。

むむっ!?

参考のため、こちらは VW Golf8KW V2 です。

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【2】グレードによるサス型式の違い

アウディA3の場合、フルタイム四駆の先駆けとして有名なクワトロのリアサスペンションは左右輪が独立したウィッシュボーン式であるのに対して、FF車の場合は左右輪が繋がったトレーリングアーム式(トーションビーム式)です。

スポーツ走行に適したクワトロの車高調はサスペンションメーカー各社が開発するけれど、大衆車であるFF車用のサスペンションは開発しないか、若しくは後回しになるんですよね。

という訳で、アウディアーチビ号のKWサス導入はお流れとなりました。

尚、車高調についての考察は、下の画像をクリックしたページで紹介していますので、興味がありましたら覗いてみてくださいね。

【3】気が抜けた?

トーションビーム式サスペンションは左右輪が繋がっているので、どちらかのタイヤが段差を踏めばその振動が反対側にも伝わります。

独立したサスに比べると乗り心地や操縦安定性が少々劣るんです。

とはいえ、速度無制限のアウトバーンの国で開発されたアウディのサスペンションは、トーションビーム式と言えども決して悪くはありません。

しかし、アウディの前に乗っていたBMWのサスペンションは「ヤッパBMWの操縦安定性は素晴らしいよ」と思えるシチュエーションが何度もあったのに対して、FFアウディに関してはBMWほどの感動がありません。

私見ですよ!

それも含めて、車種専用入念設計セッティングで有名なKWサスを入れることでの変化が楽しみだったのに、お流れになると何だか気が抜けてしまいました。

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【4】気にしなければいいのかな?

コンパクトセダンが好きな私的にアウディA3はジャストサイズであり、そのエクステリアは、私よりもむしろ妻のお気に入りであります。

で、長年ローダウン車を乗り継いできた私的にどうにも好きになれないフェンダーとタイヤの隙間ですが、遠目で写真に収めるとあまり違和感はありません。

車高を落としたい訳ではなく、フェンダーとタイヤの隙間を少し詰めた佇まいが理想な訳だから、フェンダー内が陰になっている時はあまり気にならないんです。

ここまでの画像を見ると「あまり気にしなくていいんじゃない」と思うでしょ

【5】されど気になる隙間です

しかし、近くで見るとねぇ~!

この隙間ですからねぇ~!

気になっちゃってるからそこばかり見てしまうしねぇ~!(苦笑)

リアなんて、隙間が広いのが通常のSUVよりも広いんでないのって感じですからね。

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【6】まとめ

アウディのスタイルは「エレガント」なんて言われることがありますが、確かに今のままで十分に優雅であり、妻が気に入っているのも理解できます。

KWサス断念で気が抜けたから「このままでもいいかな」と、サスペンション交換への気持ちが少々トーンダウンしております。

トーンダウンの理由には、もう一つの要因があります。

今回からお世話になっている田舎の極小アウディディーラーは、先日書いた「代車のガソリン料金をぼったくるディーラーのお話」に登場したお店です。

このディーラーは、今回の注文後の間違い以外にも、空約束や契約時の不備などもあったので今後のケアも含めて「この店舗で購入した車に手を加えるのは避けるべきなのかもな?」なんて考えになりつつある あーさん でした。

おっちょこちょいだけど憎めないって感じの担当なんですけどね。

それではまたっ♪

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