コロナ問題渦中の法事を決行 葬式や法事のお布施金額について

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

父が他界して年目になり、七回忌の法要を済ませました。
法事の前日、雨上がり後にお墓掃除に行き、そこから見た景色が下の画像です。

素人写真では伝わりませんが、遠く遠くの山々を雲が覆う壮大な景色でして、こういう風景を見た時に「俺、田舎暮らししてんなぁ~!」と思うわけです。(笑)

新型コロナ感染症問題により、まず法事をやるのかやらないのかで悩みましたが、新聞の「家族葬で執り行いました」という「おくやみ欄」を見るにつけ、三密を避けるためとはいえ、お寺さんの収入も減っているのではと思って決行した次第です。

信心深くはないんですけどね!

参加人数は最低限で、各自が離れて座り、ご住職も含めてマスク着用での法事です。

「このようなブログをアップして誰が見るのか」って感じなのですが、お読みいただく方への問い掛けの意味でのアップでもあります。

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1、お墓って必要なんですかね?

わが家は、亡くなった父親が初代なので「お墓」がなかったんですよね。
当然、お寺さんとは檀家(お布施などで寺院の財政を助ける家)としての付き合いはなかったわけです。

寺院の修繕費や改築費など、経済的な支援を行う檀家への金銭的負担の問題で、最近は檀家をやめる家も増えていると聞きます。

で、生前の病床の父に「俺の代はいいけど、孫の代になるとどうなるか分からないし、最近は散骨等で済ませる家も増えているらしいし、どうする」と問いかけたところ。

「お墓は絶対に建ててほしい!」という答えで、それは母親も同意見でした。

でも、母は、墓掃除や寺院との付き合いなどの概念が

全くありません!(苦笑)

「若い者に任せておけば全てやってくれる」と言っておりますが、そもそも私は「墓は必要ない派」なので、建ててほしいと言った母が何もしない事には、いささか閉口しております。

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2、葬儀のお布施について

お寺あるあるだと思いますが、お布施って具体的な金額が分からない場合がほとんどです。

中には金額提示をしている寺院もあると聞きますが、田舎のお寺は「気持ちです。」の一言で片付けられてしまいます。

わが家の例ですが、死亡後、病院の退院手続きや、葬儀社やお寺への連絡、役場への死亡届け、葬儀費用の捻出など、一気に慌ただしくなります。

そのゴタゴタの中で、お寺から「戒名は家柄的に文字がよろしいかと思います。」と言われました。

何も分からず言いなりになる人もあると思いますが、この戒名の文字数によって、その後の護寺会費(寺院墓地などの維持費として毎年徴収)や、寺院修繕時などの寄付金の金額設定が決まるので大変重要なんですよね。

ちなみに、うちのお寺の毎年の護寺会費は9,800円です。

なので、極端な話、できる限り文字数が少ない戒名がいいのですが、私は、父のプライドの最低限であろう「文字にしていただけませんか」と住職にお願いしました。

ちなみに、墓の土地は父が既に購入していて、檀家ではないのに霊園会長を受けていたりしたので、葬式当日のお布施は文字戒名相当の金額にさせていただきました。

え?いくらって?

地域や、お寺の格など色々あると思いますので参考にならないかもしれませんが。

30万円です!

プラス、和尚様がお二人で来られたので、別途、御膳料万円。御車代千円も包みました。

余談ですが。
お布施料をお寺に聞けば「気持ちでよろしいです。」としか教えてくれないから、何も分からず数万円を納めた友人にお寺から連絡が入り「これっポッチでは足らないです!」と言われた事例がありました。

なら、最初から教えてくれよ!

って思いますよね。(笑)

3、法事のお布施について

その後、初七日、忌明け(四十九日)、一周忌(初盆)、三回忌、七回忌と法事が続いて行くので、文字戒名ならばこの程度でいいかなというお布施を納めております。

お寺だけではなく、誰かに聞いても「気持ちだよ」としか教えてくれないケースが多いので、私は聞いてくる人にはオープンに答える事にしております。

で、ぶっちゃけます。

<初七日>
お布施 10,000円
<忌明け>
お布施 100,000円
<一周忌>
お布施 50,000円
<三回忌>
お布施 30,000円
<七回忌>
お布施 30,000円

その他、住職が自分で来られた場合は「御車代」として3,000円~5,000円
法事後の食事会に住職が出席されなかった場合は「御膳料」として5,000円
塔婆に経文などを書いて頂いたお礼の「塔婆料」として1,000円
お寺へは御供えの菓子折りも持参しますが、それとは別に「添法事」として、親戚など出席者の家族につき1,000円軒出席なら1,000円×5封筒)を納めます。

4、まとめ

凄く大雑把に言えば、葬式費用は集まった香典で賄い、法事費用は出席者からの御仏前で賄えば金銭的負担は軽く済みますし、支出と収入が同じくらいになればいいんです。

なかなか上手くはいかないですけどね!

でもねっ
私の友人で、葬儀は家族葬で済ませ、その後は一切なにもしないヤツがいるんですが、それも有りだと思うし、これからはそういう家庭が増えるんじゃないかな?とも思うんですよ。

わが家が、もしお墓を建立しなかったら100万円以上が浮き、檀家になっていなかったら、法事費用や護寺会費が全て浮くわけですからね。

私の地域の別のお寺で、「寺の屋根の修繕」を理由に、檀家各戸へ30万円の負担金請求があり、急遽、檀家同志の会議をしたという例がありました。

負担金を現金で支払った家、ローンを組んで支払った家、檀家を抜けた家(別のお寺へ移った)などがあるそうです。

で、あなたならどうします?

という問いかけブログになった次第です。

なんだかね、私のように信心の気持ちがない人間には必要ない事のように思えますし、でも、仏の供養をすることは悪い事ではないとも思いますし、そういうシガラミに縛られる事なく暮らすって難しいのかもしれませんね。

以上、田舎のお寺事情でした。

ではまた

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