こんにちは、所有満足度が高くてお気に入りであったBMWを手放して少々気持ちが沈んでいるアーチビブログの あーさん です。
沈んだ気持ちはさて置いて、代替え車両が決まったので任意保険の車両入替手続きを行ったところ、約3,000円が返金になりました。
保険の満期まで残り3ヵ月での車両入替でしたので月々1,000円ほど安くなる計算です。
車両保険の金額が倍以上に変わるのに支払い保険料が安くなるというのは保険の型式別料率の面白いところなので色々と比較してみました。
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目次
1.輸入車の車格について
一口に輸入車と言っても軽自動車に近い小型車から超大型車まで幅が広いので、セグメントという分類方法で紹介されるケースが多いです。
セグメントとは欧州で乗用車を分類する車格で、最も小柄な車格のAから順に、A、B、C、D、E、F(L)と、6つに分類されています。
アーチビ家を例にとれば、「BMW 320d」から「Audi A3」へ変更したので、セグメント別では、「Dセグメント」から「Cセグメント」に車格が下がりました。
2.車両価格が2倍以上でも保険料が下がるケース
任意保険で今回変更するのは車両保険の項目のみです。
10年目BMWの車両保険は175万円の計算でした。
アウディの車両保険は465万円で計算して頂きました。
車両価格が約2.6倍になったので、当然車両保険料が上がるのを覚悟していましたが、逆に支払い保険料が安くなったのは想定外の嬉しい誤算でした。
私、過去にBMW3シリーズは大衆車だと言っていますが、保険料率を考慮するとアウディA3クラスが大衆車で、BMW3シリーズは少し高級車なのかも?
3.型式別料率クラスとは
型式別料率クラスには「対人賠償」「対物賠償」「障害」「車両保険」の4つの項目があります。
自家用(普通・小型)乗用車は「1~17段階」、自家用軽四輪乗用車は「1~3段階」で型式により区分され、保険金支払いの実績が少ない型式ほど数字は小さくなり、保険金の支払い実績が多い型式ほど数字は大きくなります。
つまり、事故が多い車両は保険料が高くなるという仕組みですね。
(1)型式別料率クラスを調べる方法
型式別料率クラスは下記のサイトで検索できます。
損害保険料率算出機構が事故実績を踏まえて1年に1回見直しを行っているので、事故が急増した型式は料率クラスが上がることがあり、逆に事故が少ないと下がることがあります。
(2)保険料率の比較
① 国産大衆車カローラの場合
上記の検索を使って、まずは国民的大衆車と言えるカローラセダンを調べたのが下記です。
見事に平均値という感じですよね。
② BMW 3シリーズ の場合
対して、私が所有していたBMWを調べたのが下記です。
対人、対物、障害についてはカローラと同程度ですが、車両保険は一気に「16」まで上がります。
③ アウディ A3 の場合
次に、代替え車両のアウディが下記です。
対人、対物、障害はカローラよりも少し安いくらいで、車両は少し高いクラスになりますが、元の車両価格を鑑みれば仕方なしというところだと思います。
しかし、BMWと比べれば全体的に安くなるということが理解できました。
④ プリウス の場合
ちなみに、事故が多いという悪い噂?のプリウスも調べてみました。
カローラセダンやアウディA3と同セグメントに当たると思いますが、対人賠償のクラスが2倍に跳ね上がっていることから、やはり噂ではなく事故が多い車両ということになりますね。
人身事故の補償額は車両価格を大きく上回るケースがありますからね。
4.輸入車の保険料は高いのか?
こうやって比較してみると、輸入車の保険料が高額という訳ではないですね。
大雑把に、高出力で運転を楽しむスポーツカーは高い傾向で、低出力で安全運転のファミリーカーは安い傾向にあると言われていますが、登録が少ない車両は事故も少ない訳だから一概には言えないです。
輸入車の場合、元々の車両価格が高額であり部品も輸入するので修理費用が高いことから、同セグメントの国産車と比較すると車両保険だけが高めのクラスに設定されるのだと思います。
私の場合、10年間所有したBMWの維持費は国産車と変わりなかったですけどね。
5.まとめ
保険料が安い車を選んで購入するという人は少ないと思いますが、安いに越したことはない訳で、選んだ車種の保険料が偶然安い料率だったというのがベストかな?
それにしても、現在の任意保険は非常に細分化されていて驚きました。
現在、型式別料率クラスの4項目が全て最安の「1」という車両は無いのですが、全ての事故を自動で回避できる車両が誕生したら「オール1」になる訳ですよね。
そうなると保険そのものが必要なくなり、事故が起こらないとなると高齢者の免許返納も必要なくなるのかな?なんて思ったあーさんでした。
それではまたっ♪
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