交通安全協会への入会は必要か?

こんにちは、アーチビブログです。

運転免許証保有者のあなたは、交通安全協会へ入会していますか

昔は免許証の更新時に説明も受けずに勝手に入会させられていたのですが、最近は入るか否かを聞かれるので入会していない人も多いのではないでしょうか

わが家の場合は、私だけが入っていて家族は入っておりません。

というのは、私が現在の住居に引っ越して来た時に「何もしなくていいから交通安全協会支部の役員を受けてくれ。」と頼まれ、断り切れずに受けたまま現在に至り、小さな小さな地方支部の会計をしている(させられている)関係上、脱会していないからです。
実際は何もしないわけにはいかないんですけどね!

最初に述べちゃいますが、「必要な団体か?」と問われれば、「現在は必要ではないかな?」と言える組織だと思っております。
個人的意見としてですよ!


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1、入会について

入会は「義務ではなく任意」です。

運転免許証の更新時講習が行われる免許センター、また、運転免許試験場や警察署の窓口で入会が可能です。

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(1)会費

私の地区の場合の会費は年500円なので、更新年数が3年ならば1500円

ゴールド免許の5年ならば2500円を運転免許証の更新時に支払います。

(2)メリット

各都道府県により違いはあると思いますが、事故での入院時(20日以上)のお見舞金(万円程度)や、チャイルドシートの無料レンタル(クリーニング代が必要な場合があります)、協賛店舗の割引などがあります。

協賛店舗については、私の地域ではガソリンスタンドの割引やホテルの宿泊割引などですが、私は使った事がありません。

協賛店側も、いちいち「交通安全協会員さんですか」なんてことは聞きません(笑)

昔は、交通安全協会から免許証更新の案内が届いておりましたが、現在は警察から届くので、更新前通知のメリットはなくなりました。

2、小さな支部での出来事

私が会計をしている末端支部の話をします。
30年前の人口が約12,000人で現在は7,000人程度という過疎化が進む田舎街の中で支部に分けられていて、私は加入者が約130人(支部の中では最大)の支部に属しております。

(1)事業内容

交通安全運動週間時の交通安全幟の設置や、警察署とタイアップした交通安全運動啓発活動。
地域の小学校及び子供会とタイアップしたお子様の自転車点検。
カーブミラー磨き。
などでを行っていて、全てボランティアです。

(2)活動費

県の交通安全協会より年に万円程度の活動負担金が支払われています。
金額は加入者の人数に左右されるので、全盛時は10万円以上あったと聞いております。

若者が協会に入会しなくなったことや免許を保有していない老人の割合が多いことなど、加入者は急激に減りました。

支出の内訳は、カーブミラー磨きに必要なモップなどの備品購入、総会の資料代や参加者への粗品(タオルなど)購入、簡単な懇親会費に使われます。

(3)上層支部からの不可解な指示

加入者全員に出席を促す支部総会で「活動報告・会計報告・役員編成」などの承認を求め、承認された資料を上部組織(県の協会)へ届けていたのですが、年ほど前より、「活動報告と会計報告さえ届ければ良しで、会計監査や総会の開催は必要なし」ということになり、その時に「活動費を使っていない支部には負担金を支払わないようにする」というお達しがありました。

お偉いさんの「払ってやらないぞ!」という高飛車な指示だったらしいです。

それを聞いた私は、私の支部の支部長と事務局長に「ならば支部は解散しましょうよ!」と進言しました。

というのは、高額な給与を受けているお偉いさんと違い、こちらは所詮ボランティアですから高飛車なお偉いさんに従う必要はありませんからね

しかし、よくよく聞いてみると、全く活動をしていない支部が数支部あり、それらの支部に対する戒めの言葉だったらしく、私の解散提案は却下されちゃいました。

確かに、総会を開催しても出席者は粗品目当てのご老人ばかりですし、僅かな活動費に監査は必要ないかもしれません。
だからこその「解散提案」だったんですけどね。

3、過去はブラック組織?

一口に交通安全協会と言っても、私が属している末端のボランティア組織もあれば、給与や退職金を頂いている上層部の組織もあるわけですよね。

警察署単位の地域交通安全協会は、かつては都道府県単位の交通安全協会の支部だったことが多かったのですが、現在はほとんどが任意団体として形式上は独立している。とのことなので、私の支部は独立した任意団体に当たるのでしょうね。

過去には、強要まがいの勧誘や詐欺まがいの集金方法問題、退職警察官の天下り先で法外な役員報酬や退職金問題などあったようですが、そのような問題に対して、会費徴収窓口と運転免許証更新窓口の分離などを含む運用改善を行ったところ加入者が激減したのだそうです。

言われてみれば、確かに、現在は窓口が全く違う場所になっていますし、昔のように高圧的な職員さんはいなくなりました。

むしろ低姿勢過ぎて怖いくらいです!(苦笑)

結局は、運転免許証更新時に交通安全協会に入るか入らないかはあなた次第です!ということになりますよね。

4.まとめ

最後に、話が少々外れますが、私の地域の場合、仕事などの関係で平日に免許センターへ行けない場合は、日曜日に運転免許試験場に行って更新します。

そこの受付をしている方は本物のお巡りさんですので、二日酔いでアルコールが抜け切れていない酒好きさんが「酒は抜けた!」と自己判断で行っちゃって、自分では気づかないお酒の匂いを発してたりすると「アウト!」ですからねっ。

免許更新前夜の深酒には気を付けましょうね!

それではまたっ!

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