BMW F30 バッテリー交換 DIYは安価だけど大変というお話

こんにちは、アーチビブログです。

カーバッテリーの交換時期は通常5年程度と言われており、オーディオに凝るなどで電力を多用する場合は3年程で交換ということもあります。

わが家の「BMW 320d」は9年目を迎えても、適度に充電しているから問題なく使用していますが、耐久年数的に突然終わることもあるので買換えを決意しました。

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1.輸入車用バッテリーについて

BMW F30 アイドリングストップ車用のバッテリーは「92Ah AGM」という規格です。

(1)Ahとは

Ah(アンペア)とは、電流の大きさを占める数値で、この数値が大きくなるほどバッテリーの容量が大きいことを表しています。
Ahの数値が大きいバッテリーほど長時間の使用が可能となります。

(2)AGMとは

Absorbed Glass Mat の略称で、ガラス繊維(グラスマット)に電解液を含ませることで、従来型のバッテリーよりも電解液濃度に差を生じさせず均等に電極全体の性能を発揮させます。

ドライバッテリーとも呼ばれ、従来型(ウエットタイプ)に比べ3倍の放電量が可能となり、電気消費が多い車に純正採用されるようになりました。

ちなみに、充電制御系がAGM専用設計されている車両に従来型バッテリーを積むと直ぐに上がってしまうことがあるそうです。

(3)サイズについて

長さ351mm 奥行き174mm 高さ189mm 重量26kg

従来型の2倍以上の大きさと重さです。

(4)価格について

輸入車用バッテリーは高額ですが、購入方法によって金額は幅広いです。

ディーラーの場合

ディーラーでの正規金額は下記です。

バッテリー 65,670円 交換費用 6,050円 71,720円

ネット通販の場合

ネット通販の場合、2万円台~6万円近い範囲で売られています。

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同じ規格なら安く買えるに越したことはありません。
自分で交換できる人はすべきだと思います。
 
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2.何処で買うのがベスト?

できるだけ安く上げたいのは山々なのですが難しい面もあります。
私の場合は体力的なことで悩みました。

(1)DIYは安上がりだけど

私の場合、今までの所有車両は仕事用の軽トラを含めて15台以上ですが、バッテリー交換は自分で行うのが通常でした。

 
その方が安上がりですからね。
 
しかし
 
昨年末から腰と肩を痛めているので、トランクの隅から26kgの重量物を取り出し、更に設置する作業は無理と判断しました。
 
下手したら、身体と車の両方を傷つける可能性がありますからね。

 

(2)腰痛を考慮しディーラーへ依頼

上記の理由で、安売りキャンペーン時での購入予定を伝えていたら、先日、下記のDMが届きました。
 
 
 
2割引きでも高額ではありますが、これ以上身体を壊すわけにいかないのでディーラに依頼することにしました。
 
 
 
金額は13,720円の値引きで、総額 58,000円 でした。
 

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3.BMWバッテリー交換の都市伝説について

「BMWのバッテリー交換は、交換後にディーラーでリセット作業が必要!」という噂があるのをご存じでしょうか
 
これ実は、走行していると自動リセットなるそうです。
 
噂はあくまでも都市伝説だったということで、自信がある方は自分で交換すると確実に安く上がります。
 
これについて、コメント欄に質問があったので長々と答えておりますが、私がディーラーで交換した時は「リセット作業必要なし」との事でしたが、ネット上では「必要」という情報ばかりなので、個人での交換の際は確認をお願い致します。
 

4.余談

外したバッテリーを拝見させていただきました。
 
両手用の持ち手がついているから持ち上げることはできますが、やはり相当重くて、自分でやらなくてよかったと素直に思いました。
 
 
今回は2ヵ月間有効の2,000円商品券を頂きましたが、欲しい物はなく、1.716円の携帯用魔法瓶に交換しました。
 
個人的には、これ見よがしな「BMW」の文字が要らないんですけどね(苦笑)

 
 

5.まとめ

「アイドリングストップをしなくなったからバッテリーを交換した。」というお話を聞くこともありますが、実は、そこからの寿命って結構あるんですよね。
 
バッテリー比重が80%以下になると、充電量保護のためにアイドリングストップがキャンセルされるのですが、適度に充電してやると復活するんです。
 
私の場合、車両購入から4年後にアイドリングストップをしなくなり、その後は数か月に一度の充電でアイドリングストップ機能は常に可動していました。
 
なのでAGMバッテリーの寿命は長いと言えますが、9年となると突然息の根を止める可能性もあるので、良いタイミングだったと思います。
 
ちなみに、充電器はディーラーから勧められた「CTEK」を使っています。
ディーラーもおすすめの優れた充電器です。
 
 
 
下画像は、作業が終わりショールーム横へ移動された愛車です。
 
ディーラーには新型車が沢山置いてありますが、9年目でも古さを感じないところがBMWの良さですかね
 
 
さて、次は、3カ月後に迫った4度目の車検です。
 
10年目に入るからブレーキ系の交換もあると思うので少々高くつきそうですがどうなるか
 
またレポートしたいと思います。

 それではまたっ♪

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コメント

  1. 田中 幸彦 より:

    「BMWのバッテリー交換は、交換後にディーラーでリセット作業が必要!」という噂があるのをご存じでしょうか?

    これ実は、走行していると自動リセットなるそうです。と記載してありましたが、本当でしょうか?今週末に、自分でバッテリー交換」しようと準備万端です。自動リセットされるのであれば、BMWディーラーにコーディングを依頼しなくて済むので、とても助かります。BMW F30 320i です。色々と調べて勉強になり、アーチビさんの、この投稿を読んで、とても助かりました。これからもちょくちょく読ませていただきます。ありがとうございました。とても参考になりました。

    • アーチビ より:

      田中様
      コメントをありがとうございます。

      ご質問について、私が調べた頃は「自動リセットされる」という情報があり、ディーラでの交換時に「バッテリー情報書き換えリセット」について質問すると「特別な事はしておりません」との返答があったので「自動リセット」を鵜呑みにしておりましたが、現在調べると「リセット作業が必要」という情報ばかりになっていて少々面食らっております。
      当記事の文中に外したバッテリーを持ち上げてみた件がありますが、その時にも「仮にこれ自分で交換していたらデータの書き換えでディーラーに持ち込む必要がありましたか?」と聞くと「必要なし」という返答だったんですよね。

      なので、グレードや年式による違いがあるのかは分かりませんが「100%自動リセットします」とは断言できなくなっていて記事内容を変更する必要があり、田中様の期待を裏切り申し訳ない気持ちです。

      少し話が逸れますが、BMW購入直後に個人で数種のコーディングを行い、初回の点検時に個人コーディングは止めるようにディーラーから指摘を受けたんですね。

      ディーラーに入庫すると先ずOBD接続による車両診断が行われ、車載コンピューターに変更が加えられた履歴はディーラーのパソコンに接続された時点でドイツ本社と共有されるので、ディーラー以外でコーディングを行った履歴があるとコンピューターに不具合が発生した際に保証対象外になるケーもあり本社が煩いからという理由です。

      それを踏まえて、個人でのバッテリー交換は良いけれど個人での書き換えは宜しくないとしたら、交換前にディーラーに電話等でリセットについて質問されてみるのが安心だと思いました。
      期待に応えられない回答になり申し訳ありません。