見通しのよい交差点で出会い頭の衝突!コリジョンコース現象

こんにちは、気になった交通関連のニュースを稀に取り上げるアーチビブログです。

交差点で右折車と直進バイクが衝突する「右直事故」によりライダーが死亡するケースを昨年は何度か取り上げました。

今年最初に取り上げるのは、見通しのよい交差点で直進車同士の出会い頭の衝突により若いライダーがお亡くなりになったケースです。

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出会い頭の衝突事故

日、滋賀県の市道交差点で、近くに住む41歳女性が運転する乗用車と専門学校生の19歳男性運転のバイクが出合い頭に衝突し男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

時間は1745分頃、現場は信号のない十字路で乗用車側に一時停止線があり警察は詳しい事故の原因を調べているとのこと。

冬季のこの時間帯は日没後なのでお互いのヘッドライトは確認できていたでしょうし、女性には慣れた道路でもあり一時停止を怠った過失があるのは間違いないと思います。

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課される責任

加害者には「刑事責任(過失運転致死罪など)」「行政責任(運転免許の停止や取消)」「民事責任(被害者遺族への損害賠償)」「社会的責任(懲戒処分や懲戒免職)」などの責任が課されます。

この女性は市の職員とのことなので、「国家賠償責任」で国や自治体が賠償することもありますが、その後、原因者に対して金銭の支払いを求める(求償)場合もあり、懲戒免職となるケースも多いので生活への影響は甚大です。

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身内の出会い頭事故

随分昔ですが、妻の父親が出勤時に、渋滞する幹線道路を避けた抜け道で出会い頭の事故を起こして車が炎上したことがあります。

田園の中の十字路交差点で、上記のケースと違いどちらにも停止線がない道路でした。

双方軽傷で物損事故扱いのみとなり、過失割合も五分五分の「過失相殺」で、自分の損害は自分で負担しそれ以外に罰則等は無し(刑事罰対象外)というケースでした。

「相手の車を認識していたのに衝突してしまった」という義父の言葉を当時は不思議に思ったものですが、ある条件下で「動いている物体が止まって見える」という人間の視覚特性を「コリジョンコース現象」として説明されるようになったのは近年だと思います。

コリジョンコース現象について

コリジョン(collision)とは「衝突」「激突」という意味です。

目の錯覚が起こす事故

例えば、見通しのよい交差点に、直角方向から自車に対して斜め45度の位置から同じ速度で接近する車があったとすると、相手の車が止まっていると認識してしまい衝突するまで注意を払わないことがあるのだそうです。

中心視野と周辺視野

人間の視野には、物の色や形をはっきりと認識する「中心視野」と、色や形の違いを認識しづらい「周辺視野」があります。

ドライバーは前方横方向から近づく車を「周辺視野」で捉えがちなので、交差車両が同速度と同角度で近づいてくると動いてないように見えることがあるのだそうで、それが「コリジョンコース現象」というわけです。

地理的な条件から「田園型事故」とか、北海道十勝地方で多発したことから「十勝型事故」とも呼ばれているので、義父の事故は正に「田園型事故」ですね。

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まとめ

義父の事故は毎朝の慣れた通い路で油断もあったと思いますが、双方にコリジョンコース現象が起こっていたことで説明が付きます。

公務員の女性の事故は、例えコリジョンコース現象が起きていたとしても、一時停止と左右確認を怠らなければ防ぐことができた事故です。

その注意散漫な運転が若者の未来を奪い、被害者遺族と自分の家族の平穏な暮らしを奪ったわけで、車にもバイクにも乗る身として他人事では片づけられない事故だと思いました。

被害者や加害者を自分や自分の家族に置き換えてみると胸を締め付けられる思いがするわけで、皆さんの安全運転を心より祈念して終わりと致します。

それではまた

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