こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
稀にニュースなどで警察の停止命令を振り切って逃げようとする映像が流れますよね。
あなたはそういうカーチェイスの場面に遭遇したことがありますか?
本日、一風変わったカーチェイスに遭遇したのですが、下の挿絵を見たら一発で理解できる方もおられるかもしれないというローカルなカーチェイスでございます。
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目次
1、一時不停止違反(一時停止違反)
話を進める前に、一時不停止違反について少し説明させてください。
一時不停止違反には次の2つの違反があります。
(1)指定場所一時不停止等違反
「止まれ」の道路標識や道路上に「止まれ」の指定がある場所で一時停止を怠った場合に問われる違反です。
(2)踏切不停止等違反
踏切を通過する際、踏切または停止線の直前で一旦停止を怠り、電車(汽車)が来ていないかの安全確認をしないで踏切を通過した場合に問われる違反です。
(ただし、踏切に信号機があり信号に従う場合は停止する必要はありません。)
(3)2つの一時停止違反の違い
これ、何が違うって、違反点数はそれぞれ「2点」で同じなのですが、反則金の金額が違うんですよね。
大型車 | 普通車 | 二輪車 | 原付・特殊小型車 | |
---|---|---|---|---|
指定場所一時不停止等違反 | 9,000円 | 7,000円 | 6,000円 | 5,000円 |
踏切不停止等違反 | 12,000円 | 9,000円 | 7,000円 | 6,000円 |
二輪や原付は、しっかりと足をついて止まりましょうね!
足先をチョン!だけでは捕まりますよぉ~!
2、パトカーの取り締まり
「同じ取り締まりをするのなら、道路の一時停止よりも違反金が多い踏切の一時停止!」と、お巡りさんが思ったかどうかは知りませんが、建物の陰に隠れて取り締まりをしているパトカーって稀に見かけますよね。
3、網にかかった獲物!?
で、私の前方を走行していた軽トラックが、踏切で一旦停止を怠って行ってしまいました!
そして、サイレンの音と共に「パトカーさん」の登場です。
私の車両の前に割り込まれました!
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4、停止命令無視
ここで冒頭のイラストですが、「前の運転手さん、止まってください!」の呼びかけが始まりました。
5、カーチェイスの始まり
ところが・・・。
全く停止するそぶりがありません!
「シルバーの軽トラック!止まってください!」と連呼されております。
速度は、30km/h 程度と極低速を維持しております。
パトカーはナンバープレートの番号を呼び掛けて停止を促しておりますが、一向に止まる気配はありません。
これもカーチェイスと呼んでいいですよね?(笑)
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6、結末
結局、軽トラックがドラッグストアの駐車場に入って御用になるのですが、これは、パトカーの停止命令に従ったのではなくて、運転手さんがドラッグストアに用事があったから入ったというのが正しいです。
というのは、耳が遠いお年寄りドライバーだったから、停止命令もサイレンも聞こえなかったんですね!
バックミラーも見ていない!?
パトカーも声を荒げることはなく、停止するまでゆっくりと追尾という感じでしたので、田舎の日常茶飯事なのかもしれませんねぇ~!
7、こんな時、運転に必要なマーク
聴覚に障害があるからと言って運転免許を持てないわけではありませんが、今回のようにパトカーのサイレン音も聞き取れないようであれば、緊急車両の進路妨害をする可能性もあるわけで、聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)を車両に貼り付ける(見える位置に表示する)必要があるのではないかと思います。
普通自動車の運転者が、聴覚障害を持つことを理由に免許に条件を付されている場合、自動車に表示するマークです。
この表示は義務であり表示しない場合は道路交通法違反になるのですが、そういう条件を付されていない耳が遠くなった高齢ドライバーも多いのではないでしょうか?
やむを得ない場合を除いて、このマークを表示している自動車に対して「幅寄せ」「割り込み」などをした場合には道路交通法違反になるので、生活のためにどうしても車が必要な高齢ドライバーさんには普及を促すべきかもしれません。
義父(うちの妻のお父上)も、最近すごく耳が遠くなり、でも運転しているので非常に気になった出来事でした。
それではまたっ!
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