こんにちは、アーチビブログです。
町内会、自治会、またPTAなど、生活する上でお願いされる役員って面倒ですよね。
役員を受けても仕事の都合で欠席が多いと迷惑を掛けることになり、輪番制の役員を受けないというのも迷惑を掛けるわけで悩んでしまいます。
今年、私が暮らす田舎では、6年に1度の大きな祭りが春にあり、コロナ禍で2年間中止になっていた毎年夏に開催される小さな神社の催しは、大きな祭りが出来たのだからという理由で再開となりました。
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1.新参者に押し付けられる役職
その小さな祭りの会合で、30代の役員(Fさん)が声を上げました。
「折角やめていた行事をわざわざ再開する必要はないと思います。」
という意見です。
Iターンで都会から越してきたFさんの地区では、若い人に役を押し付けて「何もしない年寄り」が多く、行事の度に仕事を休んでいられない故の中止続行の嘆願です。
小さな催しといえど、神社の参道を照らす提灯のスポンサー集めや集金など、仕事を休んで平日に回らないとできませんからね。
コロナ第7波の前でしたので、再開と中止続行のどちらの意見も正論だと思いましたが、結果は再開ということになりました。
2.役を逃げる人と逃げない人
確かに「何もしなくなった年寄り」は多いのですが、彼らの多くは若い頃に頑張っていたわけで、本当に何もしないという人は少数ですが存在します。
「仕事が忙しいから役を受けられない」というのは正当な理由ですよね。
但し、毎晩帰宅が遅い仕事もあれば17時には終わる仕事もあります。
田舎だから近所のライフスタイルは分かるので、17時半には自宅で晩酌を楽しんでいる人が仕事を理由に役を受けないと反感を買うことになります。
この様なタイプは、定年になっても体調が悪いなどの理由で逃げを図りますが、逆に、定年後に面倒な役でも受けまくり過去のツケを返す人もいて、人選の辻褄合わせが何とか出来ているという感じです。
3.役の適齢期
私の地区でも、定年になり毎日ウォーキングに勤しんでいる方が「ワシは歳だから出来ないと思う」という断りをされた例があります。
「ご高齢」というのも役を断る正当な理由ですが、定年間もない65歳くらいが、実は一番の適齢期なんですよね。
彼の場合、回り持ちなどの簡単な役は受けるけれど、町内会長などの大役は受けたくないということですが、町内会長とてそんなに多忙なわけではないので、人前に立つのが苦手などの理由ならば理解できます。
ちなみに、班長などの回り持ち制度自体も破綻しつつあるのが過疎化が進む田舎の現状です。
4.同じやるなら楽しまにゃ損
考えてみれば、私も若い頃は何もしないで口ばかりの長老達に反抗的だったので前出のFさんの気持ちはよく分かります。
今の地区に越して直ぐに役を持ってこられた時、早く街に溶け込みたい一心で受けて以後、大小様々な役を受け続けて30年以上が経過しました。
私の場合、町内の役を受けることが可能な仕事ではありますが、長年続くと精神的に結構キツイです。
最初の頃は無我夢中でしたが、一通りこなして手抜きも覚えた現在は、楽しめる仲間と一緒に受けることにしています。
飲み仲間やバイク仲間など、気心知れた連中となら苦労も楽しさに変えられるわけで、頼む時もあれば頼まれる時もあるから受ける回数は増えますが、仲間とならば普段の生活と変わらないというのがミソなんです。
「できる限り神対応でやろうぜ!」というのが口癖になってはいますが、こういう記事を書いていること自体、不満に思うことも多いわけで、この先どうなることやら?
コロナ禍が収束したとしても、行事の縮小化や簡素化は進めるべきだと思う今日この頃でございます。
それではまたっ!
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