新型コロナウイルスについて ニュースで聞く耳慣れない言葉の意味

新型コロナウイルスで、世界中が大変なことになっております。

田舎暮らしの私の地域では大勢との接触が少ないこともあり、大事には至っておりませんが、都市部での感染拡大が進めば日本経済が麻痺するわけで、他人事と捉える時は既に過ぎ去っております。

普段聞きなれない言葉が報道されますので、私自身も戸惑う事があります。
間違った受け取り方をしないように報道される言葉をまとめてみました。

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1、濃厚接触者とは

新型コロナウイルス感染症に関する「濃厚接触者」が定義されました。

患者(確定例)が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者を指します。

新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内などを含む)があった者。

適切な感染防護なしに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していた者。

新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液若しくは体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い者。

その他、手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者(確定例)と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)。

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2、不要不急の外出自粛とは

不要不急とは「重要ではなく急ぎでもない事。用事も無いのにウロウロする事。」です。

人には生活があります。仕事をしないと収入が生まれず、食材を買わないと食べの物にありつけません。

なので、食材調達は通常のペースでマスクを装着して買い出しに出掛ける。という行動がベストであり、買い占めるという行為は社会全体に悪循環を起こすので避けるべきです。

3、テレワークとは

情報通信機器などを活用して、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働くことができる形態のことを差します。

可能な人は、可能な限りテレワークを活用すれば満員電車などでの集団感染が少しでも防げるという事だと思います。

4、オーバーシュートとは

同じ様な言葉で「アウトブレイク(感染爆発)」という言葉は聞いたことがありますが、「オーバーシュート」は本来、金融や証券用語です。

ただ、映画の題名にもなった「アウトブレイク」を使用すると、「ただならぬ恐怖」を覚えるのは私だけではないはず

映画「アウトブレイク」ほどの脅威は無いにしても感染率は高く、爆発的に感染者数が増えそうな場合に、警鐘を鳴らす意味で「オーバーシュートの危険性あり」として使われているのだと思います。

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重症化を食い止めるために「換気の悪い密閉空間を避ける」「多人数と密集しない」「近距離での会話や発声を抑える」は頭に入れておくべきです。

5、クラスターとは

クラスターとは、小規模な集団感染や、それによってできた感染者集団のことです。

今回は、「1ヵ所で5人以上の感染者が出たケース」と定義されました。
具体的には、北海道のライブハウスや千葉県の福祉施設、東京都の医療機関や飲食店、新潟県の卓球スクールなどが含まれます。

目次3で述べた「密閉空間」「密集場所」「密接場面」である三つの条件の重なりを避けることがクラスター感染予防になります。

6、ロックダウンとは

ロックダウンとは都市封鎖のことです。

都市封鎖と聞くとこれも恐ろしさを感じますが、具体的には、クラスターが発生した地域などの「対象エリアの住民の活動を制限する」などが挙げられ、「外出禁止」などが代表的な処置になると思われます。

7、パンデミックとは

パンデミックとは、感染症や伝染病が世界的に大流行する状態です。

航空機などの交通機関が発達した現代では瞬く間に世界中に広がることがあり、今回の新型コロナウイルスの拡大はパンデミックと言えます。

8、フェーズとは

フェーズは「段階」「局面」を意味しビジネス上で使われることが多い言葉だと思いますが、新型コロナ報道での使われ方は「小規模から大規模への段階」とか、「強制的な外出禁止令を発令する段階」などの意味で使われていると思います。

9、緊急事態宣言

「新型インフルエンザ等緊急事態」発生の際の措置
(あくまでも、発生の際を見越した措置法案です。)

外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示
住民に対する予防接種の実施
医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
緊急物資の運送の要請・指示
政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用
埋葬・火葬の特例
生活関連物資等の価格の安定
行政上の申請期限の延長等
政府関係金融機関等による融資

田舎は都会よりも安全ではありますが、一刻も早い事態の収束を祈ります。

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