BMWのリコールのため、ディーラーへ伺いました。
今回の作業は、2点で、「エアバックモジュールの交換」と「燃料供給ラインの交換」です。
過去のリコール内容も含めて説明します。
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1、運転席エアバックモジュールの交換
<内容>
運転席エアバックのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがあり、エアバック展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
<対処方法>
運転席エアバックユニットを対策品と交換。
2、燃料供給ラインの交換
<内容>
ディーゼルエンジン燃料供給装置において、燃料高圧ポンプへの燃料供給ホースに取り付けられているホース クランプの防錆処理が不適切なため、ホース クランプに錆が発生するものがあり、そのため、ホース クランプに亀裂が入り、最悪の場合、クランプの張力が弱まり、当該ホースから燃料が漏れるおそれがある。
<対処方法>
燃料供給ホースを対策品に交換。
3、排気ガス再循環装置の点検。不具合があれば交換
<内容>
ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、排気ガス冷却装置の耐久性が不十分であるため、冷却水が漏れるものがあり、そのため、排気ガスに含まれるススが冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入して、インテークマニホールドが溶損すると、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
<対処方法>
排気ガス循環装置(EGR)モジュールの点検を行い、不具合のあるものは対策品と交換。
点検の結果、不具合のない車両についても対策品の準備ができた段階で対策品に交換。
4、エンジンルーム防錆処理
<内容>
エンジンルームにおいて、防錆処理が不十分な箇所があるため、経年により錆が発生することがあり、そのままの状態で使用を続けると、車室内に水が浸入したり、警告灯が点灯したりするおそれがある。
<対処方法>
当該箇所に防錆処理を施し、バッテリープラスターミナルカバーおよびバッテリープラスケーブルを防水性強化のための対策品と交換。
5、排水グロメット取り外し
<内容>
エンジンルームの排水構造の設計が不適切なため、ホイールアーチカバー裏の排水グロメットにごみや落ち葉等が溜まり詰まってしまうことがあり、その場合、排水が適切にされず、最悪の場合は車室内に水が浸入するおそれがある。
<対処方法>
排水グロメットを取り外す。
6、マフラークランプ交換
<内容>
排気管接合部のクランプが不良で、熱によって劣化し異音がする場合がある。
<対処方法>
マフラークランプを交換。
7、まとめ
2013年式の我が家の車両の場合、上記6点のリコールがあり、その都度ディーラーからの連絡があり、随時作業は終了しております。
6年目だから、1年に1度のペースですね。
6度のリコールが多いか少ないかの捉え方は人それぞれだと思いますが、不具合が見つかれば修正することで調子の良さが続き、その車やディーラーと長い付き合いができる訳で、私は「リコール大歓迎」とは言いませんが、毎度手厚くフォローして頂き、ディーラーには感謝しております。
もし、同車両をお持ちの方で、受けておられないリコールがありましたら、点検整備をお薦め致します。
それではまたっ♪
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